後藤又兵衛は大志ある男である

2016年06月03日 19:48

788 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/06/02(木) 11:10:55.75 ID:bO2ktwaZ
 後藤又兵衛は大志ある男である。
初め黒田長政に仕えていたが、長政が筑前を賜って移封したときに、又兵衛が

「このような辺鄙に住んだら大業は成らない」

とのことで、黒田家を辞めて浪人となった。
その後大阪で浪人を集めると聞いて再び秀頼に仕え、
軍利なくてついに討ち死にし身果てた。大志の弊と言うべきか。

 また朝鮮へ初めて諸軍渡って上陸すると、辺民がことごとく逃散して、みな空き家となっていた。
兵卒がその家に入ってみると、壺瓶の類に、酒が満ち溢れていた。
時に誰かが言い出したのだろうか、
「これは毒酒で人を殺す計である。」との噂が流れた。
諸人は聞いて恐れ、飲む者はいなかった。
又兵衛は

「例え何であろうと渇きを凌ぐに十分だ。
もし毒があれば我が一番に飲んで死のう。」

と引き受け引き受け飲んで、

「言葉にできない美味だ」

と舌打ち居たので、諸卒これを視て、我先にと群飲して、益々鋭気を得たという。
世諺にいう毒の試とはこれから始まったという。
(甲子夜話)



スポンサーサイト


コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    ますます喉が渇きそうだが
    又兵衛クラスになると違うのか

  2. 人間七七四年 | URL | -

    お酒の逸話と言えば安定の黒田家中ですなあ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    いやあんた蓄電したの筑後移封のかなりあとじゃん。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    >>3
    後藤又兵衛バッテリー説

  5. 人間七七四年 | URL | -

    その酒というのは、かの有名な.....。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    甲子夜話か。流石江戸後期のお話だけあって時節も内容もちょっと変だけど、
    それを乗り越えての逸話臭さに溢れている。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    >>「このような辺鄙に住んだら大業は成らない」

    福岡県在住のオレ涙目・・・

  8. 人間七七四年 | URL | -

    豊前から筑前への国替えは千里の道を超えるからね、しょうがないね
    中津では何の不満もなくとも博多の地では絶望感が強かったんだろう

  9. 人間七七四年 | URL | -

    豊前と聞けば憮然とし
    筑前と聞けば逐電する

    やはり又兵衛播磨人

  10. 人間七七四年 | URL | -

    如水「よーしパパ故郷の播磨あたりで一戦しちゃうぞー」
    NGMS「やめて!」

  11. 人間七七四年 | URL | -

    待って!!待って!!官兵衛さん、その頃もういない…

  12. 人間七七四年 | URL | -

    如水「ワシ一人でも天下は取れる、ソースはノブヤボ」

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※7
    海外貿易が制限され重要性の下がった江戸時代ならまだしも
    当時の筑前は辺鄙からは程遠いから安心するんだ

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    天翔記(PC版PK)でそれやってる実況動画が有るな

  15. 人間七七四年 | URL | -

    米12
    忠之「俺も某皇帝みたいに101人いればワンチャンあるかも」

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※15
    「101」「ワンチャン」
    このフレーズで何故かダルメシアンに囲まれた図が頭に浮かんできた
    俺、疲れてるのかな……眠気覚ましにちょっと市松さんと飲んでくるわ(黒田節を歌いながら)

  17. 人間七七四年 | URL | -

    民明書房かと思った

  18. 人間七七四年 | URL | -

    ※16
    三楽斎「おっ、久々に出番かな?」

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/10004-8e67d1ab
この記事へのトラックバック