九条玩山と源氏物語

2009年08月24日 00:13

645 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/08/23(日) 21:12:10 ID:PKMT/gAP
九条玩山と源氏物語

公家の九条玩山は東福寺門前の藪の中にある
朽ち果てそうな宿坊に住んでいた。
彼は食事が終わるとすぐさま机に向かい、朝も夜も
源氏物語を読みふけっていた。
彼は常々「これほど面白い物語はない。60年以上は読んでいるが
全く飽きることはない。まるで延喜の御代にいる気分になる。」
と言っていた。

ある日歌人の里村紹巴が彼の宿坊を訪問した。
紹巴「何を読んでいらっしゃるのですか?」
玩山「源氏物語」
紹巴「何か良い歌書はありませんか?」
玩山「源氏物語」
紹巴「どなたかがいらっしゃって、閉居をなぐさめてらっしゃるのですか?」
玩山「源氏物語」
と玩山は三度同じ答えを言ったという。







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