57 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 21:08:21 ID:P1F8qvO8
関ヶ原の合戦終盤
大谷吉継隊も周囲の裏切りにより戦線が維持できなくなった
大谷隊に属する平塚為広の支えた戦線も崩壊
もはやこれまでと悟った平塚は
君がため 捨つる命は 惜しからじ つひに止まらぬ 浮き世と思へば
と辞世を詠んで部下に自らの挙げた兜首と共に吉継の陣に届けさせた
この後、討ち取られたとも自害したとも
そして、この句を見た大谷吉継は
契りあらば 六つの衢に まてしばし おくれ先立つ たがひありとも
と返した(常山紀談)
六つの衢とは仏教における輪廻の地獄・餓鬼界・修羅界・畜生界・人界・天界の事
「先に逝くぜ、兄弟」「ああ、何処に堕ちても待ってな。必ず逝く」と詠み合ったのである
もちろんこの返歌は平塚には届かなかった
それどころか吉継の辞世とされるため三成宛との解釈もある
正確には平塚為広宛なのである
たぶん、まとめに無かったと思うので
あったら俺の検索不足です
59 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 00:18:22 ID:aie9YMRg
>>57
平塚、戸田コンビ、小大名だったけど
この善戦で裏切り当然のこの時代、歴史に良い名を残せましたよね。
62 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 05:09:34 ID:GpgcbTRY
>>57
辞世は見たことあったが、そんな伏線があったんやね。
大谷刑部も平塚為広もカコイイ!! けど切ないのぅ……
関ヶ原の合戦終盤
大谷吉継隊も周囲の裏切りにより戦線が維持できなくなった
大谷隊に属する平塚為広の支えた戦線も崩壊
もはやこれまでと悟った平塚は
君がため 捨つる命は 惜しからじ つひに止まらぬ 浮き世と思へば
と辞世を詠んで部下に自らの挙げた兜首と共に吉継の陣に届けさせた
この後、討ち取られたとも自害したとも
そして、この句を見た大谷吉継は
契りあらば 六つの衢に まてしばし おくれ先立つ たがひありとも
と返した(常山紀談)
六つの衢とは仏教における輪廻の地獄・餓鬼界・修羅界・畜生界・人界・天界の事
「先に逝くぜ、兄弟」「ああ、何処に堕ちても待ってな。必ず逝く」と詠み合ったのである
もちろんこの返歌は平塚には届かなかった
それどころか吉継の辞世とされるため三成宛との解釈もある
正確には平塚為広宛なのである
たぶん、まとめに無かったと思うので
あったら俺の検索不足です
59 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 00:18:22 ID:aie9YMRg
>>57
平塚、戸田コンビ、小大名だったけど
この善戦で裏切り当然のこの時代、歴史に良い名を残せましたよね。
62 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/20(金) 05:09:34 ID:GpgcbTRY
>>57
辞世は見たことあったが、そんな伏線があったんやね。
大谷刑部も平塚為広もカコイイ!! けど切ないのぅ……