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ただそのままに差し置かれるべき

2021年11月11日 17:14

175 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/11/11(木) 14:28:38.25 ID:4d0f0d9e
ある雑記に曰く、大猷公(徳川家光)の御代、老臣の面々に仰せに成られた

「豊国社が現在廃れているが、これは道理に当たらない事だ。秀吉に於いては敵と称する類に非ず、
そもそも当家(徳川家)興立の事も、彼の恩義に寄ってのものである。であるのにかの霊社を捨てるのは
いかがだろうか。頃く修理を加え、祭祀の礼を以てすべし。」

この時、酒井雅楽頭忠世が云った

「上意の趣、謹んで承りました。但しつらつら考えてみた所、神霊は人の敬に集まり、神威はこれより
生じます。これを廃する時は威が無く、威が無い時は祟りを成しません。
今、たとえ上意の如くしてこれを祭ったとしても、正しく社稷の嗣である秀頼公は御敵として亡命しており、
である以上どうして神霊が祭を受けられるでしょうか。
恣に今これを取り繕えば、これ則ち御武威の虚となって、邪気がこれに乗じて禍害を成すでしょう。
ただそのままに差し置かれるべきです。」

この意見を公も信じられ、その後これについての御沙汰は無かったという。

新東鑑

豊国社についての徳川家光酒井忠世のやりとり



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酒井忠世と、神谷与七郎の無礼慮外

2012年11月02日 20:00

194 名前:1/2[sage] 投稿日:2012/11/01(木) 19:55:23.63 ID:wa9MXoK4
徳川家康の新参の家臣に神谷与七郎と言う者がいた。
ある時この神谷が城中で、当時徳川秀忠の老中であった酒井雅楽頭忠世と行きあった。
神谷はすぐに脇によって「キリッ」と礼をしたのだが、その時酒井忠世は考え事をしていたのか、
神谷に全く気が付かず通りすぎてしまった。

スルーされた神谷の心に、暗い焔が灯った

それからというものの、神谷は酒井忠世に出会うたびに無礼慮外を度々繰り返した。小学生かお前は。
ともかくこの神谷の忠世に対する人もなげな振る舞いはよほど話題になったらしく、ついに
家康の耳にまで達した。

「秀忠の重臣に対してなんという振る舞いだ!神谷には暇を出そう!」

そう言ったが、内々に神谷の行状を聞いてみると、彼は人品能く、殊更に奉公を第一に勤めている、
忠世の件がなければ武士の鏡のような男であった。

「ああいった者こそ才能を確かめつつ能く召し使われるべきなのに、ゆえなくお暇を賜るような
事をすれば、御家の諸奉公人たちはどう思うでしょう?我が身を省みて、御家に対し疑いを抱くのでは
ありませんか?
それに雅楽頭(忠世)のせいで神谷があの様なことになった、などと言われては、あの正直至極な
雅楽頭に悪名を付けてしまいます!

しかし、だからといってこのまま放置しおいては御家老の威厳が薄くなり、御家風も軽くなってしまいます。
さて、どうしましょう?」

近臣の者達、結局家康に丸投げする。『相変わらずウチの家中はめんどくさいなあ』と家康は思ったかどうか。
しかしこういう面倒くさい人間を扱わせることに関しては家康はベテランである。
ナイスアイデアを思いついた

「そうだ!今度神谷に知行の折紙(認定証)を与える時、かねてからの約束よりも少し少なめにして
渡そう。神谷はこれまでの情報を総合すると堪え性のない人間だ。ならばその様な目に合えば
きっと自分から暇を願い出るだろう。その場合他の奉公人へも影響を与えなくてすむ。
それにこれで雅楽頭が不評を被る事も無いだろう。よし、これだ!」

そういって家康は、かねての約束が千石の所を、八百石の折紙を用意し一両日中に
神谷に渡す準備を整えた。

と、これを聞きつけやってきたのが酒井忠世である。彼は家康の御前に出ると

「神谷に知行の折紙を下されるという話を聞きました。あの者は殊の外良き奉公人です。
一廉御用にも立つ者でありますから、たしかあの者への知行のお約束は千石でしたが、それよりも
多く与える事こそ然るべきと考えます!」

『またややこしい事に…』家康はきっとそう思っただろう


195 名前:2/2[sage] 投稿日:2012/11/01(木) 19:56:18.18 ID:wa9MXoK4
「いやまて、あの者は殊の外な慮外者であると聞いておる。だから八百石の折紙を既に用意したのだ。」

忠世、これを聞いて怒った
「それは以ての外のお考えです!!
あの者にそんな事をしたら、今後良き奉公人が、どうして御家に仕えることを望むでしょうか!?
ああ言う者をいかにも厚遇してこそ、勇士・能者も集まるというものです。
大御所様!ああもう、散々のご思案ですぞ!!」

家康公ボロクソである。しかし家康
「お前が言うことを一々判断する必要はない。何故かといえば、我が家において、重臣である
お主に慮外するような者はあってはならぬのだ。であるのにあの者は度々に渡りお主に慮外をいたしたと
聞き及んでおる。だからこそ、約束よりも少ない知行の折紙を与えたならばきっと暇を乞うてくるだろう、
その時暇を出してやろうと考えたのだ。そうであるので、知行増など思いもよらぬ!」

家康は個人のことを言っているのではなく、組織の統帥を考えて言っているのである。
これに忠世

「…私は御存知の通り、御家の御厚恩を以って代々召し使われている者ですが、そんな譜代の私に
新参の者が豪胆にも無礼をしてくることに、却ってその器量の深さを感じ、彼を、一廉御用の役に立つ者だと
見立てました。そして内々に調べてみても、人柄・心持ちの揃った人物でありました。
であるからこそ、この様に申し上げているのです!」

家康ももうグッタリしつつ
「…ではお前は、神谷に知行をどれほど与えようというのか?」

「二千石遣わされて然るべき!!」

「!!!???」

倍である。ついでに言えば実際に与えるのは家康である
「た、忠世くん?それなら最初の約束通り千石渡せばいいんじゃ…ないかな~?」
「二千石然るべき!!」
「えーっと、いきなり倍は与え過ぎのような…」
「二千石!」
「…」

家康がどんど追い込まれていくのを他の老中たちがいたたまれなくなったのか、話に割って入り
「じゃ、じゃあ真ん中取って1500石でいかがでしょうか!?そうしましょう!」
と、一同申し上げたことにより、家康も遂に観念し1500石の折紙をつくり、神谷を呼び出し
これを与えた。この時、家康という人の面白いところは、酒井忠世との論争を、残らずありのまま
神谷に伝えた所である。

神谷は感涙を流してこの折紙を頂戴し、城より退出するとその足で酒井忠世の邸宅を訪ね対面し、

「それがし愚かにして人を知らず、憤りを顕したこと、誠に面目のないことでした。」

そう忠世に謝罪したという。
その後神谷与七郎は働きも能く、人品も忠世が見立てた通り、実直に勤め、その後足軽を付けられる程に
出世したそうである。
(武野燭談)




197 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/01(木) 20:00:49.01 ID:aYuzkYLw
>>195
国替え後でもめんどくさい三河侍…

198 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/01(木) 20:39:37.71 ID:jLOHci8a
やっぱり三河武士はめんどくさい

でもそこがいい

199 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/01(木) 20:44:59.37 ID:c293RWN0
忠世がひたすらかっこいい話w

200 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/01(木) 22:03:40.61 ID:gJQfI2k2
千石を八百石に、のところでつい反射的に
「まさかケチりたいだけじゃ…」と疑ってしまった自分がいる・・・。

201 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/02(金) 00:54:15.29 ID:FUjAttnp
徳川名物三河者コントは実に下らん

202 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/11/02(金) 09:20:02.83 ID:UCB2mwtq
家康と忠世による脚本かもな
わざわざ経緯を公にして予定より多く知行することを周囲に納得させ
当人の行為を改めさせるばかりか更なる忠誠をも引き出した
上手く解決したもんだなと感心する

酒井忠世が将軍家光の許に伺候すると

2010年10月10日 00:00

601 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 16:47:10 ID:4D0c5eYL
ある日酒井忠世が将軍家光の許に伺候すると
堀田正盛が袴をしどけなくはいた姿でそそくさと飛び出し、去って行った。
その後妙にそわついた顔をした家光に用件を言上した時
忠世がふと書院棚を見るとそのころ流行っていた刑部梨地の印籠が置いてあった。

「あれはなんでございますか?」と忠世が尋ねると家光はただ顔を赤らめ「加賀が…」と答えるばかり。
忠世は「いかに寵愛の者でもかのような場所に印籠を置かせてはなりませぬ。時と場合というものがあります。」と
諫言した。




602 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 17:05:58 ID:fNcIZk/Y
アッー!

603 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 17:22:20 ID:DYF/lBoF
これまで陰嚢を魅せ合っていたのに、これまた印籠とは無粋なことを。

604 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 17:23:57 ID:Li3LeIDf
恐らく印籠とコウモン様を掛けた高度なメッセージ
酒井忠世が即座にソレを読み取ったよい話


605 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 17:53:16 ID:D9Mc9oLb
まったく家光様の性欲は底なしやで

606 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 18:02:07 ID:DuKdLLTC
*ただしイケメン稚児に限る

608 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 18:23:55 ID:UMsIq0T/
>>601
印籠には何が入ってたんだろう?
やっぱりすべりをよくするアブラとか?w

611 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 18:29:33 ID:fIDHaaL3
>>608
おくすり


612 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/10/09(土) 19:04:41 ID:1XZGadip
>>608精力増強剤

酒井忠世と料理番の羽織

2010年04月18日 00:09

422 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 02:09:51 ID:X3Gq0lHR
えっちぃ流れをぶった斬って投下

『酒井忠世と料理番の羽織』

老中の酒井忠世は徳川創業功臣の一人である。
ある日、忠世が下城しようとした時のこと。
普通下城する時、御台所口の前を通るのだが、そこで料理番の下役たちにバッタリ出会ってしまった。
下役たちは、相手が老中という事もあり慌てて平伏したのだが、その時に袖口から魚の切り身が廊下に落ちてしまった。
下役は顔を真っ赤にしてそれを後ろに引っ込めたが、忠世は素知らぬ顔をして通り過ぎた。
それを見ていた供の者が「あいつら、後で取り調べて処分すべきです!」
それに忠世は「いや待て、料理番たちが悪い訳では無い。あれは私の責任だ。」
供の者「?」
忠世「料理番たちの安い給料ではああするよりなかったのであろう。」
供の者「しかし、魚の切り身とはいえ公の物でございます。それを役得のように持ち出すのはどうかと・・・」
忠世「役得か。役得が無ければ食っていけない状態を、私は問題にしているのだ。それはわれわれ政治を預かる者の責任だ。
今後、彼らに羽織を支給してやれ。」
供の者「羽織ですって!?なぜです?」
忠世「羽織があれば、役得の魚の切り身も上手く隠し持てるだろう。そうすれば、今日のような恥をかくこともあるまい。」
忠世「そのうち政治が改まれば、彼らも羽織を必要としなくなるだろう。どのようにするかは私の課題だ。」

こののち、政治は徐々に改まり、魚の切り身を持ち出す料理番は居なくなったとか。




423 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 03:23:54 ID:P5LYnUdW
同じ三河でも大久保系はやや理知的だね
これが本多系だとどうなるんだろうか

424 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 10:25:16 ID:u86i7tt7
羽織の代金はタダよ。

425 名前:人間七七四年[] 投稿日:2010/04/17(土) 10:27:54 ID:OZzpZXN+
>>423
彦爺:うんうん

426 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 11:18:19 ID:B49jXcJq
魚って当時はすごい贅沢品だったんだよね。
元々誰が食べるものだったんだろう?
家康じゃなさそうだから秀忠?

427 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 12:46:27 ID:+VXdQ+rs
>>423
デカイ羽織りを着て大量に魚をテイクアウト、そして屋外クッキング開始
そして神君に出す予定の魚も食い尽くす
神君登場、事のいきさつをめんどくさい家臣が説明
遠回しに殿の仕置きがいたらないからこのようなことになるのですとw

428 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 12:49:30 ID:+FX2d3mQ
さすがにそこまで大っぴらにやっちゃうと、
首切らなきゃ不味くないかw

429 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 13:05:43 ID:lqN2Iydn
>>423
本多でも正純なら給料を上げそうだな…

430 名前:人間七七四年[] 投稿日:2010/04/17(土) 13:08:51 ID:kUyQn0DP
劉邦なら人気取りをしてる危険人物認定

431 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 13:10:43 ID:eozggVIB
>>423
本多の彼なら心にもないものすごい剣幕を装って首を切れと家康に提言、
提言中に家康への風刺誹謗を入れまくって家康がなだめ役に、ってとこだろ

432 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 13:18:02 ID:E/oXJF85
すぐさまきやつの腹を割き魚を奪い返して殿の御膳に拵えましょう。

433 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 13:31:45 ID:PemSIJyM
いずれにしてもめんどくせえw

434 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 13:50:50 ID:xkndUhYx
仏高力 鬼作左 どちへんなしの三郎兵衛
めどくせぇ

435 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 14:34:52 ID:1zL4tZdj
酒井雅楽頭は性格も穏やかで、見た目にも人のよさそうなおっちゃんだったみたいだね
それでも、改易した大名の数は数知れず
その辺は土井のとっつぁんがうまいことやってくれてたのかな

436 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/04/17(土) 17:02:15 ID:VNAMtLYC
正信なら、
いやこれはめでたいことで、岡崎に居た頃は泥棒したくても盗むゆとりもなかった。云々
と、家康に一々下っ端のことまであれこれ口出すなと諭してたな。
司馬の小説だが、創作なのか何か下敷きにしていたのか。

酒井忠世、失礼な神谷与七郎を

2010年01月22日 00:08

193 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/20(水) 21:32:32 ID:/4vPtW3+
ある時、城内で徳川家の新参神谷与七郎が酒井忠世とすれ違ったので
脇によけて頭を下げたことがあった。

神谷「これはこれは忠世様(ペコリ)」
忠世「……」
神谷「えっ?えっえっ?」

しかし忠世は返礼をしなかった。それを根にもった神谷は忠世に礼をしなく
なったどころか、非礼なことを言うようになってしまう。これを知った徳川家康は
大層腹を立てた。

家康「なんて非礼な奴だ!即刻クビに…いや、あいつはこの件以外は
   特に過失もないし人柄もいいから家臣たちがよく思わないだろう。
   しかしクビにしないと忠世の面子が立たない。どうしたものか…」

そこで家康は以前神谷と約束した千石の知行をわざと八百石にして神谷が
文句を言ってきたらクビにしようと思い立った。この案を忠世に相談したところ…

忠世「それでは千石で召すという約束と違います。むしろあれは優秀ですから
   約束より多めに与えてはいかがですか?」
家康「奴は振舞いが悪いと聞いたぞ」
忠世「まさか。あれはそう簡単には見つからない逸材ですよ」

家康「はあ?わしはお前が迷惑しているというからだな…」
忠世「はは、新参のくせに私にあんな態度がとれるなんて骨のある奴じゃない
   ですか。ちょっと調べたところ人柄も心がけも揃っているようです」
家康「ではいくら出すのが妥当だと思う?」
忠世「約束の倍で」
家康「…千でいいだろ」
忠世「ぜひとも二千!」
家康「よし!千五百だ!」

というわけで忠世の強い推薦で神谷は千五百石取りになった。家康から
「これは忠世の推薦である」と聞かされた神谷は忠世の公私に捉われない好意
に落涙し、以降忠実に勤めた。




204 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 11:25:02 ID:g4we4JXZ
>>193
そこで倍にしないのが家康クォリティ

205 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 13:04:55 ID:IqscTHAV
>>193
忠世さんは家康の動かし方をよく分かっていらっしゃるw

206 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 13:39:35 ID:FFSAp0Lx
酒井忠世著めんどくさい主君の動かし方
土井利勝著めんどくさい同僚の動かし方
真田信幸、徳川秀忠共著めんどくさい父・弟との付き合い方 別冊付録怖い妻との付き合い方
宇喜多直家著目障りな主君・同輩の(あの世への)動かし方

207 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 14:03:50 ID:fx8g092c
直家こえええ

208 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 14:52:35 ID:JHiqZK3a
>>204
新規採用者に最初からドバッと知行与えたらダメだって三斎さんが言ってた

209 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 15:08:19 ID:2GBZUE2Z
家康はケチだからな。
でも忠世も多めと言っておいて倍を提示しているから、家康の性格を理解した上で
多めにふっかけてるのだよ。きっと。

210 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 17:21:34 ID:gT8FFnaP
>>206
信幸と秀忠の共著って・・・
何か不安になるな

211 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/21(木) 17:39:30 ID:X2cojBvP
直江兼続のイキイキ農業 充実した夫婦生活で楽しく農業

大坂の陣のとき、徳川秀忠がずんずん進むのを

2009年11月12日 00:26

311 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/10(火) 23:56:12 ID:JOaJ3xC3
大坂の陣のとき、徳川秀忠は戦場の様子を見るために城の近く
までやって来た。当然城からは敵兵がバンバン鉄砲を撃ってくる。
すると側にいた酒井忠世が

「この辺りは足場が悪いです。向こうへ行きましょう」

と言うと秀忠は頷いて向こうに行った。その後、また同じ状況に
なったときは側の者が忠世ではなかった。

「ここは弾がたくさん飛んできて危険です、向こうに行きましょう!」
「いや、ここで構わぬ」

秀忠は聞く耳を持たずにずんずんと進んで見て回った。幸い秀忠に
怪我はなかったが、側の者は肝を冷やした。両者の違いを見て
誰もが忠世の巧みさに感心したのであった。




312 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/11/11(水) 00:36:16 ID:bKFmIyiS
>>311
気の強さは親父譲りなんだろうけど、
それが表面に出るところが、人質育ちの親父と違ってお坊っちゃんを感じさせるw
かっこいいけどね

313 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 02:15:41 ID:ieTuG4mv
めんどくせえwww

314 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 03:57:34 ID:m9AfCJav
怜悧なイメージのある秀忠もやっぱり三河武士だったか

315 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 06:48:23 ID:kTMu1D3Z
>>311
酒井?

316 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 07:40:08 ID:MuTz/ArE
大将が鉄砲に脅えたわけにはいかないから、怖くても動けないはず。
秀忠の当たり前のいい話でもあるし、側近の気の利かない話でもあるな。

317 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 09:08:54 ID:fkB8NRS8
>>315
大久保忠世はもうとっくに死んでる・・・

318 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 09:46:12 ID:h5onptcL
側の者!三河気質薄いよ何やってんの!

蛮勇の主君などに仕えてられんわ!下がってくれないなら今すぐ切腹すると騒いで主君根負けさせないと!

319 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 14:30:15 ID:ggOleSrM
一方、前田利常は老臣の遠回しの説得により本陣を下げていた



320 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 16:14:30 ID:sQBhTxLV
>315
雅楽頭だっけ、そういう家系の酒井さんでつよ

321 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 16:52:10 ID:qBqAneTO
>>318
めんどくさすぎる

322 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 20:04:35 ID:/ZUgAYTn
誰か土井利勝を>>318へ連れてこい!

323 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 22:26:00 ID:NqVSgsRX
>>318
ネイティブ三河人以外も側仕えに採用してたという
ちょっと良い話じゃないか(´・ω・)

324 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 23:00:57 ID:GYeg7xjc
作左なら「殿のおわす所が本陣だ」とか言って陣幕張らせて仮御殿造営の差配を始めて矢弾飛び交う中兵に作業をさせるだろうな。
で、殿が分かったから下がるからお願いだから作業止めてねってことになる。

325 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 23:21:28 ID:98mEZl3i
そうは言うが家康公も若い頃失敗して後があるんだぜ。

家康「信玄をこのまま行かせるくらいなら刀を踏み折って武門を捨てた方がマシだ!」

家臣「ウオォぉぉぉぉ!!」

三河武士たちの過熱した士気はついに危険な領域へ突入する!(暴発的な意味で)

信玄「いいのかいホイホイついて来ちまって」

家康「アッーー!!」

326 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 23:26:44 ID:X10HGj31
焼き味噌テクニックはよそでやっとくれ

327 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/11/11(水) 23:37:33 ID:98mEZl3i
ごめん、表現方法が下品だった。
でも士気の管理って大変だよね。軍紀にも直結するし。
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