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板倉勝重「適任だと思う者を指名してくれ」と言われ

2010年01月03日 00:09

723 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/01(金) 22:13:29 ID:GM0wRCnc
板倉勝重は長く京都所司代を務めて老齢になったので辞任を決意した。
将軍秀忠は「お前に代わる者などいない」と引き止めるが、勝重の意志
は堅い。そこで秀忠は「ならばお前が適任だと思う者を指名してくれ」
と勝重に言った。

勝重は「私は長く京におりましたので江戸にどのような方がいらっしゃる
のか存じません。江戸には優秀な方々が多くおられると思います。ですが、
もし名をあげろと仰せでしたら、僭越ながら我が子、重宗を推挙いたします。
かの者の冷静さならば、父の役目を引き継げましょう」と述べた。そこで
秀忠は重宗に後任を命じたのだが、重宗も父と同じで頑固なのか、自信の
なさから後任を何度も断った。しかし秀忠が「子を知るは父にしかず」と
諭すので、渋々ながらついに役職を引き受けた。

所司代を受けた重宗は父に「私には所司代なんて無理ですよ。それなのに
私を推薦なさるなんて…。私はあなたが恨めしいです」と文句を言った。
これに勝重は「ハハハ、『爆火を子に払う』ということじゃよ」と答えた。

その後、勝重は息子に国光の刀を与えて「人を切るのも、人に切られるのも、
身を守るのも、人の身を守るのも、すべて刀の徳じゃ。されど、この刀を
狂人に与えても刀に代わるとはありえない。おぬしはそれをよく知り、
この刀を狂人に渡さぬ心構えで政事を裁くのじゃ」と重宗に言った。




724 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/01(金) 22:56:18 ID:j8SpW5r1
>>723
親子そろってめんどくさい。
似た者親子の典型だな。

725 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/02(土) 04:54:39 ID:hlJUyFWj
>>723-724
安藤帯刀の過激な?発破もかけられたりしてね。
ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2626.html

「いつだって(最後は)自分一人が腹を切れば済むように物ごとを片付けておく」って
清廉通り越してる気もするけどw 武士が勤めに出るときの心がけだったろうなあ

京都「猫放し飼い令」

2009年07月29日 00:43

879 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 23:41:55 ID:mamzEIGs
京都の「猫放し飼い令」

1602年8月のこと。
名奉行・板倉の勝ちゃんこと京都所司代板倉勝重の名で、「猫放し飼い令」が
京都の町に発布された。猫を飼っている者は放し飼いにしなければ罰すると
いうものである。
当時大発生していたネズミ対策のためであり、実際に効果があったらしい。





881 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 00:50:10 ID:Kseaadd7
>>879
無益な殺生が良いとは言わないが
お犬様の時と違ってこっちはかなり意味あったんだねえ。

882 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 00:56:22 ID:uBn3z0uj
別に猫が可哀想だから放し飼いにしろって意味じゃないだろ

883 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 01:08:32 ID:HOH3P1CI
チューと半端な鼠対策じゃ
ニャンともいかなかったんだろう

887 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 03:06:08 ID://RBSVI1
>>881
害獣退治なんだから無益な殺生とはいえないだろ
それにお犬様の方もけっこうな意味があったって説もあるぞ


888 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 03:26:10 ID:Kseaadd7
誤解招く書き方だったかもしれんな。

「無益な殺生」はお犬様にかかってるんだよ。
あれは犬猫を殺すという事が当時頻繁にあったから
「生類哀れみ」になったわけで法の理念は間違ってないが
情が先行して犬猫神格化までしたから批判されてる訳で。

板倉さんのは最初から鼠駆除って目的のようだから
「こっちはかなり意味が」って書いたわけ。

892 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 10:05:30 ID:mtIaohGm
>>879
直茂「害獣は鼠ではなく猫なのだ!」

893 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 10:21:14 ID:JrOi5WHk
道灌「猫かわいいよ猫。猫なら何兆匹いてもいい」

894 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 10:29:25 ID:0RQUy/JK
>>892
             . ィ
.._ .......、._    _ /:/l!
 :~""''.>゙' "~ ,、、''‐'、|         _
゙、'、::::::ノ:::::::_,.-=.  _~:、         /_.}'':,
 ``、/:::::::::__....,._ `゙'Y' _.ェ-、....._ /_゙''i゙ノ、ノ
 ,.--l‐''"~..-_'.x-='"゙ー 、`'-、 ,:'  ノ゙ノブ   <またまたご冗談を
"   .!-'",/  `'-‐'') /\ `/ でノ-〈
 .-''~ >'゙::    ‐'"゙./  ヽ.,'   ~ /
   //:::::       ',    /    ,:'゙

895 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 10:39:54 ID:upl0xPbu
>>879
日本史板の食事スレかどこかで見たことがあるけど
江戸時代のお米の鼠害は酷かったらしい、食事中の人には申し訳ないが糞尿で駄目にされてしまう
新米がありがたがられるようになったのはこの頃かららしい・・・

ちなみに京都市中の町屋の多い地区は今でも鼠害がすごくて
その辺りに立地している大手薬局では普通に「ネズミ取りホイホイ」や
昔懐かしネズミ取りのカゴを売っており
本当にここは人口100万人の政令指定都市なのかという気分になりますw
経験者によると、ネズミ取りホイホイにかかったネズミの断末魔の声は
トラウマになるほどすさまじいらしい・・・

896 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 10:44:46 ID:mtIaohGm
>>895
ネズミホイホイって北海道だけにしか売ってないのかとおもってたのだな案外色んな所に
売っているのだなw

897 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 10:55:21 ID:PScKmDH7
富山だけどアパートにネズミでたからホイホイでGETしたよ。
設置してから2日くらいできゅ~って泣き声聞こえたから安らかにさせてあげたよ

898 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 11:21:37 ID:+6R9apP8
俺はこのスレ寝ず見

899 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/07/28(火) 11:48:35 ID:xRzWT/C2
>>877
お前はこんなモノを見たかったのかw
そして、実際に味わいたいんだなw?
>>884山椒

900 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 12:19:48 ID:DGnK3hcq
>>895
東京都心部だと若者の街と言われてる渋谷はセンター街中心に昼夜問わず
デケえ鼠が年中大量に走り回ってるので初めて来た観光客とかビビると思う


板倉勝重とその妻、町奉行に抜擢されて・いい話

2009年05月13日 03:58

503 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 00:46:33 ID:NIr4b7pn
まとめにちょっと書いてあったけど、内容までは書いてなかったので投下。

徳川家康は板倉勝重を町奉行に抜擢した。すると勝重は自分には
荷が重いと言って辞退したが、家康はそれを認めない。勝重は
家で妻と相談すると告げて帰宅した。

勝重が帰ると、妻は勝重の栄転を聞いていてどんな役職なのか
尋ねてきた。勝重は黙ったまま妻と面を合わせてこう言った。

「私は駿府の町奉行になるようにと命令された。私は荷が重いと
思って断ったのだが、辞退は許されなかった。それでお前と相談する
ために帰ってきたのだ。お前の考えを聞かせてくれ」

「私の拙さゆえに相談しろと仰せられたのですか?上様の命であれば
職が務まるかはあなたの気持ち次第ではありませんか。私がどうしろ
と言うべきことではありません」

「違う。重職が務まるかはお前の心掛けも関係する。いいか古今東西、
失脚や滅亡の例は多くあるが、それは裁判で縁故を贔屓したり、賄賂で
道理を歪めたからだ。そして、しばしば女がその原因になる。だから、
私が奉行になったら、裁判の時にお前が親しい者の訴訟を取り持ったり、
少しでも賄賂を受け取るようなことはするな。そして私の身の上に口を
挟むな。それを確認するために相談すると申し上げて帰ってきたのだ」

「わかりました、あなたの仰せの通りにします。ですからこのお話を
お受けください」

妻の言葉に勝重は喜んだ。このことを神仏の前で誓うと、勝重は袴を着て
家康に報告しようとした。すると妻が袴の後ろがねじれているのに気付いた。
彼女がそれを教えて直そうとすると・・・

「お前はたった今神仏に誓ったのに口出しするのか!やはりお前には心掛け
が足りない、この話は断る!」

「そ、そんな!?私が悪うございました、お許しください!」

袴を脱ごうとする勝重に妻は必死に謝るが、聞く耳を持たない。妻が
口出ししないと誓約書に書くとようやく勝重は納得した。

「この誓い、決して忘れるでないぞ」

勝重はそう言って家を出ていったという。勝重にも多くの逸話が
あるが(大岡裁きと全く同じ話も)、公平な人物として描かれる
ことが多い。

しかし面倒くさいね。






板倉勝重の、三方一両損・いい話

2009年05月13日 03:57

522 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 09:02:53 ID:Jtscmyry
名奉行、板倉勝重の話が出たので、板倉さんの大岡裁き(?)を一つ。

勝重が京都奉行の折、「拾った」といって金三両を届けてきた男がいた。
奉行所で落とし主を探したところ、「自分が落とした」という男が現れた。

ところがこの男、「自分が金を落としたのも運命、その金を人が拾ったの
も運命。だから自分がこの金を受け取るわけにはまいりません」といって
どうしても金を受け取らない。

拾った男も、「落とし主がみつかった以上、自分が金を(ry」といってこ
れまた金を受け取らない。

このやりとりを聞いていた勝重、「このご時世にめずらしいことだ。感動
した!」といって自分の懐から金三両を取り出して金を六両とし、
「ここに天下の奇人が三人いる。そして金が六両ある。この金を三人で分
けようではないか!」といって落とした男に二両、拾った男にも二両与え、
自分も二両を受け取った。
「これにて一件落着!」





529 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 10:56:57 ID:jT8keCtC
>>522
浮浪雲にそんな話があったが、これが元ネタだったのか。

530 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 11:17:22 ID:fjxapkX+
これが伝説の超必殺技、三方一両損か。
一番得したのは、実質一両で後世まで伝わる名声を手に入れたお奉行様だなw

531 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 11:38:04 ID:HiGu3EJj
元ネタは文曲星こと抱丞さんだっけ?

532 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 11:40:11 ID:ZP8uLSKm
三河武士にしては面白いよな、板倉さん。


536 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 12:39:12 ID:QsicrOUG
>>531
「三方一両損」は日本オリジナルらしい。
ソースは井沢。

537 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 12:53:52 ID:NWa2RFc5
大岡越前版だと「三方一両損」で
板倉勝重版だと「三方二両得」なんだよね。
東西の違いが出てて面白い。

538 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 13:15:32 ID:ca+wtIvg
板倉版も三方1両損じゃないのか?

539 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 13:18:17 ID:6nBlsbYI
実質一緒でも、損を美談とするか得を美談とするか

540 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 14:11:40 ID:VYGcmMml
>532-533
奉行、裁判官に必要な資質は「わいろを受け取らぬこと」だけだー

とかいいつつ。ただ謹直公正ってだけでなく、かなり懐の深い人物だわね

541 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/05/12(火) 14:30:11 ID:Xrn1g09Z
どういう見方をすれば板倉が2両得したことになるのかくわしく

542 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 14:34:39 ID:guhlsXzg
板倉さんは一両損
落とした人も一両損
拾った人だけニ両得

じゃね?

543 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 14:45:11 ID:soYMCRt1
板倉さんは、その前に3両だしたのは別の話としといて、とにかく2両もらった
落した人は、お金を落した上に自分でもいらないって突っぱねてるんだから一銭も
帰ってこないところが、面目立ててもらった状態で2両かえってきた。

てな話じゃね?

544 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 15:00:02 ID:NWa2RFc5
>>541
↓のサイトにその辺が詳しく書かれてるでよ。
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~mbear/Jinken/Jinken-004.html

545 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:19:40 ID:Xrn1g09Z
かなり高度な道徳のお話なのなw

546 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 15:54:02 ID:6nBlsbYI
当時は給与と経費が曖昧なんで
板倉も「経費として3両出したら2両役得があった」くらいの気持ちになれたかも。



落語ネタ関連
『細川井戸』・いい話
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2163.html

板倉勝重、役人としての心構え・いい話

2008年12月07日 00:03

85 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 02:06:40 ID:LH9GISrf
京都所司代として有名な板倉勝重の、役人としての心構えについて

家康が将軍職を辞して駿府へ隠退していた頃のお話

この時、家康は彦坂九兵衛なる者を駿府の町奉行に任命しようとした
ところが九兵衛は、とても自分には出来る仕事では無いとこれを断ろうとする
なので家康は、近日中に伊賀守(板倉勝重)が来るから一度相談して考えてみろと九兵衛に言った

やがて勝重が駿府へやってきたので、九兵衛は勝重の元を訪れ意見を聞いた
勝重は、九兵衛に役人たる者が守るべき事を説いてやった

「役人が守るべき事はただ一つしかない。それは賄賂を受けない事、これだけだ
お前が奉行となり、民に無実の罪が無いようにするならば、まず自分の欲を無くすことが大事なのだ
役人が無欲でさえあれば、民の言葉が嘘か誠かは火を見るように解るものだ」

「この私も、以前ある者から百両もの金を送られたことがある
無論私はそれを受け取りはしなかったが、それでもその者の罪を隠してやろうと思ってしまった。と九兵衛に打ち明けた」

九兵衛は勝重の言葉に感服し、駿府町奉行を拝命して優れた治績を上げたという

「奉行職で一番重要な事は、町人の賄賂を受け取らぬ事」これが勝重の口癖だった
一方で町人達には「お前達よ。何か訴訟の際には、まず奉行に物を贈るが良いぞ
そうすれば、たとえ奉行がその物を返してこようとも、自然に贔屓してしまうからな」と語り大笑していた言う




86 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 16:55:19 ID:nhLGCYwi
>>85
板倉勝重がはじめて駿府奉行になるときの、妻とのやり取りも面白いよね。
同時代的にあれだけ清廉潔白なイメージを残した人物も珍しい。
そう言う意味でも、「徳川殿は人持ち」ですなあ。

88 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 19:27:55 ID:xbvT4GQN
>>86
お前、俺のやる事に口出すなよ?と妻に納得させたのに、その後すぐ妻が着物が曲がってますよと言ったら怒った話だっけ
そんな人だから奉行として成功したのかな


90 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 20:02:19 ID:nhLGCYwi
>>88
そう。身内の者が自分のやることに口を出すようになったら、それは不正が付け込む
第一歩だから、って。

まあ、現代でも凄い見識ですな。

越後の亭主と山伏と、板倉伊賀の名裁き・いい話

2008年11月10日 00:16

238 名前:人間七七四年[] 投稿日:2008/11/09(日) 16:04:13 ID:fpLUCQGR
昔、越後においてのこと。山伏がある家に宿を借りた。
ちょうどその時、その家の亭主は、国入りする領主のお出迎えに出るところだったが、
山伏のさしていた刀が大変見事だったため、亭主はこれを借り受け、腰に挿して出かけていった。

するとその留守中に、越後一国に徳政の札が立った。

亭主は「徳政が出た以上、借りた者は返さなくて良い!」と、山伏に刀の返却を拒否。
これに山伏も怒りお上へ訴え出る。双方引かず、この訴訟はついに、江戸において
徳川家康の直裁を仰ぐ、という話になった。

ちょうどこの時、京都所司代、板倉伊賀守勝重が江戸に滞在していた。
家康からの「この訴訟いかがすべきか」という諮問に勝重は、「私にお任せください」という。
そして亭主と山伏を呼び出し、こう、判決を述べた。


「徳政の札により、刀が亭主の物になったことは間違いない。

ただし
同じく宿として借りた亭主の家は、山伏の物になったとする也。」


亭主は大いに慌て、謝罪し刀を返しさらに多額の金まで支払って、どうにか家を取り戻したとか。



239 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/09(日) 17:46:53 ID:4ZvfhH/M
>>238
これはうまい裁定だな。
一休さんみたいだ。

板倉勝重と大阪の米・悪い話?

2008年10月31日 00:06

256 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/30(木) 19:44:38 ID:91RvCOW5
大阪の陣が、始まろうと言う時

豊臣家は大阪にある各大名の蔵から、米を兵糧として次々と接収していた。
徳川家も二万石の米が大阪にあり、接収の危機が迫っていた。しかしそれを防ぐだけの
軍勢は無い。

この時、京都所司代、板倉勝重は、豊臣家の大野治長にこの様な書状を出した

『当家の米はどうぞ、今回の篭城に使ってください。』

これを見た治長は「何か裏が…」と怪しみ、ついに徳川家の米に手を出すことが無かった。


疑心暗鬼はこうやって利用するものだ、と言うお話。



257 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/30(木) 19:45:49 ID:sr+oJpmG
うまいもんだ

260 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/30(木) 22:53:07 ID:ZN5/MWKI
>>256
事故米か、俵の中に兵士が篭っていたかどちらかだな。

261 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/31(金) 00:04:32 ID:Vyw5mJi0
三笠フーズより仕入れし兵糧米にて御座候

板倉勝重の名推理・いい話

2008年10月16日 13:41

329 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/08(水) 08:16:53 ID:557Au/5d
大坂冬の陣のころ京都所司代をつとめた板倉勝重の話。

 年の暮れも近いある日、京都近辺で窃盗事件が発生し、現場近くの村に犯人がいることまでは
突き止めたが、そこの村の人たちは犯人をかばって情報提供にまったく協力しなかった。
業を煮やした勝重の部下が村人を拷問にかけるべきと主張したが、勝重はその意見を
採用しなかった。
 勝重は村人を村の外れに集め、そこにある地蔵を指差して言った。
「盗みの犯人はそこの地蔵である。こんな悪さをさせぬよう諸君らに交代で
見張りを命じる」
 信じがたい話ではあったが、所司代の命令とあれば逆らうわけにはいかなかった。
 だが、大晦日の前の忙しいころに見張りをするのは辛く、たちまちのうちに
村人たちは辟易した。たまりかねた村人たちはついに窃盗の真犯人の名を挙げて
見張りをやめさせるように所司代の勝重にお願いした。
 地蔵の見張りを命じたのは自白をうながすための策略だったわけである。




330 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/08(水) 08:29:41 ID:lMdOT2eg
なんか、めんどくささのあまり無実の人間を犯人に仕立て上げたって思ってしまうw
ゆがんでるかな俺。

331 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/08(水) 09:23:27 ID:Rake2l0t
俺が読んだ話では
「犯人は分かりませんが、村人全員の責任として、皆で少しずつ出し合って、盗難に遭った人に弁償します」
ってことになってた

板倉勝重のお触書・いい話

2008年10月16日 11:30

887 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/09/06(土) 16:52:54 ID:y6tdixCV
板倉勝重が、徳川幕府の初代京都所司代に就任した時、最初に出した触書

一、町人に申し分があれば、書きたてて目安箱に入れること。(市民の意思や要求を把握する)
一、町人に訴訟したい事があれば、板倉家中のものに頼む必要はない。直接申し出る事。(直訴を認める)
一、訴訟、裁判において、他の有力者に仲介、斡旋を頼むようなことがあれば、理非にかかわらず負けとする。(裁判の公平性を確保する)
一、所司代の者だと言っても、町人の売り物を掛買い(値引き購入)させてはならない。(官僚としての規律を確保する)
一、法は町触れによってはじめて執行される。武家奉公人が所司代の命令だなどと言ってきたときは、所司代に通報する事。(法公開の原則)

これは板倉の治世の間ほぼ守られ、さらに彼に続く京都所司代の、基本方針となり、さらには幕府における
江戸、大阪などの都市行政においても、これが原則とされた。

彼が名所司代と京と市民からたたえられたのも、裁判においての手腕だけでなく、このような、自らを律し、
市民の話を聞き、公平であろうとする姿勢があったため、だったわけだ。



板倉勝重と下敷きになった隣の家の女房・いい話

2008年10月16日 10:30

521 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 01:48:35 ID:JYeJ6fnx
慶長年間の事

京の綾小路で、ある家の女房が屋根の吹き替えをしていたところ、足を滑らせて下に落ち、
運の悪いことに、ちょうどその落下地点に隣の家の女房がおり、下敷きになった隣の家の女房は
首の骨を折って死んでしまった。
これに怒った、死んだ女房の夫は「うちの妻を殺すためにわざと屋根から落ちたのだ!」と言いたて
京都所司代、板倉伊賀守訴えた。

訴訟を聞いた板倉は

「よしわかった。では、隣の家の女房をお前の妻がいた場所に置き、お主は同じように屋根から落ち、
憎い女を殺すがよい」

男は「そんな事をしたら自分が下手をすれば死んでしまう」と、訴訟を引っ込めた。




522 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 10:35:04 ID:0NerwLrv
成功すれば女房の仇を討てるし失敗すれば女房のところに行けて
どっちに転んでもうまい話じゃないかこれは。

523 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/07/20(日) 11:28:45 ID:69QXqq/h
>>522

いやいや、落下して頭と頭をぶつけ
ショックで心が入れ替わるパターン