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あるとき、徳川義直少年はお弁当を作らせていました。

2010年06月10日 00:02

686 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/09(水) 20:09:50 ID:kHSGsWv+
あるとき、徳川義直少年はお弁当を作らせていました。
これから鷹狩りに出かけるのでランチにしようというのですね。
おっと、お父さんの家康さんがやって来たみたいですよ。

家康「坊や、何をしているんだい?」
義直「はい。お弁当を作らせました」
家康「おお、そうかそうか。お弁当かあ。



Back come on!!
野宿上等の武士が弁当なんか作ってんじゃねー!!」

おやおや、義直くん怒られてしまいました。
この後、義直くんは疲れて休んでいると家来の人がやって来ました。

家来「お疲れでしょう。この焼き飯でも召し上がって下さい」
義直「あっ!?そういうのはダメだって父上が言ってたぞ!」
家来「はっはっは。大殿さまは『腐らない口糧にせよ』と仰りたかったのですよ」
義直「・・・・・・」

そういうオチだったんですね。
きっとこうして徳川家のめんどくささは受け継がれていったのでしょうめでたしめでたし。




689 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/09(水) 20:19:26 ID:RmJYMvP5
>>686
まぁ、当時の『弁当』だから、今のケータリング頼むようなものだったんだろうな。
倹約家で、戦場では可能な限り身軽にするよう心掛けてた家康には、絶対に許せない所だね。

691 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/09(水) 20:43:03 ID:Xs3bpVMc
>>686
立花宗茂「???腐る前にお弁当全部食べればいいじゃん。もちろん戦陣でも。」

692 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/09(水) 20:48:45 ID:AS9oK0jJ
吉川広家「今、弁当食べてる最中」

693 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/09(水) 20:50:23 ID:+r6mneRs
上杉謙信「酒と塩さえあれば、それで十分」

694 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/06/09(水) 20:57:02 ID:uvh/uZtW
宇喜多さん家のあの人「皆さんお茶ドゾー」
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徳川義直の返事

2010年06月01日 00:04

101 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 17:43:29 ID:jPcbMmWQ
三代将軍家光のとき、徳川家綱が山王神社に参詣することになった。

幕府は親藩の当主たちに、家綱に付き添えと命じたのだ。

「余は尾張大納言である。家綱は無冠。やなこった。」

徳川義直の返事である。




104 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 19:27:48 ID:3ISLh79c
>>101
馬の引き手になることを拒否した義経と同じ末路になってもおかしくなかったんだろうか・・・

105 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 22:49:31 ID:P/LNkSxG
全く御三家はめんどくさいぜw

106 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 23:04:56 ID:DeFj7hJS
>>104
というよりも、尾張さんは家光に色々メンツつぶされてるからなぁ・・・。
(そしてその原因の大半は家光にある)
まあそれも「相手は将軍なんだからしょうがない」としぶしぶ従ってたが、
今回の件はつまり

「お前の息子でも無位無官なんだから従う義理はねぇよなぁ?
つまり、お前でも無位無官だったら従ってないんだよ。
将軍だから従ってやってたんだ、感謝してろや」

という、皮肉も満々なお返事だったと思われ。

それに一応義直さんは新陰流正統もちだから肉体的にも充実してるし、
「病気多くて体弱い家光なんて知らんよwwwww」的な気分だったのかも。



107 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 23:12:03 ID:kQf+mvBo
鎌倉・古河公方の野心度>>>>>>>>>>>>>>>御三家全部の野心度

108 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/05/31(月) 23:30:35 ID:wP5ompo0
>>107
と言うかこんな感じだなw

足利持氏の野心度>>>>>>>>>足利成氏の野心度>>>その他古河鎌倉公方の野心度>>>>>>>>>御三家全部の野心度

徳川義直がなかなか側室を持とうとしなかった理由

2010年01月26日 00:09

9 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/24(日) 13:10:38 ID:tWH6+iEO
めんどくさい御三家か

徳川義直はなかなか子供ができなかったのに側室を持とうとしなかった。
その理由が…

「側室など人倫の道に反する!(キリッ」

だった。儒教的には側室OKだったような気がするがとにかくそういうことらしい。
大御所秀忠・将軍家光が「尾張家断絶すんぞ!」と注意しても聞く耳を持たず、

土井利勝の説得でやっとこさ、おさいの方を側室にしたのでした。
まったく頑固な御人…かと思えば見初めた百姓の娘を側室にしてたり。
(ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-1499.html)

そして義直の息子光友はそんな父を回想する。

「親父は変人だった…。俺がたまたま生まれたから御家は助かった。
もうこんなことがあってはならない。

だから俺は子作りに励む!(キリッ」

光友の側室は10人、子供は男女合わせて21人であった。お前も大概だよ。




10 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/24(日) 18:48:28 ID:BVEOUiK6
隔世遺伝?


徳川義直「イライライライラ#」

2010年01月14日 00:06

17 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/13(水) 19:11:27 ID:KqWqRvAG
徳川義直「イライライライラ#」
家臣「(うわぁ、めっちゃ機嫌悪そうだよ…)う、上様…ご報告したいことが……。」
義直「あぁ!?なんだよ!!」
家臣「ひぃぃ!」
義直「…ちょっと待ってろや!!」

しばらくして…

家臣「上様は何処へ……。」
義直「いやぁ、すまんすまん。待たせたのう。」
家臣「上様、いままでどちらに?」
義直「うむ、厠で用を足してから謡曲をうたっておったのだ。では報告を聞こうか。」

機嫌が悪いと判断を誤る、というのが義直の自論だった。




18 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/13(水) 19:18:07 ID:64mCZX0X
>>17
そう言えば今年は名古屋開府400年だそうで。これも400年近く前のお話なんだなあ。
http://www.nagoya400.jp/

徳川義直の配下、焼き味噌を恐れる男

2009年07月30日 00:05

895 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 20:34:55 ID:pPR7UE5V
尾張の徳川義直の配下に変わった男がいた。
焼き味噌を何よりも恐れるというのだ。

それを聞いた義直は直に試してみようと酒宴の席にその男を呼び
酒宴の最中に声をかけて、肴の焼き味噌を手ずから下された。
焼き味噌を恐れていた男であるが、義直自らではどうしようもない。
仕方無く手を差し出し頂戴した。

と、その瞬間男の手は『木作りの如く』硬直してしまい引くことも曲げることもできなくなった。
驚いた義直は男を次の間に下がらせ焼き味噌を捨てさせたが
男の手のひらには赤黒く焼き味噌の痕が残り、やがてそこから腐り出して死んでしまった。

元禄期の尾張藩士の日記「鸚鵡籠中記」にある話




896 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 20:36:15 ID:NdJjwAp6
怖っ!
焼き味噌を塩や聖水の如く嫌う妖怪かなんかか!?

897 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 20:51:53 ID:ID3YGuaj
今昔物語にもそういう男出てこなかった?

898 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 20:56:33 ID:shJRW5bF
焼き味噌に見えたのは実は大権現様のウン・・・

おっとこんな時間に誰か来たようだ

899 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/07/29(水) 21:12:42 ID:J3n4Zxpq
焼き味噌を怖がっていたら徳川家臣になれない気がするw

900 名前:人間七七四年[age] 投稿日:2009/07/29(水) 21:38:07 ID:lvAqBhgT
>男の手のひらには赤黒く焼き味噌の痕が残り、やがてそこから腐り出して死んでしまった。

本当に焼きみそだったのか?

901 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 21:40:44 ID:sh7FfR2j
戦国には桃で死ぬ妖怪も居るし焼き味噌で死ぬ妖怪が居てもいいじゃないか。

902 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 21:41:08 ID:ag/KBVCb
数兆匹の麹菌の集合体だったんだよ

910 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 23:50:22 ID:pZvwcaI5
>>895
 大豆アレルギーの一種ってわけでもないか

911 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 23:56:29 ID:8GZ0o9vz
>>897
「胡桃酒を飲んで溶けうせる話」
寄生虫が人間として生まれ信濃の国司となるが、寄生虫が苦手とする胡桃酒を
出されたために正体が露見。本来の姿を現して水に溶けちゃった。
なぜか妻子もいたらしいw


徳川義直、十人目の名は…

2009年07月11日 00:05

229 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/07/10(金) 10:53:04 ID:Y7IN0Vnj
十人目の名は…

尾張藩初代藩主となった徳川義直は、藩政に尽力して東海地方の
産業振興に大いに寄与し、自身は質素倹約を旨とした名君であった。

ある時、義直は家臣達に命じた。
「我が家中にて、この者はけしからぬ(無能、傲慢、怠惰…等)と
思う者の名、十名を紙に書いて私に提出せよ。」
つまり、「家中の問題児は俺が直接指導してやんよ!」と言う事だ。
家臣達は、思い思いに紙に名を書き、義直に提出した。
集計した義直は奇妙な事に気づいた。ほとんどの者が九名の名を
書いているのだ。
義直(どう言う事だ?確かに「十名の名」と命じたはず…皆「十人目」
   を書いていないのか?誰だ?ここに書けぬ人物の名は…?)
ひとしきり思い当たる人物の名は、すでに書かれてあった。
「誰だ?」思案に思案を重ねる義直。…そして思い当たった!

「そうか!私か!」

そう。皆、書くに書けなかった「十人目の名」は当主、義直の
名であった。
たとえ名君と称えられても、やはり上司と言うのは部下から
煙たがれるのは、何時の世も同じであった。義直もこれに反省し
家臣には、より気を配るようになったと言う。

良い話と思うけど、義直と素直すぎる家臣のバツの悪い話って事で。





230 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 10:56:35 ID:0e+Fk+yS
気がついて逆上しないあたりが名君だな

231 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 11:00:16 ID:i1mbe5Ig
逆上するような主だと思われてたら書かれもしないわけだから
ある意味信頼を表してるともいえる


徳川義直‘この娘だ!’・いい話

2009年03月01日 00:15

381 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 07:20:02 ID:LEmSLTeB
むかしむかし、殿様がお供を連れて狩りの為にとある農村を通過しておった
村人達は平伏してその通過を見送っておったのじゃが…
盥(たらい)で水浴びをしていた爺さんが急な殿様の来訪にびっくりして腰を抜かしてしもうた
「大変じゃぁ~、着物を着ねば、着物を~」
この爺さんは元々体が悪くてのぉ慌てたせいか思うように動けんかった
まあ、当時は殿様の前で裸なぞ無礼討ちされても文句が言えないからのぉ、慌てるのも当然じゃて
「おっとう、どうし…ひゃあ~」
声にならない悲鳴を聞いた娘が出てきて飛び上がらんばかりに驚いた
何せ一目でわかるおっとうの命の危機じゃからの
じゃがおっとうに服を着せようにも殿様はどんどん近づいてきておった
困った娘は…

「こなくそおぉぉぉ!」
水 を 張 っ た 盥 ご と 父を担ぎ上げ、家に運び入れて隠したのじゃ

しかし殿様にはしっかりと見られてしもうた
娘は殿様の家来に呼び出され殿様の前に連れてこられてしもうての
お叱りを受けると娘は震えておったんじゃ
ところが殿様はの
「なんと身丈夫な娘じゃ。そなたからなら強き男子が生まれるに違いない。儂の嫁になれ」
と言うたんじゃ
娘は驚いたが殿様にどうしてもと頼まれて嫁ぐ事になったのじゃ
そして娘は殿様の期待通り立派な世継ぎを生んだとさ
めでたしめでたし


これは、愛知県に伝わる民話
ぶっ飛んだ話だが尾張徳川家公儀文書から裏付けのとれる冗談抜きの実話
場所は現在の愛知県名古屋市守山区の旧森山村
殿様は尾張徳川家の祖、徳川義直、娘は側室の乾の局、ちなみに生まれた子は尾張徳川家二代の
徳川光友である
当時の記録に「其の風姿活発骨格のたくましき様、丈夫も及ばざるものあり。義直これを見て
生子の勇武を望み請を得て侍妾となさんと欲す」とある
当時の徳川義直は正室の春姫(浅野幸長娘)との間に子が無く幕臣土井利勝から
側室を持つように勧められていた(幕命とも)がなかなか踏ん切りが付かなかったらしい
父親ごと盥を担ぎ上げた勇ましい娘の姿に義直が‘この娘だ!’と直感的に感じたのだろう


とっぴんぱらりのぷぅ




382 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 07:53:45 ID:SzUeHEgR
長尾為景にも似た感じの話がなかったっけか

383 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 07:59:49 ID:CdMNzVCS
実物見て決めれるチャンスなんてそうはないからな

384 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 09:12:53 ID:pKPhMP7M
真田信之「実物見て決めたかったよ・・・・・・」
細川忠興「妻絡みで嫉妬するなど見苦しいぞ」

385 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 10:38:47 ID:owIWcm8V
島津家久(悪)「妻は俺も自分で選びたかった。」

386 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 10:56:34 ID:PpuJBmuL
立花宗茂「俺なんぞ実物みて話もしてコリャダメだと思ったのが妻になった」

387 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 11:06:09 ID:PxkN6A44
鍋島「実物見て結婚余裕でした」

388 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/02/28(土) 12:26:02 ID:tLWfqAKu
ラスボス「全部実物確認の上でゲットした俺は勝ち組」

391 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 12:51:07 ID:O4QtVy4E
>>385
亀寿は兄貴のお下がりだからなww

392 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 13:24:52 ID:paQO48lx
>>391
亀寿も死んだ夫の弟に嫁ぎたくなんかなかっただろうなあ…
前の夫との夫婦仲は良かったみたいだし、夫の弟は性格がアレだし…
しまいにはこれですよ
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-1267.html

亀寿と家久(悪)の婚姻を強引に推し進めたラスボス許すまじ

395 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/02/28(土) 16:51:17 ID:SNQ1Io3E
>>388
家康「二番目の正妻は…いえ、なんでもないです」

401 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 20:36:20 ID:FcsJYblE
>>396
少なくとも桶狭間以前はおとなしかったらしい

402 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 20:44:42 ID:/Tx/oKm1
仇敵に旦那が尻尾振った、と思い込んじゃったらそりゃきつくもなるか

403 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 20:49:55 ID:txDeyKFG
だからといって嫁いじめをしていいわけじゃないってことか。
見かねた忠次「これは信長公にご報告しかないのう・・・」

405 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 20:51:50 ID:FcsJYblE
懐妊中だったのに息子共々置いてけぼりにされていい感情抱くわけ無いしね

406 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/01(日) 10:29:11 ID:JLaAZ0TD
でも築山殿と五徳は住んでた城が違うんじゃなかったっけ?

407 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/01(日) 11:08:35 ID:xd9/Ntss
ついでに言うと築山殿と家康の浮気相手のお万の方の住んでた城も違う