有馬頼元の異見

2010年02月04日 00:01

611 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 10:23:18 ID:RMVhRN5v
まぁラッキーだけじゃ何なので時代的にちょっとルール違反だけど有馬さん家の話

ある時、有馬家中の侍が不正を働いたとして糾弾された。糾弾された当人は、全くの無実である
と申し立てたが、家老たちは協議の上、拷問して真実を糾明すべきだと主君である豊氏の孫の
頼元に報告した。
「当家で士分を拷問した先例はない。無用である。」
と、頼元は異見を述べたが、家老たちは拷問を強行して容疑者から自白を引き出し、切腹させた。

翌年、頼元は趣味として小鳥を飼い始めた。特に、小倉で大金を出して求めた九州無双という鶯を
大事にして、わざわざ係の侍を置き他の者には見ることも許さなかった。
ある日、飼育係の侍がエサをやり行くと、鳥カゴから鶯が消え失せていた。驚いて飼育係が頼元に
報告すると、頼元は激怒して飼育係を捕縛し、家老たちに引き渡した。

「多分、こやつが盗んでよそへ売り払ったのであろう。厳しく詮議し、なお偽りも申すようであれば
拷問にかけよ。」
命を受け、家老たちが拷問にかけようとすると、飼育係は白状した。
「この上は、有り体に申し上げます。薩摩家中の者に売り払いました。」

家老たちが自白について頼元に報告すると、頼元は茶坊主を呼び出した。
「この間、預けた鶯はどうしたかな?」
「はい、殿のお言いつけ通り、鳥カゴを開けて庭に放しました。」
驚く家老たちに、頼元は申し渡した。
「どうだ?真の侍という者は、拷問などは死後までの恥辱と思い、無実の罪さえも引き受けて
しまうという事がわかったか?以後、侍に拷問は無用である。」


またある時、家老たちが頼元に盗人を死罪にするよう意見したが、頼元は却下した。
「下々の些細な悪事にこだわり、みだりに人を殺すものではない。」
「いえ、以後の見せしめになりませぬ。ぜひ死罪を仰せ付け下され!」

「では、殺せ。お前たちはそれが見せしめになり、以後は盗賊が出ない、と言うのだろう?
ならば、もしもまた盗賊が出たら、お前たちの失態として、責任を取ってもらうぞ。」
家老たちは答えに詰まり、盗人の死罪は取り止めとなった。




612 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 10:46:33 ID:RzKyt+9S
飼育係の人カワイソス(´・ω・)

613 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 10:49:16 ID:5/vigasW
そこでご褒美が出れば市松模様だな

614 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 11:26:37 ID:Fa74WeVG
>>612
どこまで仕込んであったのかね。
というか仕込んでなかったら本当にカワイソスだ。

615 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 11:55:28 ID:yGOPRIyK
仕込みで拷問される方はたまったもんじゃねーぞ!

616 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 12:24:20 ID:4r4WfOyO
普通にいい話だなー、
でも最初から部下に命令を無視されないような貫禄をもっていれば良かったんだろうけど

617 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 12:49:43 ID:vDinjm/X
よく読め。拷問前に自供してるだろ?

618 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 12:52:12 ID:4r4WfOyO
ちゃうちゃう、最初の方だ

619 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 12:54:53 ID:QWsUoZEI
自供してるからよかったが自供しなきゃ拷問にかけられてたんだよな。
飼育係が事前に知ってました、じゃ教訓にならないからな。

620 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/02/03(水) 14:37:00 ID:8njowIcn
自供しなくても呼びつける気はあっただろうな
「拷問するべきだ」→「拷問は無用」→「拷問を強行し自白を引き出した」→「切腹」
これをいかんと思って
「仕込みに何も知らない侍を一人用意する」⇒「本気で驚いて報告する」→「拷問してみよう」→「拷問されるくらいなら自白する」
⇒「ネタバラシ」

そもそも相手が拷問をする気になってる段階で無実だと言っても誰が信じるだろうか?
魔女裁判に近い物だから改めたって所じゃないか

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