まったく空気読む気がねぇコンスタンチノ渡辺さん

2010年03月07日 00:04

21 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 13:48:58 ID:+V7Pac4Z
ザビエルの後を継いでトーレスが山口で布教を行っていた時の事。
周防の王、大内義隆を滅ぼした陶晴賢の家臣で渡辺太郎左衛門という者がトーレスの許を訪れた。
彼は周防で最も勇敢な戦士であり、残虐な殺戮者であり、大言壮語する者であり、人々にひどく恐れられていた。
しかし彼はトーレスの説教を聴くと、洗礼を受け、周防での布教の最も重要な大黒柱となったのである。

彼は外敵に対しては獅子の威を示し、教会の中では羊のようであった。
コンスタンチノという洗礼名を授かった彼は、仏教の僧侶と討論する為に彼等を訪ねて行ったが、
僧侶は彼を恐れて誰一人として出てこようとはしなかった。
また、彼は人一倍大きな刀を帯びていたので、教会に僧侶や異教徒が押しかけてきた時に、彼の大きな刀を
教会の入り口に立てかけておけば、彼等はコンスタンチノを恐れ、教会の前から立ち去った。

ある時、コンスタンチノが主君である陶晴賢の宴席に招かれたのだが、出席者の一人が、彼が
洗礼を受けた事を知らず、キリスト教の悪口を言い立てた。
コンスタンチノは落ち着いた様子で彼を殴り飛ばしたが、コンスタンチノの仲間が尚も危害を加えようとするのを
止めて言った。
「コイツは自分が何を言ってるのか、何が正しいのかも判らないアホなんだ。
アホに相応しい罰は今、オレが与えた。これ以上は罰するべきじゃない。今後、こいつが悔い改めずに
同じ言動を繰り返すなら、そん時は遠慮なくブチ殺せばいいじゃないか」

コンスタンチノの仲間は少数だったにも係わらず、敢えて彼に立ち向かおうという侍はおらず、
宴席はそのまま何事もなかったかのように続けられたという。

またある時、観世音菩薩に帰依した僧侶が、千手観音の功徳を説教していた。
その僧侶は何やらワケのわからない祈祷(真言の事か?)を持ち出して、
「この呪文を唱えている人を殺傷しようとしても不可能だ! 敵の刀は斬る事が出来ず、曲がってしまう事は
間違いない!」
と言ったのを聞いてコンスタンチノ、
「じゃぁオレがお前を斬る。世俗の人が唱えてもそれだけの効験があるんなら、坊主であるお前なら、
全然大丈夫な筈だよな?」
と進み出た。
「まぁ、殺しちゃうのも気の毒だから、指一本出せや。お前が正しいなら、オレの刀が曲がるんだろ?」
僧侶は真っ青。
そりゃそうだ、こんな布教上の口上を大真面目に受け取られても困る。それでいて、キリスト教徒は
「キリストの肉と血って言ったって、俺達別にホントに人肉食ってるワケじゃねぇし。何マジんなっちゃってんの?
常識で考えろよwww」
とか言っているのだ。
周囲の人達もまぁまぁ落ち着いて、となだめるのだが、コンスタンチノはあくまで
「いや、コイツの身体で効験を確かめる!」と言って聞かない。
結局最終的には周りの人間達に懇願される形で、コンスタンチノはその場を立ち去った。
(出典:日本史/ルイス・フロイス)

まったく空気読む気がねぇコンスタンチノ渡辺さんの悪い話。




23 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 16:00:04 ID:3/dT73wN
>>21
最終的に周りに従ってるし空気読んでるじゃん
むしろそういうキャラだろw

24 名前:人間七七四年[] 投稿日:2010/03/06(土) 19:38:39 ID:Um6imPTl
キリスト教がらみで説教一発で入信した話がよくあるけど、どういう説教したらそういう風になるんだ?

25 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:06:39 ID:Qf2mt/61
>>24
現代でも特に今まで宗教とかかわってない人が転んだりするからな
かつての日本テコンドー女子代表の人が今まで普通にブログ書いてたのに
ある日を境に急に書かれる内容が宗教臭くなってぞっとしたわ

27 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/03/06(土) 20:58:53 ID:SaYVjAbH
>>24
戦国時代の人は、明日死ぬかもしれないリアルな不安の中で生きてたのだから
死後天国に行けると聞いたら喜ぶんじゃない?

それと、戦国人は意外に論理的だったから
天体の運行など、科学について詳しい知識を知りたがり
説明に納得して入信する例が多かったようだよ。

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