教会だった場所だから

2015年09月18日 16:08

331 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/09/18(金) 13:44:39.01 ID:PRgLiTG6
 豊後の国の国主がある男にキリシタンの教会があった土地を与えた。幾人かの人々は土地をもらった男に
「その土地は元々教会だった場所だから、そこに家を建てると ばちがあたるかもしれない」と忠告した。
しかし、キリシタンと関わりのないその男はそのような忠告など耳を貸さずに家を建てて移り住んだ。
 すると、彼が移住してきた後、短い期間で家中の人間が5人も立て続けに亡くなる不幸が起きた。
家主の彼はこの不幸を恐れて他の所へ引っ越した。しかし、後になって彼はこれではキリシタンたちが
自分の臆病さを嘲笑するのではないかと恐れて、以前は教会だったその家に戻って生活を再開した。
すると、その数日後に彼の長男が喧嘩で命を落としてしまった。さすがに懲りた家主はその家に住むのを
あきらめて家を手放してしまった。
 その後まもなくして、キリシタンではない別の男がその家に自分なら運よく住めるかもしれないと考えて、
色々と災難があったいわくつきの家に住むことを試してみたが、その者はしばらくして らい病にかかってしまった。
それ以後はその家は空き家となってしまい、誰も住まなくなった。
 この話を聞いたキリシタンたちは教会を大切にすべきことを学んだのであった。

       1591、1592年イエズス会日本年報 ルイス・フロイス書簡



332 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/09/18(金) 16:34:10.17 ID:wv+XnyRG
某日蓮カルト宗教並の胡散臭さ

333 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/09/18(金) 16:54:23.84 ID:Fp8VF3UM
えらく偏狭な神様だなおい

334 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/09/18(金) 17:01:54.22 ID:DNHRvApW
仏教伝来の時も物部守屋が仏像を破壊したら疫病が仏罰で余計ひどくなった、て話があるが
仏でもキリスト教の神でも荒ぶる神にされてしまう日本であった
フロイスも「神罰があたった」とか喜んでないで日本の他の神々と同一視されてることを嘆かないと

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フロイスの仏教の印象

2015年01月18日 17:13

268 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2015/01/17(土) 19:04:01.58 ID:A1D2OVqA
フロイスの仏教の印象
「釈迦は八千人の弟子を持ち、その人数の中から彼に従い、常に同行する十二人を選んだ。(中略)
彼の死後、宇宙の総ての生き物が集まって彼の死に涙を流した。
そして彼の十二人の弟子の中から四人が彼の障害、奇跡と苦行について記すべきテーマを取り上げた。
彼ら(四人)は阿難、迦葉、目連、舎利弗と呼ばれる」
「悪魔は彼らにいくつかの事柄においてキリスト教のそれに酷似している外面的な儀式を与えることに尽力した。
そのことでわれわれが彼らに説いていることと、彼らの有していることとは、総て同じ一つの事柄である、
しかしながら、深く聞くときはたちまち混乱してしまうのだというようになった。
彼らは三位一体にして一つである阿弥陀、そして釈迦は十二人の弟子と彼の生涯についての
四人の年代記作者を持つほどの無限の奇跡をもった人類の救い主であるというのである。」




鍋の底に焦げ付いた飯は

2014年11月17日 18:55

211 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/17(月) 15:19:58.83 ID:N9ed95oq
我々の間では鍋の底に焦げ付いた飯は戸外に捨てるか、犬に食わせる。
日本ではそれは食後の果物である。またはそれを終わりに飲む湯の中に投ずる。

ルイス・フロイス「ヨーロッパ文化と日本文化」より)

なんだかネット上では米粒を全部食べるのが卑しいとか言ってる人を時々見かけるが、
昔から日本人はこの通りなんで安心して残らず食べてもらいたい





212 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/17(月) 15:33:00.41 ID:TN6O4rZX
わざわざ土鍋でオコゲ付きの飯炊いとるというのに…

213 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/17(月) 15:33:12.14 ID:oxawx0Ei
時代が進むほどわけわからんマナーや礼儀が増えすぎだよな

214 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/17(月) 15:59:12.40 ID:dVHxTUJR
イタリアには米をチョコレートと牛乳で煮るお菓子があったはず、いつからかは解らないけど
ただ、日本米と違うから…一度作ったら酷い有り様だったよ

215 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/11/17(月) 18:34:27.81 ID:nHFdZbxf
ライスチョコレートケーキってやつか?
不味くはなさそうだが
米はポン菓子みたいにしてクランチにした方が美味そう

紀伊、悪魔に対する崇拝と信心に専念している国

2014年09月24日 18:52

345 名前:1/2[sage] 投稿日:2014/09/23(火) 20:16:59.07 ID:Xw3iSN0C
堺の付近を和泉国と称するが、その彼方には国を挙げて悪魔に対する崇拝と信心に専念している、
紀伊国なる別の一国が続いている。そこには一種の宗教団体が4つ5つあり、その各々が大いなる共和国的存在で、
昔から同国ではその信仰が盛んに行われてきた。いかなる戦争によってもこの信仰を滅ぼすことが出来なかったのみか、
ますます大勢の巡礼が絶えずその地に参詣していた。

これらの集団の一つをコウヤ(高野)と言い、三千ないし四千の僧侶を擁している。その宗祖は弘法大師で、
彼は七百年前、そこに生きたままで埋葬されることを命じた。同宗派はシンゴンジュ(真言宗)と称し、
この高野の宗団は、頂上に大いなる平地と自分たちの憩いの場を持つ高山にある。
毎年大勢の参詣者や巡礼が訪れるが、いかなる女性もそこに登ることは許されないし、また女性に関連した物品も
持ち入ることができない。そのために、周知のように、同所の仏僧達は忌むべき輩であり、その生活は淫猥を
極めたものとなっている。

同国にある2番目の宗団はコカワ(粉河)と呼ばれる。それは前者に比すると人員や規模においてはるかに劣るので、
改めて特筆する価値はなく割愛することにする。

三番目の宗派ないし宗団は、やはり一部の仏僧が構成するものであり、ネゴロス(根来衆)と称する。
彼らは当初、高野の仏僧らと同一の宗団に属していたが、後に分離して独自の宗派を形成するに至った。

これらの仏僧たちは、日本の全ての宗派とは全く異なった注目すべき点をいくつか有している。すなわち彼らの本務は
不断に軍事訓練にいそしむ事であり、宗団の規則は、毎日一本の矢を作ることを命じ、多く作った者ほど多くの功徳を
積んだ者と見なされた。彼らは絹のキモンイス(着物)を着用して世俗の兵士のように振る舞い、裕福であり収入が多いので
立派な金飾りの両刀を差して歩行した。カタギン(肩衣)を着物の上に纏っていない点を除くと、その服装は他の俗人と
異なる所がなかった。それについては、既に日本人の服装を論じた際に言及した通りであり、彼らの衣服は飾り用に羽織る
一種の薄いサンペニート(袋状の衣)である。更に彼らはナザレ人のように頭髪を長く背中の半ばまで絡めて垂れ下げ、
いかなる事があっても僧帽を着用しなかった。

彼らを一瞥しただけで、その不遜な面構えといい、得体のしれぬ人柄といい、彼らが使えている主(すなわち悪魔が
如何なるものであるか)を示していた。
都に隣接した諸国に住む日本の武将や諸侯は、互いに交戦する時ゲルマン人のようにこれらの僧侶を傭兵として金で雇って
戦わせた。彼らは軍事に極めて熟達しており、とりわけ鉄砲と弓矢にかけては日頃不断の訓練を重ねていた。そして
戦場においては自分たちに有利な条件を提示する側に容易に屈するのであった。

彼らの寺院なり屋敷は、日本の仏僧の寺院中、極めて清潔で黄金に包まれ絢爛豪華な点において抜群に優れている。
そしてその寺院なり住居が清潔であればあるほど、一方で彼らは生活において忌むべき人間に堕落しているのである。
彼らは根来の宗団内にとどまって戦に参加していない時には、他の仏僧らと同様に偶像崇拝並びにその宗派の儀式に従っていた。
彼らはその地を訪れる巡礼者たちを懇切丁寧にもてなし、2,3日無料で食事を提供した。

彼らに奉仕する家僕を除き、仏僧だけで八千人から一万人もいたが、それらの家僕の大部分は下賤の出で、主人の元から
逃亡した下僕とか、悪人、また下等な輩の寄り合いであった。だか彼らはひとたびネゴロス(根来衆)になると、
たちまち尊敬を受け、血統の賤しさも、以前の生活や習慣における卑劣さももはや己が身に汚点を残さなくなると信じていた。

346 名前:2/2[sage] 投稿日:2014/09/23(火) 20:17:30.36 ID:Xw3iSN0C
この国の四番目の宗団の人々がいる地方はサイカ(雑賀))と呼ばれ、その住人たちは、ヨーロッパ風に言えば、いわば
裕福な農民たちであった。だかヨーロッパの農民たちと全く同じというわけではない。すなわち彼らは海陸両面での
軍事訓練において、根来衆にいささかも劣らなかったし、常に戦場で勇敢な働きぶりを示してきたので、日本において、
彼らは勇猛にして好戦的であるとの名声を博していた。

彼らは僧籍を有せず、全て一向宗の信徒であり、かつて大阪の市および城の君主であった仏僧(本願寺顕如)を最高の主君に
仰ぎ、彼に従っていた。織田信長は6年にわたって顕如を包囲したが、しばしばこの大阪勢には悩まされ、信長勢は彼らの
攻撃を受けた。
当時、この僧侶を最も支えたのは、彼が常時手元においている6,7千人もの雑賀の兵であった。彼らは自ら奉ずる宗教への
信心並びに熱意から、不断に大阪の城に馳せ参じ、自費を以って衣食を賄うとともに、海陸の戦いでは武器弾薬を補給した。

ルイス・フロイス『日本史』)

フロイスの日本史より、紀伊国の宗教勢力に関する描写である。




347 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/23(火) 23:59:46.10 ID:TzWQWK3c
高山のところの「淫猥を極めた」、ってやっぱり男色のことかねえ
当時の日本では珍しくなくても、宣教師からしたらとんでもないわな

348 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/24(水) 00:38:47.54 ID:LY5nv8Sv
そういえば最近カトリック教会での児童虐待(男色的な意味で)が問題になってましたな
ねえフロイスさんどんな気持ちですか?

349 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/24(水) 04:23:06.88 ID:ojoMC+8w
アレクサンデル6世「カトリックがそんなに腐敗しているとは
なんと嘆かわしい」

350 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/24(水) 09:07:12.13 ID:jjnT6EAA
ドラマは何期までやるんだろ
つかなんでイタリア製作じゃないんだ

351 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/24(水) 11:34:43.60 ID:sbmPmQEC
>>348
正さねばならんと思ってるだろうね。
元々イエズス会ってそういう人の集まりだし。

352 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/24(水) 13:51:17.30 ID:FJwfTTB0
アルカイダみたいなもんといえば多分あってるw

354 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/24(水) 18:19:53.47 ID:K4DHuFe/
>>352
あの直前頃のカトリックは結構アレだったよね、ほとんど世俗の王みたいな

362 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/25(木) 09:44:38.77 ID:p+Wz+xjT
>>345-346
「粉河寺は詳しいことわからへんし余計なこと書かんとこ」
「5つ目は熊野…まあちょっと他んとこより遠いし省略してもええやろ」

4つ5つといった言い回しにこんなような思いが滲み出てる気がしてこの逸話見聞きした時に
モヤっとしてるのは俺だけだろうか

ルイス・フロイスによるお灸の解説

2014年05月24日 20:29

15 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/05/24(土) 19:59:58.95 ID:E2iMKSOO
「目またはリュウマチスを患っている病人を治療するのに、三、四千の烙鉄を身体につける」
と書かれた場合にも同様のことが言い得る。(=ヨーロッパと同じに考えてはいけないという意味)
それは日本では非常に一般的なことであって、よほど話を割り引いて解してもらいたい。
というのは、その「烙鉄」とは、当地では乾いた(空白)を豆粒もしくは大型のざくろ粒くらいの小球にしたもので、
その上部に点火し、肉体の上に置き、すべて燃え尽くすまで火をつけたままにする。
それは非常に手軽なことで、同じ場所に十五か二十個置いておくと、その箇所の肉はすでに厳しく鍛えられているから、
それ以上置いてもほとんど疼痛を感じなくなる。
従ってそれらは私たちヨーロッパ人が言うような烙鉄の如きものではない。
私自身、その日本のを試みたことがあって、種々の疼痛や眼病のために三千個以上、背中や膝にその小球を置いたのであった。

ルイス・フロイスによるお灸の解説である。





日本人は一枚のハンカチで

2014年03月11日 19:00

590 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/10(月) 21:00:04.65 ID:S4iA8xTd
日本人は一枚のハンカチで、ただの一度しか鼻をかまない。と言うと、ヨーロッパの読者は
滑稽に思うであろうが、これは奇異とするに足らない。それはマラバール(インド・ケーララ州)の
国王達が同じ皿からただの一度しか食べないと言おうとするのと一緒であって、彼らはバナナの皮で
食事をするので、食事が終わればそれを捨てるのである。

従って日本人について、彼らが一度ハンカチに唾を吐いたり鼻をかんだりすると、それを洗わずに
捨ててしまうと言う時には、次のようなことが説明されねばならないであろう。
すなわち、日本人は鼻をかんだり唾を吐くためにハンカチの代わりに、ハンカチのように折りたたんだ
薄い紙をたくさん懐に入れて持ち歩いているということである。

この紙は非常に安いので、彼らは非常にわずかの費用で幾枚でも使用することが出来る。
貴人たちはその紙の間に、白または青色の亜麻布を一枚携えているが、これは汗を拭くためだけに
用いられる。だが商人や一般の人々は、紙以外に亜麻製の半幅の手拭いを帯の中に携えており、
汗を拭いたり、手や顔を洗う的にそれを用いる。

ルイス・フロイス『日本史』)

日本人が戦国時代からちり紙を使っていた、という記録である




591 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/10(月) 22:23:51.54 ID:9KsNTFiM
一度鼻かんだハンカチでまた鼻かむのか?

592 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/10(月) 23:20:59.39 ID:iG3evuam
フランス人とか今でもハンカチで何度も鼻かむぞ
んでカピカピになってから洗う

593 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/10(月) 23:22:23.90 ID:ZH4Ve3AV
支倉常長が鼻かんだちり紙を捨てたら、珍しがって西欧人が拾ってったって話もあったような

594 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/11(火) 00:25:47.57 ID:SRL2EFdo
権現様が落としただか風に飛ばされたちり紙を無駄にすまいと拾った話があったな

595 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/11(火) 12:09:19.46 ID:1WiNGMWd
チョイ前までのヨーロッパでは紙は高級品だから
明治のパリ万国の日本館の大工がちり紙捨てたら周りのフランス人がびびったとか
いまでもなごりで>>592
おかげで識字率も低かった

596 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/11(火) 15:23:18.92 ID:RcrVH+Jv
鼻紙と識字率?って思ったけど
学習用の紙が使えるかってことか

597 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/11(火) 18:00:46.12 ID:HKVyWUHd
フロイス日本史に志賀親次が入信した際に、紙製の記録帳を修練院の院長から
贈呈されたって話もあるから、それなりに紙工技術はあったんだろうけどね

598 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/11(火) 19:20:47.08 ID:VMcXdHz3
インクで文字書いて記録残してるんだからヨーロッパにも紙くらいあっただろ

599 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/03/11(火) 20:27:52.43 ID:2ViOfgOs
羊皮紙はけっこう長持ちするだよ。作るのが面倒臭い

1568年10月4日付、堺発 パードレ・ルイス・フロイスの書簡

2012年07月03日 20:59

327 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 18:29:57.43 ID:cENsvTv3
『1568年(永禄11年)10月4日付、堺発、パードレ・ルイス・フロイスの書簡の一節

私が都に復帰することは、大いに努力したにもかかわらず、今日に至るまでそれは叶っていない。
都は甚だ混乱し、少しも安全ならざるが故に、この事は神の御許におすがりするしか無い。

シノバラ殿(篠原長房)と云う大なる異教の領主(当地方のキリシタンの武士は、多く彼に属せり)は、
我々を都に復帰せしめんために大いに努力されているが、戦争のため未だこれを了せず。

都の(キリシタンの)会堂は、昨年まで我々の敵にしてキリシタンの大迫害者たる弾正殿(松永久秀)の
掌中にありて閉鎖させられていたが、篠原殿はこの事を聞き、私が都に入る事が可能になるまで、現地の
キリシタンに託すことを命ぜられた。これによって会堂は我らキリシタンの手に帰し、都の信者たちは
従前のように同所に来て祈祷を行なっている。

篠原殿は今の都の王に使いを遣わし、もしパードレ等が都に帰ることを許さないのなら、彼の絶対権力によって
彼らを復帰させる。何故なら彼らを追放すべき何らの理由がないからである、と伝えた。

そのような中、5,6日前に尾張の王(織田信長)が、殺されたる公方様(足利義輝)の兄弟(義昭)を、
武力を持って都に入らしめんため、6万の兵を率いて突然都に向かって進軍を始めた。
これにより、必ず大戦があるだろう。

主よ、平和を来たらしめ給わん事を祈る。
何故かと云えば、この諸国(日本)でデウスの教えを弘布するにおいて、戦争にまさる障壁は無いからである。』

信長の上洛直前の情勢を伝える、ルイス・フロイスの書簡である。
(日本耶蘇会年報)




328 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 21:23:52.41 ID:HU9wdxzM
相変わらずキリスト教が関わってるかどうかが話の主軸なのね
宣教師だからと言われればまあそうなんだけど

329 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 21:33:11.76 ID:IDaq8dwx
まあ布教報告書だからキリスト教絡み以外はあんまり関係ないし。


330 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/03(火) 21:34:16.95 ID:hejL88An
これって教会の報告書なんだよね?

某氏の聚楽第レポ

2012年01月25日 21:59

579 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/01/24(火) 23:11:20.01 ID:u5iZYnBa
某氏の聚楽第レポ


これはすごい!
屋敷の中がすべて金で塗られている!
全部の部屋の内外上下、壁の屏風、廊下と縁側、台所に馬屋、厠、ついでに置いてある机や道具まで金塗りだ!
屋根瓦と外壁の瓦は金塗りの上に花柄模様がついてるし!
おまけに全部の屋敷に門が2つずつあって、うち1つは関白だけしか使えない関白専用の門(もちろん金塗り)だ!
2000軒以上も建物のあった上京のほぼ全部がこんな建物で埋め尽くされてる!
これがたった6ヶ月で完成してしまうなんて!しかもいまだに広がり続けてるなんて!
そしてこれだけの工事をしておいて、屋敷の中だけでなく、門の外にさえ一切なんの汚れも痕跡も残ってない!
この世のものとは思えないほど清潔だ!


だけど…えーと…ほら……
こんなの大砲が4門もあれば半日で壊せるから!別に戦闘用に作られてるわけじゃないけど!
あと、ここの外にある京の町はヨーロッパの町より全然ショボいから!こことは直接関係ないけど!
あと、この町はいかにすごくて、所詮お金をたくさん出せば買えるけど、
ヨーロッパの町とか教会には無限の価値があるから!お金じゃ買えないから!

こんな無理矢理作らせた町は、関白が死んだら消えてなくなる気がするし!
繰り返すけど、日本の町が全部こうなわけじゃないから!
これから日本にくる新任の宣教師は勘違いしないように!



安土城や大坂城は手放しで賞賛しているのに、なんでこんなに真っ赤になって否定するのか。
フロイスのこの記述から、聚楽第がいかに凄い建築物だったかが逆説的にうかがえるのである。




582 名前:人間七七四年[] 投稿日:2012/01/24(火) 23:50:33.41 ID:tR2JMIjm
>>579
フロイスの日本史は面白いよね
日本の権力者のなかでも秀吉が下賤の出だって内心で小バカにしたりして血統を重んじる
西洋人の感覚が丸出しだったり
仏教も宗派によって邪宗だって貶める一方で
貴重な仏像とかうっかり書いちゃったり
ちゃんとした学僧の悪口はかかなかったりで読みながらフロイスの腹の底を探るのが楽しい

589 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/01/25(水) 11:47:34.26 ID:REPIzGSg
>>582
血統を重んじるのは日本も同じ。
「日本の祭祀はすべて悪魔によって考案された」と書いているよ。
貴重な仏像もあるのは事実だし、布教を邪魔しない人については特に何も書く必要もないだろう。

新薬発見

2011年09月05日 22:05

465 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20:36:18.72 ID:JRaYkgNT
新薬発見


文禄の役が終わった頃の話。
天草のセミナリオに1人の男がやってきた。
男は自分の故郷の田舎に教会を建て、そこで一生をデウスの教えのために捧げたいのだと言う。
宣教師が理由を尋ねると、男は「デウスは驚くべき異常な方法で自分の命を救ってくださったからだ」と言った

男の語るところによると――
彼は朝鮮で重病にかかり、周囲の者たちから見捨てられていた。
折からの兵糧不足により食べる物もなかったので、男はなんと、懐に入れてあったロザリオを食べて飢えをしのいだ。
これが効いたのかはまったく分からないが、男は数日間生き延び、病状は回復し、日本に
帰ってくることができた……と、フロイス日本史は伝えている。




466 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20:46:34.91 ID:mMDiDCCN
食べれるような材質だったのかい!

467 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20:48:35.45 ID:AP2omeEr
木喰上人もびっくり

468 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 20:54:37.77 ID:trfjbcS8
朝鮮では砂が食えるようになるそうだからロザリオだって食えるだろう

469 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 21:00:51.39 ID:DBIsXMPf
食べられるロザリオってなんだろ
革でできていたのか?

470 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 21:04:56.28 ID:alSrCokm
多分手羽先が二つ縛ってあって十字架っぽくなっていたロザリオ

471 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 22:50:54.38 ID:s89fuxTg
病は気からっていうし、信仰心もバカには出来ないな
しかし出典がフロイスか

472 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/04(日) 23:32:28.80 ID:qW//eUqF
いやお土産用に大事にとっておいた朝鮮人参だろうね

473 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 00:02:50.96 ID:g/4LWtxw
米沢藩では飢饉対策で家を食べられるようにしていたな。

474 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 00:21:13.99 ID:nklGYT/Q
欧州だと岩塩でロザリオ作ることもあるで
この時期にそれが日本に伝わってたかは怪しいけど

475 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 00:57:26.45 ID:5szuz5Tr
食べられて薬にもなる・・・鰹節じゃな!(某三河者

476 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 02:55:52.58 ID:lyIP4fpg
忍者のまきびしも非常食だったという話があるな

477 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 02:57:56.02 ID:67lIseDQ
鰻の骨を上げてクルスにw

479 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 03:40:50.16 ID:k/UOiZkz
>>476
ひしの実は普通に食えるよ

480 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 03:57:10.62 ID:HzJyI8Kr
へーキリシタンも忍者もサバイバラーだな
まさか僧侶の数珠とかも?

481 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 08:27:59.87 ID:ijHiF5Ol
数珠の材料は櫨(ハゼ)の木の種で作られてるから栄養価もある非常食として食われてたみたいよ

482 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 21:13:40.11 ID:HzJyI8Kr
へー
まさか巫女がお払いに使うのとかも?

485 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 22:48:18.96 ID:ijHiF5Ol
>>482
御幣は今じゃ紙で作られてるけど元々はニワトコやクルミやマツの樹の皮で
作られてたから一年たったら古くなった御幣は煮て食うか燃やして処分
(厄災的な意味であまり作られた年に非常食にするのは宜しく無い)

486 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 22:50:39.03 ID:9dpStkQl

それはそうと御幣餅なら食えそうだ

フロイス、意外にも素直に褒める

2010年03月28日 00:09

61 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 14:02:30 ID:faFhPXNC
実はフロイス、異教徒は大っキライだったケド、意外にも日本建築や仏教美術に関し
ては素直に褒めている。

「欧州の建築物の方があらゆる面で数倍も優れている」
「こんな僻地で、他の国も知らず、戦争ばっかりしてる連中だからこの程度で満足し
てるのも仕方ないんだけどねwww」
などといつもの罵詈雑言を振りまきながらも、
「清潔さと整然とした様は素晴らしい」
「寺院だけでなく、住居や貴族の邸宅や庭園までもがそう(清潔で整然としている)
なのだ」
と、フロイス補正をかけて読んでみれば、手放しの絶賛と言っても良い評価だ。

仏像に関しても
「(三十三間堂に収められている仏像の中で)一番巧妙で、奇抜で、素晴らしい像は
乞食の像(婆藪仙人像)である。この像は男の貧苦を真に迫って表現しており、本当
に一見の価値がある」
「これらの像はどれも極上等の金箔が厚く施されていて、その顔は美しく、均整が取
れている。この驚異に眼を見張らせる素晴らしい像が多数並んでいる様を見渡すと、
全く荘厳な印象を受ける」

……おいおい、どうした、何か悪いモノでも喰ったか?
それとも霜台さんちに行った時、うっかり茶でもご馳走になってしまったのか?
そう聞いてみたくなるほどの褒めっぷりだ。

仏像=燃やすモノ、という視点以外からでも見ることが出来たんだねぇ、フロイス。
まぁ、カトリックは偶像崇拝してるし、将来は京都か奈良の仏師にマリア像を彫らそ
う、なんてコトを考えていたんだろうか。
何はともあれフロイスの口から

「素晴らしい出来の仏像」
「仏像を見てると荘厳な印象を受ける」

などという言葉が聴ける日が来るとは思わなんだ。
かなり意外なフロイスの一面が見れた良い話(?)




62 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 14:08:41 ID:tJYTm6p2
>>61
昼間っから酒でも飲んでたとしか思えないw

63 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 14:52:37 ID:TR/bCxmh
この清潔や整理への美意識の高さや美術を神に向けられれば新たなるステージへ!と思ってたのは間違いないなw

いかにフロイスとはいえ清潔なほうが居心地いいのまでは信仰で弁護できるレベルじゃないんだなw

64 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 15:11:34 ID:EbQGJfNZ
フロイスが生まれたのは初期ルネッサンスだから芸術はまだ未熟な時期だ
こういうあり方も有りではないか?と問いかけられた時期に日本に来た訳だから
本国とは全く別の芸術性に魅入られても不思議ではないな

74 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/27(土) 22:00:16 ID:+jFMHrBb
>>64
フロイスが生まれたのはルネサンス後期だよ
ダヴィンチやラファエロなどルネサンス盛期の芸術家はもう死んでて
美術史でいうとマニエリスムに入ったあたりだから
聖職者であるフロイスは彫刻や建築などは完成されたものを間近に見てるはず

永禄7年年末、大坂の大火事がとルイス・フロイス

2010年03月21日 00:03

903 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 13:22:23 ID:OxAfYk6E

小ネタばかりでもナンなので、マトモな(?)ネタも一つ。


永禄7年の年末、大坂にて大火事が起こった。
「言継卿記」にも記されている大事件で、本願寺の本堂や寺塔が焼け落ち、大坂の町
にも多大な被害が出たという。
この火事に激怒したのは本願寺顕如。
「コレはテロや! せやろ? 自分らもそー思わん? ワイに敵対しとる連中が火ぃか
けたんや!」
未だ騒然としている町を厳重に警戒させた上、他国者を家に泊めないよう触れをだし
たり、一軒一軒宿を改めたりと大変な騒動となった。

そんな折、「たまたま」大坂に滞在していたのが我等がルイス・”坊さんなんて大っ
キライ”・フロイスくん。
堺から京に向かう途中、大坂で宿を取っており、この火事に遭遇したのだ。
コレはマズい。マズすぎる。
普段の言動が言動だ。見つかったら即、打ち首間違いない。
しかもこの時のフロイス、更に怪しすぎる行動を取っている。

つまり、当初は道中を共にしていた日本人キリシタンと別の宿を取っていたのだが、
夜半になって彼等の宿に移動。フロイスの元居た宿の付近から出火しているのである。
…あーこりゃテロだ。間違いなくフロイスのテロだ。
この怪しい行動を記述しているのがフロイス自身でなければ、後世の我々でもそう断
言したくなるシチュエーションである。

宿の主も面倒を避け、フロイス一行を宿から追い出す。
本願寺に通報しなかったのはせめてもの情けだろうが、厳戒態勢の中、町を抜け出せ
るあてもないのだから通報などしてもしなくても同じ事だろう。

が、そこで一人の男に出会う。
この男、フロイス一行が豊後から堺に向かう途中、船で一緒になった顔見知りであり、
そこで仲良くなった日本人キリシタンの仲介に寄って、彼の家に匿って貰える事にな
った。
男の妻は嫌がっていたのだが、男は「自分を頼ってきた窮鳥は見過ごせない」とフロ
イス達を匿い続けた。
本願寺の寺兵が男の家を改めに来た時には天井裏に隠れ、騒動が落ち着くまで静かに
過ごす毎日が続いた。

やがてほとぼりが冷めた頃、大商人である男は商売の荷を運ぶ振りをしてフロイス達
を大坂の外へと逃がしたのである。
男がキリシタンであったとか、後にキリシタンになったとか言う記述はない。
彼は純粋に「豊後からの船で知り合っただけの人が困っていたから自分の命をかけて
助けた」のである。

……フロイスの記録に「異教徒にも良い人がいる」という記述はない。




904 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 14:21:38 ID:WKVhMLME
どーせ
このような美徳を多く備えた男であったがキリストに帰依しなかったため地獄に落ちたのである
くらいしか書かんだろうしなw

905 名前:人間七七四年[] 投稿日:2010/03/20(土) 14:41:22 ID:/UNchNLk
排他的過ぎてワロタ

906 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 16:25:27 ID:GjBgTr+V
バレたら本人だけでなく家族や親類まで類が及んでたってのは
フロイスにも想像ついただろうにな

神の善良な僕である自分は助けられて当然、むしろ異教徒に
善行を「させてやった」ってことなのかねえ

907 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 17:07:05 ID:Po5FbhNL
ただの日記じゃなくて報告書だからそういう風に書かざる負えない部分があったんじゃないかな

908 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 18:07:34 ID:KWz15EG4
西欧キリスト教だと「悪魔」は絶対悪だもんな。小暮閣下みたいな良い悪魔とかはそもそもありえない。
きれいなう○こときたないう○こなんてカテゴリがないのと一緒で、汚いものは汚い、悪いものは悪い。
和製RPGで「神聖魔法」なんてのがあるが、邪教の行いだから「魔」法なわけで・・

909 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 18:16:16 ID:3jdZs14p
一神教とか独裁者とかそんなの崇拝したくないね 気持ち悪い

910 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 18:26:27 ID:MAeLIqa1
まあキリスト教徒でなくても恩を感謝しないどころか仇で返す奴なんてゴロゴロいるし
フロイスがそういうタイプの人間だっただけもしれん

911 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 18:54:09 ID:+GqGE2Q+
風呂イスの話になると「あー宣教師ロクでもねえ」になるのは仕方ないのかな。
愛すべきDQNたちとも言えないしな……。

912 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 19:09:54 ID:RJcHr5Uq
>>908
そもそも現実の世界を舞台にしたゲームは滅多に無い訳で
キリスト教基準で魔法が神聖だなんておかしいなんていい様の方がおかしいと思うが
神の奇跡としての魔法なら西洋RPGでもわんさとあるし

それはさておき善悪に対するファジーさは日本人特有の観念と言う話は聞いた事あるな

914 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 19:43:19 ID:/RzbuWBy
フロイスは仕方ないよ
同じ宣教師でもインテリのヴァリニャーノからは
「お前は悪魔とか神とか言い過ぎ」とか酷評されてるし
そこが面白かったりするんだけどさ

915 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 19:49:26 ID:i1SGKbYS
フロイスのアレはそういうものとして解釈すれば面白いんだけど、
戦国入門書みたいな本でアレをソースに武将の性格とか逸話とか断定的に書かれるとなんだかなあと思う

916 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 20:49:33 ID:9sEI80Td
>>915
小和田さんとかは、「フロイスが言ってることと合致してるから、『武功夜話』にも、それなりの信憑性がある」
という傾倒ぶりですね

917 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:08:02 ID:xJ3bX4Jq
死んだプロテスタントだけがいいプロテスタント

918 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:09:57 ID:GopwGXGs
フロイスといえば「日本史」の中に当時のキリシタンの排他性や攻撃性をよく表してる話を思い出したが、
悪い話なのであっちのスレに書く。

919 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:11:15 ID:S8Jljp9k
思い出した
風呂の椅子買ってこなきゃ

920 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/20(土) 22:32:36 ID:Li91tDWC
>>917
マクスウェル司教様乙です

フロイスの聡明な友人

2010年03月07日 00:10

432 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:45:42 ID:+V7Pac4Z
フランシスコ・ザビエルが来日した当初、薩摩の国にて布教を始めた。
その当時、薩摩で一番の高僧であり、島津家の菩提寺の住持を忍室と言ったのだが、この人は
善良で聡明な人物であり、ザビエルと親しく友人として付き合いがあった。
この忍室、禅宗の僧侶であった為、彼の寺院では修行として座禅を行っていた。
ある時ザビエルは、修行僧が並んで黙想しているのを見て、
「彼等は何をしているのですか?」
と忍室に尋ねた。
忍室答えて、
「彼等の内、ある者は信者からの寄進がいくらあったのかを計算しており、ある者は自分がもっと良い待遇を得るには
どうしたらいいのかを考えております。またある者は暇つぶしにどーしよーもない事などを考えており、まぁ、要するに、
コイツらは皆、どーしよーもない事ばかり考えているのですよww」

また、ザビエルが「あなたの青年時代と老人になってからと、どちらが良い時代ですか?」と尋ねた。
忍室答えて、
「青年時代ですね。青年時代は海のど真ん中に漂う船の様で、どこに行けば良いのか判りませんでした。しかし
老人になって港に落ち着いてからも、どこの港に行くのが正解だったのか、私には判らないのです」

この様に聡明な人であったが、所詮は邪教の司祭。結局は自分の利益のみを考えて改宗しなかった為に
地獄に落ちたのである。
(出典:日本史/ルイス・フロイス)


えーっと、修行僧達の悪い話と、忍室&ザビエルの良い友人関係の話、尊敬するザビエルの友人であろうと
異教徒は全て悪と言い切るフロイスの悪い話、どれが正解?(^^;




433 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 14:15:55 ID:LkU2RgHG
フロイスにこれを聡明と認識する理性があったとは驚きだ

フロイス、他人の不幸で・悪い話

2009年04月15日 00:02

635 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 01:04:40 ID:9cdVvJyZ
「他人の不幸でメシウマ」

豊臣秀吉の九州御動座の結果、完膚無きまでに敗北した島津氏。
その人質は出水に集められたがその不安げな様子を見たフロイス
「よし、この様子を見ると、今後は薩摩にバンバン布教できるぞ」
(結果は、その後秀吉がキリシタン禁止令を出したので無理だった)

すぎること数年
朝鮮出兵で島津久保が死去、期待されていた後継者を突然失った
島津氏は大きく動揺した。
それを見たフロイス
「よっしゃ、この不安げな様子、今度こそ薩摩で布教のチャンス!」
(その後理由はよくわからなかったが、やっぱりうまくいかなかったみたい)

※ソースはご本人の自白(フロイス日本史)




636 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 01:05:58 ID:drNOKD2o
「気が弱った所におしかけろ!」は、今も昔も宗教の基本ですなあ。

637 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/04/14(火) 01:07:18 ID:Eql7CiNT
>>635
不安に付け込んで布教しようって腹か?
洗脳する場合、まず不安にさせるようなもんだな。

638 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 01:10:00 ID:yZRy/TAT
単なる不幸というよりかは、天下秩序が問われるような場合だろうけどね
秩序の揺らぎは、在来の神々を指弾する風潮を生む

642 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 11:42:48 ID:bAUVHP1I
>>635
薩摩はたしか一度、一向宗が広まって苦労してるよな

それから領民にも武家にも、新興宗教に対する警戒心があったんかもね

647 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/14(火) 14:33:23 ID:Y7lsqjrx
>>635
日新斎の禅宗への傾倒が著しく、貴久や4兄弟も同様であったためキリスト教に
興味を示さなかった上に、おのず仏教勢力が堅固になりすぎてて、キリスト教に
対しての反発が強かったから布教につながらなかったらしい。
あと、大隅の内之浦辺りは明の交易船が頻繁に来てたらしく、唐人町なんかも
普通にあったらしいからインカ帝国滅亡させた話とかも聞き知ってたのかもね。

661 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/15(水) 17:30:04 ID:j0fNiXUh
>>647
日新斎の教えは神儒仏の合一に近い独特のものだったらしいね
一向宗の禁教が明治の徹底的な廃仏毀釈に繋がった反動理由の一つ、ってのは有名だな。
お陰で文化財が散逸しまくり。破壊し尽くした後に浄土真宗の寺ぼこぼこ建てたので
今は浄土真宗の寺が異様に多い。何も島津氏の菩提寺とかは壊さなくてもいいだろうに…

内之浦以外の地方にもちっちゃい港町には今でも唐仁原とかいった
縁のある地名が残ってたりするから、風任せで流されたり難破したりして
寄航する船は多かったんだろうな
そういうトコの現地には明人特有の帰化苗字とかあったりする。

フロイスよりの手紙・悪い話

2009年04月05日 00:04

422 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/04(土) 11:56:36 ID:jfj7LHGd

フロイス

暴君関白の九州入りを前にして薩摩の殿、博多を前にして岩屋城で立ち往生。
そこで伊集院某、おそらく忠棟殿が長崎の当イエズス会宛に手紙を書いてきました。

「お前ら、すぐにでも岩屋城前に火薬、弾、ありったけの大砲を持ってまいれ、それから腕の良い砲手も
忘れずにね。さもなくば、九州を制圧後、お前ら全てをこっから叩きだすからな!」

別の時には
「秀吉のとこにうちの使いのもんが行ってるから、面倒をよく見とけよ」
「なんだ使者の取り次ぎとか面倒、怠ってるじゃないか、おぼえとけよ!」
「長崎はもう島津のもんだからな、権益は当家で独占する。
南蛮船は今まで通りお宝満載させて来るならくるしゅうないぞ。」

ホント、かってな人たちです。

ところが下関には、受洗した心正しき黒田孝高の部隊がやって来ていることを
私どもは存じ上げておりましたからね、
ま、島津殿らを怒らせないようにノラリクラリですわ。




425 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/04/04(土) 12:33:23 ID:0uFjOFfF
>>422
当時の手紙って、わりとみんな好き勝手なこと書いてるよなw
ご立派なのは形式ばったものくらいで

フロイスの調子のいい話

2009年03月27日 00:16

232 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 14:38:41 ID:56afP8sT
フロイスが九州で布教していたときの話。

仲間と連れ立って当地の領民の信仰になっているという洞窟を訪れた。

「ヒャッハッー! 邪教の神殿だーッ!」

「お、見ろよ。こんなところに仏像がありやがるぜー!」

「今じゃ薪の材料にしかならないってのによー!」

安置されていた仏像を叩き壊して薪にして燃やした。
このことは本国への報告書に誇らしく記載されている。

後年、秀吉に呼び出されてキリシタンが九州で神社仏閣を壊していることを咎められると

「わたしらは知らないっスよ信者の日本人が勝手にやっていることでしょー?」

としらばっくれた。




233 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 14:45:16 ID:fm+Nu1kJ
もっと簡単に、奴隷売買禁止しない日本が悪いんだお!
って態度が気に入らなくて禁止したと聞いてた

234 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 15:54:57 ID:wtkuWvAr
>>232
調子のいい話、かな

235 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 16:07:52 ID:VQU2ADP1
珍しくラスボスのいい話しに いきそうになった

236 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 16:08:25 ID:8g8GsA7f
仲間とはドン・フランシスコに違いない!

237 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 16:31:05 ID:9dH0SqFf
2度も離婚してる宗麟が洗礼受けてる辺り政治的だよなぁ

238 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 16:33:41 ID:qJuJ6KYy
みんなラスボス、ラスボスと言うけれど
うちの地元はラスボス万歳なんだぜ

火事で廃墟と化した有馬温泉の建て直しと
有馬温泉の宿坊の税を無税にしてくれたり
温泉施設を作ってくれたり(自分用だが)

奴隷連れ去りの件でもそうだけど
人たらしと言われるだけの天性の人徳は備わっているんだろうな

239 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 16:43:22 ID:bIoBfkME
いい方に出たときのラスボスは偉人ですよ、実際。

スケールがでかい分悪い方に転がると洒落にならんけど

240 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 17:14:14 ID:IdTaivhP
>>229
東洋の奴隷は階層
西洋の奴隷は消耗品


だから日本式の奴隷のつもりでヨーロッパに送り出されて悲惨な目にあうと

前にあった朝鮮の技術民が本国に帰りたくないのと逆のパターン

241 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/03/26(木) 17:31:52 ID:1nl4ZHwP
そいや有馬近辺の小浜御坊にも秀次の側室になった娘が居たな。

ルイス・フロイスの失望・いい話?

2009年02月11日 00:14

509 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 01:05:35 ID:a4PZMvZb
フロイスは参っていた
何にといえば、日本人と会見するたびに味わう違和感と失望感である

「欧州では言葉の明瞭さを求め、曖昧にすることを避ける。
しかるに、日本では曖昧さこそもっとも優れた言語であり、もっとも重視される」
「我々の場合、礼儀は落ち着いた厳粛な顔で行われる。
日本人は間違いなく、常に偽りの微笑を浮かべて行う」

とらえどころのない話と愛想笑いは、戦国武将もしていた日本の伝統のようです
さあ、堂々とLet's AISOWARAI!





511 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 01:25:59 ID:esH+wXpP
>>509
フロイスに限らず、当時の宣教師の一致した見方だったようね>日本人のわからなさ

イエズス会日本布教長フランチェスコ・カブラル
「日本人は自分の心中をさらけ出したり、他人に悟らせない事を、名誉で思慮深いことだと考えている。」


ジョアン・ロドリゲス
「日本人は誰にも理解されない、極めて表裏ある心の持ち主である。
したがって日本人は三つの心を持っていると言われ、
一つは口先のもの、これは偽りであることが誰にでも分かる。
もう一つは、ただ友人にだけ示す胸中の心。
最後の一つは心の奥底にあって、誰にも見せない自分のためだけのものである。」


ヴァリアーノ
「彼らは感情を表すことに甚だ慎み深く、胸中に抱く感情を外部に示さず、憤怒の情を
抑制しているので、怒りを発することはまれである。

互いに甚だ残忍な敵であっても、相互に明るい表情を以って、慣習となっている儀礼を
絶対に放棄しない。

胸中を深く隠蔽して、表面上は儀礼的な鄭重な態度を示すが、時節が到来して
自分の勝利となる日を待ちながら耐え忍ぶのである。
我々はそのあらゆる点で彼らとは正反対である。」


512 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 01:33:28 ID:gcWzWXBt
森長可・富田長繁「俺達も心に押し隠している事があってだな……」

513 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 01:52:08 ID:X/SRaotu
>>512
SATSUGAIですか、SATSUGAIですよね、SATSUGAぐぎゃtp

514 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 01:59:29 ID:Qogc35KK
>>512
わかります。首百万欲しい気持ちを隠してるんですね。

515 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 02:04:33 ID:DGBAzAJJ
三つの心
「ござる」「だよな」「ヒャッハー」

516 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 02:49:40 ID:8epmY5XY
そうは言うが森さんだって富田さんだって一軍?を率いていた訳なんだ
ただの暴れん坊に出来る事とは思えない
それ相応の力量があってのものだと思うんだがなあ・・・そういう良い逸話はあまり残ってないのかな

522 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 10:46:19 ID:/lEnlsZZ
>>516
今までの鬼武蔵の逸話みてても武将としての力量は感じ取れるけどな

もちろんそんなもののカケラも感じられない逸話もたくsグゲッ

533 名前:そうか、ゲッ(ピー)線を浴びたらヒャッハー、なんだな[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 13:32:10 ID:E+jcsKNZ
>>515
三つの心が一つになればー
一つの正義は(首)百万パワー?

フロイス、日本人の料理について報告する

2009年01月29日 00:09

885 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/27(火) 23:29:12 ID:1rD9lLXy
宣教師フロイスの記録にこんなこと書いてある。
・ヨーロッパではふつう女性が食事を作る。日本では男性がそれを作る。
 そして貴人たちは料理を作る事を立派な事だと思っている。




887 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/27(火) 23:30:29 ID:u6bganoq
>>885
特に客人には、亭主自身が料理をしてもてなすのがマナーだったようだね。

888 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/27(火) 23:36:33 ID:yT6hZEr6
宇喜多直家「それがし自ら腕を振るった料理でござる。ささ、どうぞ」

889 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/27(火) 23:42:24 ID:QVvPbaY2
包丁さばきが礼法として確立してたくらいだもんな
料理は作るところから食べるところまで、一体のものだったんだろう

890 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 00:01:43 ID:NdcVnmmu
松永久秀「ではお茶を一献」

891 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 00:04:48 ID:5tfKjpgB
> 宇喜多直家「それがし自ら腕を振るった料理でござる。ささ、どうぞ」
怖くて食えねえ

892 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 00:05:17 ID:glXRoUgG
最上義光「おい、政宗。お義はおまえのためにつくった料理、
おじさんが先にぜんぶ食べちゃったもんねー♪ ウッ」

893 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 00:24:26 ID:m8hiZwHE
時系列的には、むしろこうだろう。

最上義守「愛娘・義の料理はワシのもの ウッ」
最上義光「ち、父上ー」

894 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 00:39:45 ID:ZeXe8tsb
最上さんちは愉快だな__________________________

895 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 00:47:31 ID:glXRoUgG
義姫「やーん、トリカブトとお塩まちがえちゃったー、てへっ」

896 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 00:53:07 ID:ToeL6dPU
>>870
そういえば伊達政宗の家訓、
人間所詮この世には客として来てるようなもんだから文句たれるな
質素に生きようぜ
どんなまずいメシでもウマーと言って食おう
・・みたいな感じで、
自分これ子供の時見て政宗っていい奴だなぁと思ってたが
本人むちゃくちゃ美食家でゴージャス志向だよなー


897 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 01:02:05 ID:qxul1pLK
突撃! 隣の晩ごはん in 天正

898 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/01/28(水) 01:18:29 ID:KDD3Viee
           ∩___∩
            /  ノ   \  ヽ
            | ●    ● |   なにマジになってんの?
          彡   (_●_)    ミ
           /、   |∪|    ,\   この鮭の切り身やるから帰れよ
          /.|     ヽノ    | ヽ
       ,,/-―ー-、, --、   .|_,|
    r-、,'''";;:;;:;::;;;;:;;::;:;:;;::;:;`'- /_,l,,__ )
   |,,ノ;;:;r'" ̄ ゙̄^"`Y'-、;;;::;:;::;:;:;:;::;:|
    .ヽ,′       ;   `"";;;;;⌒゙')
     ´`゙'''''''''''‐-‐'"`‐-‐'"゛  `゙´
              |  .∥ /
            ("___|_`つ

900 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/28(水) 01:31:50 ID:m8hiZwHE
DQNじゃない家久「むしろ熊を ゴクリ」

大仏殿焼き討ちの感想・いい話?

2008年11月04日 00:04

110 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/03(月) 13:23:29 ID:RzBsBvF4
松永久秀、戦国信用出来ない奴投票をすればおそらくNo.1になると思われる人物で
織田信長が徳川家康に久秀を紹介する時に言ったとされる「三悪事」、
主家への専横、将軍弑逆、大仏殿焼き討ちは邪魔なものには
なんであろうと容赦のないという彼のキャラを端的に表すエピソードと言える。
しかし実のところ大仏殿焼き討ちについては幾つか異論があったりする。
というのも史料によって仏殿に陣を敷いていた三好三人衆側による失火や
合戦の時に鉄砲の火薬に引火した末のなどとするものもあるからだ。

ところで史料の中に久秀が故意にやったとも失火によるものともしない記述のものがある。
フロイスの書いた「日本史」だ。
曰く「仏教を敵視した勇敢なキリシタンがどさくさに紛れて放火した。」
つまり本国にキリシタンの手柄として報告しようとしたとさ。

以上、フロイスの(調子の)良い話でした。



111 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/03(月) 16:39:11 ID:M/MdKGjh
どういうオチだよw

久秀の名前が出たあたりで誤爆かと思ったし、
読み進めていってもやっぱり誤爆としか読み取れなかったw

112 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/03(月) 17:03:27 ID:tdPw+qRQ
だが濡れ衣を着せられて泣く久秀に萌えた

113 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/03(月) 17:28:21 ID:YCB29JZU
>>110
まさか最後にフロイスが出てくるとはw

キリシタンになった悪党・悪い話

2008年10月16日 11:54

29 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/30(土) 22:45:10 ID:YOJDVcFh
天正十七年(1589)、肥前は伊佐早において、竜造寺家晴の命により、家中でも腕が立つと評判の
五人の家臣の手によって、罪を得た三名の侍の、死刑が執行された。

二人の首をはねたあと、残った一人の首をはねようとすると、その侍は哀れみを誘う声でこういった

「お願いです。せめてもの武士の情け。この後ろ手に縛られている手を、前に括っていただけないでしょうか?
そうすれば縛られていても、死ぬ前に神仏にお祈りすることが出来ます。どうか。どうか。」

侍とはいえ、丸腰で縛られている。また、憐れでもある。それに此方は腕の立つものが五人。彼を恐れるのも
馬鹿馬鹿しい話だ。そう思い、囚人の願いを聞き入れ、側にいた一人が後ろに回り縄を解き、前に縛りなおそうとした。
その時である

囚人はすばやく立ち上がると縄を解いた男に猛然と襲い掛かり、相手の刀を奪い取るやいなやたちまち、一刀の下に
切り捨てた。
突然の事に残る四人は狼狽しながらも、囚人を逃がしてなならぬと円陣を組んだ。一人が踏み込む。
が、すばやく横払いされ倒れた。他の三人を目で制し、止めを刺す。三人は恐怖に襲われた。ばらばらに踏み込む。
もはや囚人の思う壺である。家中腕利きの五人はこうして、たちまちのうちに全員が斃された。

囚人はそのまま脱兎の如く逃げた。全身に返り血を浴びて真っ赤な姿で。すると、そこは当時の九州、
近くに教会のあることに気がついた。彼は教会の中に乱入した。そこにいた宣教師に、彼はこう言い放った

「わしは今よりキリシタンとなる!よって、わしを保護せよ!」

囚人であっても、宗徒を名乗った以上、教会は保護しないわけには行かない。また、竜造寺家にとっても、
彼を追跡する事でキリシタンと摩擦が起こった場合、貿易から言っても、領国経営から言っても、難しい判断を
迫られると考えるであろう。これらを全て計算した上での。この囚人の改宗宣言であった。

後日この囚人は教会の手引きにより、長崎へと逃げ延び、無事、生きながらえたと言う。目論見どおりであった。

悪くて強くて頭のいい、戦国の囚人のお話




30 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/30(土) 23:39:56 ID:6BBObNBY
なかなか図太い、いいはな……いやちょい悪い話だな

31 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/30(土) 23:58:57 ID:/U3gRVC8
>>29
そいつの名前とその後日談が知りたいわ。
五人切るって剣豪クラスじゃないか?

32 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/31(日) 00:05:58 ID:AkpVdDD0
>>31
名前は記録されてないみたい。フロイスの手記にあるお話。

33 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/31(日) 00:11:48 ID:hlfkfcgu
>>32
フロイスやるじゃん。秀吉の指6本も興味あるし今度フロイス関連の本読んでみようかね。

34 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/31(日) 00:24:56 ID:AkpVdDD0
>>33
まあ、フロイスは誇張癖があるから、実際はおそらく5人も殺してない。一人殺したかも怪しいw

35 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/08/31(日) 00:35:34 ID:61EhceB5
フロイスほど身内に優しく敵に厳しい男もいないよなw