あかい又六の落書き・いい話

2009年02月19日 01:40

21 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/18(水) 22:16:59 ID:I9KL8OVK
蘆名家中に、あかい又六という人がいた。家系や経歴は分かっていない
なぜそんな男の名前が残っているかといえば、彼の落書きが現存しているからだ
場所は越後、会津に程近い山中の仏堂
落書きはいくつかに分かれているが、大体こんな内容である

「天正十七年六月十一日以来、
松本伊豆守が越後へ牢人した時の供衆は…(お供の名前が書き連ねられる)…だ、あかい又六がこれを記す。
会津が攻められたので、多くの侍が越後へ逃れた。心細くここに篭もっている。
  黒川の 恋しきこと事限りなし いつか帰りて これを語らん   あかい又六 」

伊達政宗の会津攻略によって、越後へ逃亡を余儀なくされた侍が、堂に潜んで書いたらしい
又六の足跡はこれのみで、「限りな」く切望した黒川への帰還がかなったかは、まったく不明だ

戦国時代には無数にいたであろう、郷里を想う一侍の話




22 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/18(水) 22:23:59 ID:rFgpplWP
>>21
切なくも良い話だぬ。
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