このような物数寄を

2016年07月16日 17:47

千利休   
868 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/07/16(土) 02:52:37.83 ID:+ouk6C8f
ある時、有楽公(織田長益)が千利休のところへお訪ねになった際、
折りしも茶入に古い蓋を取り合わせていたのだが、そのうちの

大ぶりな蓋がしっかりと合わなかったのを、「かえって趣がありますね」
と言って、利休は有楽へ見せ申した。

その後、有楽公が茶入に件の通り、古い蓋を取り合わせて利休へ
御見せになると、利休は、

「このような物数寄(趣向)を一概に良しとお思いになったのですか?
この茶入には、新しい蓋が良く合うものですよ」と、言った。

――『茶話指月集』




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    有楽斎「こいつ、殴りてぇ・・・」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    「あなたはもう師匠の猿真似して勉強する手習いの域は卒業したんだから、真似るにしてとちゃんと創意を加えなさい」という意味と解釈してみた

    それでもやっぱり殴りたい

  3. 人間七七四年 | URL | -

    織部は利休が使ったキズ入りのフタを貰い受けて、
    利休とは違いあえて客に見せる置き方をしたんだったっけ

    アイデアを取り入れる際に一工夫入れるかどうかの違いは大きい

  4. 人間七七四年 | URL | -

    三斎様なら、刀の鞘に手を掛けてるな。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    三才様なら1と2を切り落としていて
    『さすが宗匠!』って何の衒いもなく真似していると思う

  6. 人間七七四年 | URL | -

    これ、素直に読むなら(バランスを崩した組み合わせという手法自体はアリだけど)今回の組み合わせはセンスいまいちって意味では?

  7. 人間七七四年 | URL | -

    意図せぬ趣向は趣があるけど魂胆見え見えだと興ざめって意味じゃないの

  8. 人間七七四年 | URL | -

    織部「独創性を育んでほしかったのであろう」
    忠興「お前はやりすぎだろう!!」

    利休「古田殿には過ぎたるは及ばざるが如しという言葉をお送りいたしましょう」
    長益「宗匠…、余計にこじれまする。
    向こうにいきましょう」

  9. 人間七七四年 | URL | -

    端からみて面白くて、
    当事者からしたら腹立たしいのは、
    言ったことを忘れていることかな‥。

    この手の逸話に実は深い意味などないと、
    深読みしてみる。

  10. 人間七七四年 | URL | EybeWf1w

    利休は作為が働くのを嫌ってるのかな
    まあ、自分は上林を引き上げたり作為をもって茶道を引っ張っていったが

  11. 人間七七四年 | URL | -

    自分も、利休の発言に意味はないって解釈したい方かな。

    エピソードとしてまとめた人の意図はよくみえるけど…。教訓話としての味付けが強いというか、回りくどすぎるというか。

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