9 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2021/03/24(水) 16:07:14.32 ID:0ytyTjY3
佐々木(六角)と三好が合戦をした折、佐々木は糺に陣し、三好は赤山に有った。
三好は使いを以て、
「我が方には中村新兵衛という剛の者がある。我と思わん人あらば出られよ。他人を加えず戦おう。」
そう言うと、佐々木はその家中にて江州に隠れなく、永原安芸守という者をすぐり出した。
二人は修学寺石地蔵の前にて出合い、永原は直鑓、中村は十文字の鑓にて散々に戦ったが、
中村は永原を終に突き伏せ首を取った、
中村新兵衛は近江国の人で、一日に鑓を合わせること十七度、首四十一級を得たことが有り、
世に「鑓中村」と称した。
永原を討ち取った時、室町将軍霊陽院殿義昭が、江州矢島にてこれを聞き召し、感状に朱塗りの物の具、
朱柄の鑓を添えて給わったという。
一説に、彼は摂州半分を領した松山新介(重治)の士であり、唐冠金纓の兜を着けていたという。
(常山紀談)
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-9914.html
この槍中村の別の話ですね
佐々木(六角)と三好が合戦をした折、佐々木は糺に陣し、三好は赤山に有った。
三好は使いを以て、
「我が方には中村新兵衛という剛の者がある。我と思わん人あらば出られよ。他人を加えず戦おう。」
そう言うと、佐々木はその家中にて江州に隠れなく、永原安芸守という者をすぐり出した。
二人は修学寺石地蔵の前にて出合い、永原は直鑓、中村は十文字の鑓にて散々に戦ったが、
中村は永原を終に突き伏せ首を取った、
中村新兵衛は近江国の人で、一日に鑓を合わせること十七度、首四十一級を得たことが有り、
世に「鑓中村」と称した。
永原を討ち取った時、室町将軍霊陽院殿義昭が、江州矢島にてこれを聞き召し、感状に朱塗りの物の具、
朱柄の鑓を添えて給わったという。
一説に、彼は摂州半分を領した松山新介(重治)の士であり、唐冠金纓の兜を着けていたという。
(常山紀談)
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この槍中村の別の話ですね
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