766 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 01:04:12 ID:FOt7tlOD
信長の命により、秀吉が尼崎を攻めていたときのこと。
この時信長から秀吉に、阿閉萬五郎と言う勇者を付けた。
さて、尼崎城を攻めたおり、秀吉、驚いた。
当然この、阿閉萬五郎にである。
この阿閉、角の立物に猩々緋の羽織と言う派手な姿、杖をつき城の方をにらみつけ、
なんと大手の前に一人立っているのだ。
「あの男、何を考えているんだ!?」
明らかに織田方の、わけのわからぬ大男が、城のまん前で仁王立ちしているのだ。
当然城からは豪雨のように矢弾が降り注ぐ。が、阿閉、ピクリとも動かない。
しかし秀吉はそのままにしておくわけにはいかない。信長から直々につけられた男である。
変に殺してしまえば、信長は秀吉をどう思うか。
「ま、萬五郎殿!萬五郎殿!」
秀吉、矢弾の豪雨の中、田の畦にそって、四つんばいになって這い寄り、立っている阿閉の
膝の下に手をかけ
「ど、どういう事でござるか!とにかくここは危険でござろう、早々に引き返してくだされ!」
そんな風に泣きついた。
阿閉は杖を右手に持ち替え、「ははあ、危ないですか。それはご注意かたじけない。」
「で、ではわしの後をついてきてくだされ!」と、また四つんばいになって帰っていった。
その後を阿閉は、普通に歩いて帰っていった。
秀吉は後々まで、この時の阿閉萬五郎の胆力を、賛美していたと言うことである。
767 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 01:56:55 ID:eu9SIJ2y
>>766
そいつは何がしたかったんだw
768 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 02:05:47 ID:tuy2Wk1E
阿閉萬五郎「やっべ漏れそう……」
信長の命により、秀吉が尼崎を攻めていたときのこと。
この時信長から秀吉に、阿閉萬五郎と言う勇者を付けた。
さて、尼崎城を攻めたおり、秀吉、驚いた。
当然この、阿閉萬五郎にである。
この阿閉、角の立物に猩々緋の羽織と言う派手な姿、杖をつき城の方をにらみつけ、
なんと大手の前に一人立っているのだ。
「あの男、何を考えているんだ!?」
明らかに織田方の、わけのわからぬ大男が、城のまん前で仁王立ちしているのだ。
当然城からは豪雨のように矢弾が降り注ぐ。が、阿閉、ピクリとも動かない。
しかし秀吉はそのままにしておくわけにはいかない。信長から直々につけられた男である。
変に殺してしまえば、信長は秀吉をどう思うか。
「ま、萬五郎殿!萬五郎殿!」
秀吉、矢弾の豪雨の中、田の畦にそって、四つんばいになって這い寄り、立っている阿閉の
膝の下に手をかけ
「ど、どういう事でござるか!とにかくここは危険でござろう、早々に引き返してくだされ!」
そんな風に泣きついた。
阿閉は杖を右手に持ち替え、「ははあ、危ないですか。それはご注意かたじけない。」
「で、ではわしの後をついてきてくだされ!」と、また四つんばいになって帰っていった。
その後を阿閉は、普通に歩いて帰っていった。
秀吉は後々まで、この時の阿閉萬五郎の胆力を、賛美していたと言うことである。
767 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 01:56:55 ID:eu9SIJ2y
>>766
そいつは何がしたかったんだw
768 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/16(木) 02:05:47 ID:tuy2Wk1E
阿閉萬五郎「やっべ漏れそう……」
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