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今の戸田殿の先祖の事である。

2015年11月29日 17:09

48 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/11/28(土) 23:08:32.19 ID:d+tbKNRi
 小田原の陣で山中の城を落とそうとしていた時、中村家の臣渡辺勘兵衛と申す者、
城へ一番乗りをしようと決めていたが、東照宮のご家臣戸田左門が一番乗りをしてしまった。

 終わった後に、左門は勘兵衛と話しかけた。

「賭けとなってしまったことは残念に思います。
もっとも貴殿の働きは殿下の軍奉行、黄母衣衆に見届けられていましたよ。」

という趣旨の会話を東照宮の御座の隣でしていたので、家康の耳に入ってしまい左門は御前へ召出されてしまった。

「只今お前が申したことを逐一聞き届けた。もっともではあるが、聟の氏直の持ち城を、我等が手勢で攻め落とたところで、
たいして手柄にもなることはない。お前が骨を折った事は、我等にさえ聞き届けたら済むことで、今後山中の城攻めの事では、
とにかく力を入れるべきではない。」

との旨を仰られた。

程なくして、国替えの時に、戸田左門に五千石の加増が有ったという。今の戸田殿の先祖の事である。
(本阿弥行状記)



49 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/11/29(日) 00:35:47.05 ID:rjToysbX
だれか解説してくれ

50 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/11/29(日) 08:00:19.40 ID:U5u6YrIq
婿攻めに力を入れる非道な家康という汚名を着せるんじゃねーよ
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戸田氏鉄さんの蛇の嫌いな家臣・悪い話

2009年01月27日 00:11

780 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/01/26(月) 08:03:53 ID:TdIPNpZR
以前大砲に嵌まった使者のお話があった戸田氏鉄さん。もう一人いたお馬鹿な家来のお話。


その男は蛇が嫌いだった。そんなある日友人数人と戸外で世間話など雑談をしていた。
その時友人の一人が彼の足元に干からびた芋茎を投げ「おい、蛇だ」とからかった。
彼は忽ちパニック状態に陥り遂に失神してしまった。
気付け薬を与え何とか息を吹き返し彼はそのまま帰って行った。

翌朝。蛇(違)を投げた友人の許に彼が怒鳴り込んで来た。
「親しい友と言えども人前で恥をかかせた事は我慢ならん。お前を刺し違えて死ぬつもりだ」
驚いた友人。
「いや、あれは悪かった。冗談が過ぎた」
ひたすら謝ったが聞き入れようともしない。
結局折れて今晩決闘をしようと言う事に。場所を決め帰した。

そして決闘の時間。彼が指定場所に着くと先に友人が待っていた。
「さあ、約束通り討ち取って貰う。」刀を抜く。
「ならば拙者はこれで」
友人が出した得物。それは……。

青大将(本物)をくくり付けた長い竿だった。

「なななな何だそれは?!ちょっと待て卑怯だぞ!!!」
昨日の悪夢。彼はまたもやパニックに。決闘どころではなくなり後ろ手に刀を振り回しながら逃げるハメに。
その後に友人が得物(蛇付き)を持ち笑いながら追いかけて来る。
彼は家に逃げ帰り閂をかけて閉じこもった。

その後仲間達が集まりこれはもう決着が着いたと言う事になった。
蛇嫌いな男は勿論笑い話のタネになったのは言うまでもない。




782 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/26(月) 09:21:26 ID:eXKv9G3C
>>780
吹いたwwwww

785 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/26(月) 10:40:48 ID:KGVNaSr/
>>780
大砲好きの次は蛇嫌いかw どちらも度が過ぎて失敗しちゃってるけど戸田さん家は面白いな

799 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/26(月) 20:52:46 ID:hdDberrj
>>780
そこまでやればその蛇嫌いの人もだれからもバカにされないよ
どんな豪傑にも苦手なものの一つくらいあるもんさ

戸田氏鉄の使者の出来心・悪い話

2008年12月11日 00:05

209 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/10(水) 08:59:19 ID:zeTBILKr
出来心


徳川家康の近習から出世した、近江の膳所藩主、戸田氏鉄がある時、娘婿であり
当時、再建なって間もない大阪城代を勤めていた板倉重宗に使いを出した。

ここでお控えを、と使者が言われた大阪城の広間には、たくさんの大砲が展示されていた。

この使者の男、それを見てどうしても試してみたくなったのであろう、
大砲の砲口に、頭を突っ込んでみた。すっぽりと入った。
とりあえず満足したので頭を出そうとした。出そうとした。出そうとした。出ない。

義父の使者が、いくら呼んでもさっぱりやってこないのを怪しんだ板倉重宗が広間に行ってみると、


大変なことになっていた。


「誰か、誰かある!?」

城中のものたちが集まり、大砲に頭突っ込んでじたばたしている使者の体を
かわるがわる引っ張ったが、抜けない。
「無理に引っ張ると死ぬかも…」
どうにもならないので、とりあえず戸田氏鉄にこのことを通報した

「あの馬鹿者め!!!!」
戸田氏鉄、激怒。そりゃそうである。「あああ、わしは三国一の馬鹿を使者に立ててしまった…」
あまりの恥ずかしさにうなだれる戸田氏鉄に、家臣たちは、「しかし、いかがしましょう?」と
お伺いを立てるが、氏鉄

「死んでも構わん!首ごとひっこ抜いて参れ!!!!」

重臣一人に屈強の足軽4,50人をつけて大阪城に急行させた。
大阪城で彼らが見た物は、折り目正しく裃をつけ正装し、大砲に頭を突っ込んでいる使者。
困り果てた顔をしている板倉重宗。
くすくす笑っている板倉家臣。
戸田家の皆さん、穴があったら入って埋めたい心境である。
彼らはその憤りを、大砲に嵌っている馬鹿にぶつけた

「えいやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

使者の体は物凄い勢いで引っ張られ、異様に伸びた!「ちぎれる?」と、思った瞬間


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抜けた。耳も鼻も擦り切れ顔は傷だらけであったが、ともかくも命だけは助かった。


この使者の男、膳所に連れ帰ったが、戸田氏鉄は「こんな馬鹿、処罰する値打ちすらない」と、
髪も髭もそり落とし、ふんどしまで剥ぎ取って、丸裸で追放した。




210 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 09:10:20 ID:rEA3BTeJ
>折り目正しく裃をつけ正装し、大砲に頭を突っ込んでいる使者。
今までで一番ワロタw

211 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 09:16:53 ID:w78toD46
大阪から膳所って、今でも1時間ぐらいかかるぞ
何時間はまってたんだ。しっこも垂れ流しか?

214 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 12:00:27 ID:6fK0UPeh
>>209
これは久しぶりにワロタwwww

しかし頭が入るほどの大砲ってかなりデカイな
当時もうそんな大口径の砲があったのか

215 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 12:44:33 ID:tHiizrJ/
徳川の世でよかったな。
荒武者のとこだったらそのまま大砲ぶっ放せやといわれかねんぞw

216 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 12:45:43 ID:fYzVuyl0
>>209
穴があったら入りたい・・・

217 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 12:48:53 ID:exAOSaSC
>>215
当時の大砲っておそらく先込め式だし、ぶっ放したくてもぶっ放せなかったんだろうw

218 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 12:55:52 ID:Ww6ytjVy
かっこ悪いハナシダナー(;∀;)

219 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 13:27:48 ID:9HpluJ3M
遊就館でみた国崩しレプリカの砲口の直径は小さかった記憶がある

220 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/10(水) 15:06:35 ID:whZ26dVb
>>209
爆笑させていただいたw


221 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 15:45:11 ID:sthcfZe6
>>216
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222 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 16:09:26 ID:93fL3dM3
あぁでも褌までとられてポイされてかわいそう…だなw

223 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 16:28:22 ID:V2UWIjVp
ポイしないでくださいっ!><

224 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 19:46:46 ID:/C6GtQ2q
>>209
直江兼続の嫡男も本多正純の嫡男も戸田氏鉄の娘を娶っているね。
どっちもろくでもないことになってるんだが…ここでもかw


230 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:08:52 ID:J6NGzHP1
戸田氏鉄本人は幕政でも大垣藩政でもなかなかの働きをして
軍事面でも島原の乱で知恵伊豆さんと共に鎮圧に功を挙げた
やり手だが、使者の人選でこんな恥かしい思いをしたことが
あったとは…

どうでもいいがこの使者みたいに素っ裸にされ放逐されたら人は
まず何をするんだろう。
やっぱり身を被うものを探すんだろうか。


231 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:15:02 ID:pLzIjpIo
>>230
あの使者の人選で戸田氏鉄の人を見る目をどうこう評価するのは流石に可哀相だけどな。
多分使者もそれなりに出来た人物だったから使者に選ばれたんだろうけど、
たくさんの大砲を目の前にして思わずテンションが上がってしまったんだろうなw
そして運悪く頭が抜けなくなったと…
あそこで他人に見つかる前に自力で解決できてたら戸田家を支える武将へと成長していただろうに、まさに一寸先は闇だなw

232 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:23:55 ID:3nTjugdT
もし主君が四天王だったらどうなったろうな、その使者殿は……

233 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:38:01 ID:XRkyRB3H
四天王『中に押し込め』

234 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:40:36 ID:pLzIjpIo
>>233
そして次に火薬を押し込めるんですね。

235 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/10(水) 20:42:32 ID:whZ26dVb
家臣「押し込みました」
四天王「んじゃ、点火よろ」

236 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:43:52 ID:sthcfZe6
武蔵ーー!!逆ーー逆ーー!!

237 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:47:08 ID:3ovrzlUK
何?体が大きすぎて入らない?
逆に考えるんだ、首を切り離してしまえば簡単だ、と

238 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 20:47:24 ID:HEtTagtQ
火薬に火をつけた家来は吹き飛び、使者の頭はさらに食い込むのですねwww

239 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/10(水) 20:57:13 ID:6FuRmZ4K
>>209
細川忠興なら、首を一刀両断して大砲に残された
首を点火して吹っ飛ばして
「この大砲を首飛ばしと名づけよ」
とか言いそうな。

240 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:05:56 ID:J6NGzHP1
家康がもしその場に居たら
「一度は入りしものゆえ油など差し込めば抜くことも出来よう。
油まみれになった砲は責任をもって拭くのだぞ」

とかスマートに指示して解決して、謹慎とか蟄居とかで済ませて
ちゃっかりと恩を着せ忠臣ゲットとかなんて話になったかも知れぬ。

241 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:13:24 ID:pLzIjpIo
秀吉がその場に居たら
「とにかく助け出せ」
→美男だったら「お前に姉か妹はいるか?」
→フツメンor醜男だったらry

242 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/12/10(水) 21:17:30 ID:cDcJmAb2
>>240
そんな話ありそうだ。

245 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:40:48 ID:mGTGt8Ll
>>240
三河武士はめんどくさいから、
「勘違いしないでよね!抜けないんじゃなくて、抜かないだけなんだからっ!」
とか言って大砲被ったまま立て篭もるか、下手するとそのまま使者の仕事全うする予感。

246 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:44:19 ID:sthcfZe6
大砲で飛んで帰ろうとしそう>三河武士

247 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 21:45:57 ID:zeTBILKr
>>240
家康が若い頃なら、「馬鹿にしておるのか!手打ちにいたす!」って怒り狂ってるところに
本多作左さんあたりがやってきて「殿は大砲と人の命とどちらが~」とか言い出して
しょうがなく引き下がる感じ。

年取った後の家康なら、使者の主君に知らせないようにして、どうにか引っこ抜いて
恩を売るだろうね。

248 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/10(水) 22:18:35 ID:pLzIjpIo
>>247
ありそうだなw
若い頃の家康がぶち切れてるのを鬼作左に諌められるってのは様式美だよなw