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小野木縫殿介の妻

2022年09月15日 18:42

581 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2022/09/15(木) 17:57:23.65 ID:zmxQhNy+
貝原益軒「朝野雑載」から小野木縫殿介(小野木重勝)の妻

小野木縫殿介の妻は島左近の娘であった。
関ヶ原ののち縫殿介が切腹した知らせが届いたため、自害する気配であった。
(縫殿介は居城である福知山城を細川忠興らに対して開城したが、助命嘆願もむなしく細川忠興により切腹させられた)
縫殿介の妻は北政所に仕えていたため、宮仕えする女房たちは自殺をおしとどめ、そのそばを去らずにいた。
夜が更け、鶏が鳴く頃ひそかに守刀で自らののどを突き刺し失せた。
その際に書き置いていた辞世の句
「とりなきて いまにこえ行く 死手の山 関ありとても 我なとどめそ」

※キリシタンであったらしい



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