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中川重政の失脚・悪い話

2009年05月18日 00:06

482 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/17(日) 00:32:51 ID:zt//pOfU
織田好きの人にはいまさらかもしれませんが。

信長の家臣に中川重政という男がいる。馬廻でありながら秀吉、光秀ら
と一緒に京都や畿内の行政に関わったり、後に宿将として安土に入るなど
出世街道を進んでいた。しかし彼は突如失脚する。弟のせいで。

重政は柴田勝家と領地についていざこざがあった。ある時、両者の代官達
の間で争いがあった。これに介入したのが重政の弟・津田盛月だった。
盛月の兵が勝家の代官を殺してしまったのだ。

事件を知った信長は盛月を追放、重政も連座となった。重政は後に戻されるが
出世コースからは完全に外れていた。信長の死後は織田信雄に従うが、
小牧・長久手の戦いで池田恒興に負け、以後姿を消した。

ちなみに弟の盛月は秀吉に仕えて小牧・長久手の戦いに参戦した。最終的に
三万五千石の大名になっている。




483 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/05/17(日) 00:44:24 ID:idtIRMUM
>>482
盛月ってなんて読むのかと思ったら、まんま「もりつき」なのねw

しかし津田って名字からすぐ分かるけど、信長の一族なんだよね、この兄弟。
まあ内戦やったからしょうがないとも思うが、信長は自分の子供には甘いけど、
一族には妙に冷たい感じがするね。

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