三方ヶ原と玉越三十郎・いい話

2008年10月17日 11:47

531 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/16(木) 20:51:37 ID:rdDMY5wc
商人の心意気

信長の旗本の中に、長谷川橋介、佐脇藤八、山口飛騨守、加藤弥三郎と言う、四人の侍がいた。
彼らは信長の勘気を受け、共に、徳川家康の元に身を寄せ、遠州に亡命していた。
その家康の元に、武田の大軍が近づいていた。三方ヶ原が、目前に迫っていたのである。

そんな折、この四人とかねてから付き合いのあった、尾張清洲の武具商、玉越三十郎と言うものがやってきた。
四人は「折角来て貰ったが、このあたりも、間もなく戦に巻き込まれる、そなたは早くお帰りなさい」と言う。
三十郎は彼らに、討ち死にの覚悟を見て取った。

「何をおっしゃる。このような大事におめおめと帰っては、戦が怖くて逃げ出したのだと、
この玉越三十郎の名が廃るではありませんか!」

四人の説得も頑として聞かず、三十郎は帰らなかった。そして結局、彼らと共に武田軍に立ち向かい、
そして、共に討ち死にした。

戦国時代は商人と言えども、これほどまでに名を惜しんだ、と言うお話。




532 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/16(木) 20:55:30 ID:NLljZ3SP
>>531
玉越三十郎の本当の狙いは戦の後に転がってる武具等を拾い集めることで
間違って死んじまったんだと深読みした俺の心は荒んでるんだろうなあorz
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