394 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 00:59:18 ID:vZUR1baG
意外にこの話が出てないようなので投稿してみる
大阪冬の陣のこと
前田利常は丘陵地に陣を張り前田隊の指揮をしていた。が、真田丸からの激しい銃撃が有り、
家臣たちは利常に万が一があっては大変と、陣を銃弾の届かない丘の陰に移すよう進言した。
が、この頃二十歳の利常は、初陣と言うことも有り血気盛んであり、危ないなどと言われて
引き下がるものではなかった。彼は家臣たちの進言を完全に無視し、丘の上に居座った。
そうしている間にも真田丸からは銃弾が飛んでくる。どうしたものかと家臣たちが
困り果てているところに、山崎長徳がひょっこり現れた。
「へーくしょん!」
利常の側まで来ると長徳、大きくくしゃみをした。利常怪訝に
「どうした長徳、風邪か?」
「いやいや失礼いたしました。、しかしここは風が冷たい上に強くて、こんな所にいては
拙者のみならず殿まで風邪を引いてしまうかも知れません。
しかし戦はまだ序盤でござる。こんなところで風邪を引き、いざ決戦と言うときに間に合わなくなれば
これ以上の恥はありません。どうでしょう、風の当たらぬ丘の陰へと移動いたしませんか?」
利常これを聞くと、「ふむ、確かにその通りだ。」と、長徳の言葉に素直に従い丘の陰へと
陣を変えたとのこと。
前田家中の面々、この長徳の忠告の仕方に甚だ感心したとのことである。
395 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 01:12:16 ID:iEPzBvdn
ボンボンの世話ってたいへん
396 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 01:13:27 ID:YmSzup4c
>>394
全く同じではないが似た話が徳川秀忠にあるよな
398 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 03:18:13 ID:ToaLd4fo
>>396
若殿はこういうところで意地を張って威厳を保たなければならないのね。
399 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 08:46:59 ID:bOi0jnyi
三斎様ですら若い頃に突進して額に大怪我負ってるからな
404 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 11:13:43 ID:fum/TA8Y
>>398
あー、その考えなかった。
若殿は無茶や意地をはらないと家臣から舐められる可能性があるのか。
唯々諾々と家臣の指示に従ってると、威厳なくなるかもしれんもんな。
若殿は意識して無茶をやっていたのか(そうでないのもあるのだろうけど)。
405 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 11:39:58 ID:imhHPV5e
臆病者って思われたら将としてやっていけないからな。
率先して逃げられるのは信長くらいなものじゃないか。
406 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 11:51:20 ID:6zU1TLJ9
仙石もやった
407 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 12:15:19 ID:VfsZ+5G+
仙石って周りからどう思われてたんだろうな。
特に大名復帰した時期とか。
408 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 12:45:16 ID:3taT0bTW
長蘇我部のバカの暴走のとばっちりを喰って
失脚した可哀想な人とか?
409 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 13:11:28 ID:Fp3kuqd3
目上の人には「よく頑張って復帰したね」と賞賛もされたかもしれんが、
同じくらいの立場の人には嫉妬半分で
「全身鈴だらけで戦うって、何だよ、そのあざとさは」とか
「すっかり徳川に鞍替えかよw」
とか言われてたと予想。
410 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 18:11:30 ID:Lhh9y6m1
「しょせん、復帰できたのは殿下のお気に入りだからだろ」ぐらいは言われてた筈
411 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 18:20:42 ID:1kSrD8vZ
妄想だけなら何とでも言えるわな
意外にこの話が出てないようなので投稿してみる
大阪冬の陣のこと
前田利常は丘陵地に陣を張り前田隊の指揮をしていた。が、真田丸からの激しい銃撃が有り、
家臣たちは利常に万が一があっては大変と、陣を銃弾の届かない丘の陰に移すよう進言した。
が、この頃二十歳の利常は、初陣と言うことも有り血気盛んであり、危ないなどと言われて
引き下がるものではなかった。彼は家臣たちの進言を完全に無視し、丘の上に居座った。
そうしている間にも真田丸からは銃弾が飛んでくる。どうしたものかと家臣たちが
困り果てているところに、山崎長徳がひょっこり現れた。
「へーくしょん!」
利常の側まで来ると長徳、大きくくしゃみをした。利常怪訝に
「どうした長徳、風邪か?」
「いやいや失礼いたしました。、しかしここは風が冷たい上に強くて、こんな所にいては
拙者のみならず殿まで風邪を引いてしまうかも知れません。
しかし戦はまだ序盤でござる。こんなところで風邪を引き、いざ決戦と言うときに間に合わなくなれば
これ以上の恥はありません。どうでしょう、風の当たらぬ丘の陰へと移動いたしませんか?」
利常これを聞くと、「ふむ、確かにその通りだ。」と、長徳の言葉に素直に従い丘の陰へと
陣を変えたとのこと。
前田家中の面々、この長徳の忠告の仕方に甚だ感心したとのことである。
395 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 01:12:16 ID:iEPzBvdn
ボンボンの世話ってたいへん
396 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 01:13:27 ID:YmSzup4c
>>394
全く同じではないが似た話が徳川秀忠にあるよな
398 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 03:18:13 ID:ToaLd4fo
>>396
若殿はこういうところで意地を張って威厳を保たなければならないのね。
399 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 08:46:59 ID:bOi0jnyi
三斎様ですら若い頃に突進して額に大怪我負ってるからな
404 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 11:13:43 ID:fum/TA8Y
>>398
あー、その考えなかった。
若殿は無茶や意地をはらないと家臣から舐められる可能性があるのか。
唯々諾々と家臣の指示に従ってると、威厳なくなるかもしれんもんな。
若殿は意識して無茶をやっていたのか(そうでないのもあるのだろうけど)。
405 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 11:39:58 ID:imhHPV5e
臆病者って思われたら将としてやっていけないからな。
率先して逃げられるのは信長くらいなものじゃないか。
406 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 11:51:20 ID:6zU1TLJ9
仙石もやった
407 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 12:15:19 ID:VfsZ+5G+
仙石って周りからどう思われてたんだろうな。
特に大名復帰した時期とか。
408 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 12:45:16 ID:3taT0bTW
長蘇我部のバカの暴走のとばっちりを喰って
失脚した可哀想な人とか?
409 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 13:11:28 ID:Fp3kuqd3
目上の人には「よく頑張って復帰したね」と賞賛もされたかもしれんが、
同じくらいの立場の人には嫉妬半分で
「全身鈴だらけで戦うって、何だよ、そのあざとさは」とか
「すっかり徳川に鞍替えかよw」
とか言われてたと予想。
410 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 18:11:30 ID:Lhh9y6m1
「しょせん、復帰できたのは殿下のお気に入りだからだろ」ぐらいは言われてた筈
411 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/05(金) 18:20:42 ID:1kSrD8vZ
妄想だけなら何とでも言えるわな
スポンサーサイト