645 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/23(日) 21:12:10 ID:PKMT/gAP
九条玩山と源氏物語
公家の九条玩山は東福寺門前の藪の中にある
朽ち果てそうな宿坊に住んでいた。
彼は食事が終わるとすぐさま机に向かい、朝も夜も
源氏物語を読みふけっていた。
彼は常々「これほど面白い物語はない。60年以上は読んでいるが
全く飽きることはない。まるで延喜の御代にいる気分になる。」
と言っていた。
ある日歌人の里村紹巴が彼の宿坊を訪問した。
紹巴「何を読んでいらっしゃるのですか?」
玩山「源氏物語」
紹巴「何か良い歌書はありませんか?」
玩山「源氏物語」
紹巴「どなたかがいらっしゃって、閉居をなぐさめてらっしゃるのですか?」
玩山「源氏物語」
と玩山は三度同じ答えを言ったという。
九条玩山と源氏物語
公家の九条玩山は東福寺門前の藪の中にある
朽ち果てそうな宿坊に住んでいた。
彼は食事が終わるとすぐさま机に向かい、朝も夜も
源氏物語を読みふけっていた。
彼は常々「これほど面白い物語はない。60年以上は読んでいるが
全く飽きることはない。まるで延喜の御代にいる気分になる。」
と言っていた。
ある日歌人の里村紹巴が彼の宿坊を訪問した。
紹巴「何を読んでいらっしゃるのですか?」
玩山「源氏物語」
紹巴「何か良い歌書はありませんか?」
玩山「源氏物語」
紹巴「どなたかがいらっしゃって、閉居をなぐさめてらっしゃるのですか?」
玩山「源氏物語」
と玩山は三度同じ答えを言ったという。
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