谷太郎左衛門の失敗

2010年01月28日 00:01

53 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 20:45:00 ID:IXa0lZM7
谷太郎左衛門と言えば度々に武功を成した勇者で、
老年になっても黒田長政が、牢人分として扶持を与えていた程の人なのだが、
この谷がある時語ったことに、

とある近江での城攻めの時のこと、谷は敵の鉄砲で肩を撃ちぬかれたが、
それでも鉄砲狭間の穴を手掛に、塀の上へと乗り上がった。
しかし城中には多くの人影が見えたため、攻め入ることを諦め引き返した。

ところが、である。後で捕虜になったものに聞けば、谷が入ろうとした場所に、その時兵は
いなかったと言うのだ。

「しかし多くの人影を見たぞ!一体どういう事だ!?」

「はい、あそこは守備兵を置かない代わりに、杭を打ってそれにむしろやこもなどを被せ、
人が立っているかのように見せていたのです。」

谷はこの事を話したあと

「もしあの時、人影が何かしっかりと観察していれば、私は大きな手柄を立てられただろう。
どんな物事もいいかげんにしてしまっては、このような失敗があるものだ。
いかなる状況でもしっかりと観察し考える事、これが大切である。」

そのように言ったそうである。




54 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 21:13:40 ID:Pu4Xn8LC
>>53
黒田家が近江で城攻めというのは
賤ヶ岳合戦の前哨戦かな?

55 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/01/27(水) 21:32:05 ID:s1KASEOO
>>54
黒田家での事とは限らんと思う

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