武田の遠江侵攻と加茂砦・悲しい話

2008年11月12日 00:15

257 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 01:25:04 ID:lJWcy4my
元亀三年(1572)、武田信玄の軍が、ついに大挙して遠江に侵攻した。
その大波は遠江北部の徳川方の城を次々と攻略。平野重定の籠もる加茂砦にも、
川井助久朗直澄率いる数百の部隊が襲い掛かった。

川井の軍は、砦の奥まで攻め込んだ。だが、平野はじめ加茂砦の守備隊は良く持ちこたえ、
反撃に転じ、逆に河合の部隊を追い立てた。

ところがこの時、大将の川井直澄が、たった一人部隊の退却に遅れ取り残された。
余りに突出しすぎていたらしい。
追い立てられた川井は、砦の中にいた娘を見つけるとこれを捕まえ、卑怯にも己の盾とした。

「近づくとこの娘が死ぬぞ!」

取り囲む兵達は動けない。そして、駆けつけた平野は、その娘を見て驚いた。
彼の妹、おこんであった。

兄を見て、おこんは叫んだ

「兄上!私に構わず、突き刺すのです!」

平野は自ら、その手に持つ槍を、突き出した。
加茂砦は、武田の襲来を持ちこたえた。


おこんは平野家の家寺、静岡県磐田市にある大円寺において、今も、篤く供養されている。



258 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 09:55:35 ID:mlfxjT4k
それはむしろ信玄の悪い話じゃね?

259 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 12:40:14 ID:N04He6yr
なぜに?

267 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/11(火) 21:27:10 ID:F0RZ76eb
>>257
義光「それはオレには無理だわ…」
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