ひざ割大燈の一軸を

2015年12月08日 15:52

90 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/12/07(月) 18:58:49.88 ID:AkyL+Tr5
 ひざ割大燈の一軸を小堀遠州のある家臣が所持していたところ、遠州公が御所望とのことで三百石の知行で贈呈した。
遠州公はこの一軸を殊の外大切になされていた。
 
 ある年遠州公の館で口切の茶会があり、そのときのお客は加州公であった。
中立の時間が迫ると、加州公は掛物を巻いて懐中に入れて席を立たれ、にじり上って部屋から出ようとなされた。
それを遠州はみつけて取り返そうとすぐさま部屋から出て追いかけなさったところ、加州公は石に躓いて膝頭にお怪我をなされた。
その後すぐに加州公は館に帰られたそうである。

明くる日、加州公は車三両に銀子を積んで、掛物のお礼を差し上げられた。
そこで今はひざ割大燈は加州公のお家の名物となったという。
(本阿弥行状記)

ひざ割大燈とは、いったいどんな掛け軸なのですかね



91 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/12/07(月) 20:41:16.55 ID:f3damUoR
なぜどいつもこいつも茶道具をサラっとパクろうとするのか
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小堀遠州の審美眼

2010年09月14日 00:01

41 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/09/13(月) 18:00:22 ID:wMrUCSja
小堀遠州がある時弟子に、審美眼の良さについてこう言われた。

「本当に先生のコレクションは見事なものばかりで、私なぞため息をつく以外しようがありません。
こうして見ていると、先生の趣味はかの利休よりもはるかに良いものだと思わざるをえません。
先生は利休の収集品を鑑賞する目を持った、千人に一人なのですから」

これに遠州は悲しそうな顔をして答えた。

「それはかえって私の凡庸さを表しています。
利休は偉大でした。彼には自分の肌に合うものだけを愛でる気概がありました。
それに引換え、私は知らず知らずのうちに万人受けする趣味に迎合しているにすぎません。
実に、利休は茶人として千人に一人の人物です」

遠州の鬱屈した芸術精神と、利休への敬意を感じて俺は好きなエピソード。





永井善左衛門の女中の化粧壷と、小堀遠州

2009年08月25日 00:13

732 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 08:52:31 ID:WrJb/zsV
真希波・マリ・イラストリアス>>>>>>>>アスカ>綾波

これはもうしょうがない

733 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 08:54:21 ID:WrJb/zsV
ぎゃあ
すまんマジすまん

734 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 10:30:07 ID:pRz5rRbr
さすがにその誤爆に乗じるのは無理

735 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 11:35:33 ID:+7ucnR9H
>>732
これはいい誤爆

736 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 12:08:12 ID:y9dpu7wi
>>732
宇喜多殿の茶でももらってきな

内容については全面同意だが

737 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 13:19:33 ID:yOjBvDSe
>>733
松永殿が・・・。



738 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 13:31:10 ID:BYHP2Cy6
>>733萌えか まかせろ

三河武士・永井善左衛門は徳川家を出奔した後、上杉に雇われ、慶長出羽合戦の際は
伏兵六人に囲まれながら、たちまち四人を討ち取り、残る二人を追い散らす剛の者だった。
上杉転封の後、善左衛門は越前松平家で槍奉行として働いたのち一線を退き、同僚に
餞別としてもらった瀬戸焼の高価な茶入で、茶の湯三昧を楽しんで暮らした。

ガッシャーン!!! 「はわわわ!ご主人様のお茶入がーーー!」
ある日、なんと永井家の女中が、善左衛門自慢の茶入を落として割ってしまった。
「うわぁぁああ!て、テメェ!何してくれんだゴラァァァ!!」
「ご、ごめんなさーい!私の化粧壷譲るんで、許してくださーーい!」

高価な瀬戸茶入に、女中の使い古しの壷が代えられる筈がない。しかし、
「あ、ああ・・・許しちゃう (*´д`*) 」
時代を先取りするメイド萌えだったのか、善左衛門はこれを許した。

それからしばらくして後、将軍の茶頭である小堀遠州が、茶飲み友達である善左衛門を
訪ねて来た。遠州は、善左衛門がさすがに使う気にはなれず、床の間に置いたままに
していたあの壷を眼にして驚いた。

「な、永井殿!これは唐物の逸品じゃ!これ程の逸品は、上様に献上しなされ!」
善左衛門も大いに驚いて、言われた通り壷を将軍秀忠に献上したところ、のちに褒美として
永井家は直参旗本に返り咲くことが出来たという。

・・・で、そんな名品を何気なく使ってた女中さん、実は旧家の出と思われるが、善左衛門が
その後彼女を褒めたとか褒美をやったとかいう話は、残念ながら伝わっていない。
おそらくメイド萌えではあったが、お嬢様萌えではなかったのだろう。

ちなみに、詳細や後日談は悪い話スレで紹介されてる「武辺咄聞書」に出てるので、
ぜひご覧くだされ。


関連
「永井正宗」
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-6023.html


739 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 21:30:02 ID:K2TSGBez
小堀が驚愕するってどんだけ名品なんだ

740 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 22:00:13 ID:HxP4lxxX
メイド萌と女中萌は違うもんだろjk

741 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 22:45:37 ID:YLzFD1mc
>739
そして事の顛末を聞き
「彼奴の人格は気にくわねぇが、数寄の趣味は一流だから始末に悪い、やれやれだ」


などという三斎たまのおてまみが倅殿に届くのですな。

742 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 22:51:49 ID:65hJY9GH
むしろ円満な人格の数寄者っていなそう
師匠の利休からしてかなりとんがってるし

743 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 23:21:21 ID:HZi8Aizg
だって、「業に取り付かれる」ってことでしょ数寄にはまるってのは

744 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 23:23:25 ID:tFpsV3rJ
>>738
これと似たの短編で読んだことあるな…何だっけ?
哀しい話なんだけど
松井康之が出てるやつ