氏真の蹴鞠

2016年07月31日 19:30

21 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/07/31(日) 19:14:33.69 ID:dTisZ1jN
天正三年2月下旬、織田信長は岐阜を立ち、3月2日に上洛して、相国寺に滞在した。
同月16日、今川氏真が駿河より上洛して信長のもとに出仕し、千鳥の香炉、宗祇香炉などを進上した。

その後信長は、氏真が蹴鞠の上手であると聞き、蹴鞠の興行を行ってそれを見物した。
氏真に対し、三条大納言父子、烏丸殿、藤の宰相殿、飛鳥井殿父子、広橋殿、五辻殿、庭田殿といった
蹴鞠において名のある錚々たる人々が入れ替わり立ち変わり挑戦したが、氏真の足さばきは、
どこで区切りがあるのかすらわからないものであった。

(甫庵信長記)

今川氏真、信長の前で想像を絶する蹴鞠の実力を見せつけたらしい、というお話。



22 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/07/31(日) 19:21:00.54 ID:Jt9IzM1X
この話読むたび、親の仇の前でよくやるなと思うが

23 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/07/31(日) 20:57:28.09 ID:yzm9L0zP
>>21 甫庵信長記ということは、信長公記にも原文の記載があるはず。ぐぐってみた。

3月16日、信長公のもとへ珍客が出仕した。
それは今川氏真殿であった。氏真殿は百端帆(香炉または何らかの宝物)
を持ってあらわれ、これを信長公へ進上した。なお氏真殿は以前にも
千鳥の香炉と宗祇の香炉を信長公へ進上しており、そのとき信長公は
千鳥の香炉のみ受け取って宗祇の香炉は返却してやっていた。
 会見の中で信長公は氏真殿が蹴鞠をよくすると聞き、見物を望んだ。
かくして3月20日相国寺内において蹴鞠が催され、信長公の見物するなか
氏真殿ほか三条殿父子・藤宰相殿父子・飛鳥井殿父子・広橋殿五辻殿・
庭田殿・烏丸殿が技芸を披露した。

甫庵やっぱり加筆してやがる。

25 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/08/01(月) 11:05:42.86 ID:as7OLeEf
>>23の中で、「会見の中で信長公は氏真殿が蹴鞠をよくすると聞き」とあるので、
氏真が自分から蹴鞠のことを宣伝したようだ。
だから、親の仇の前でやらされたのではなく、親の仇の前でパフォーマンスか
「戦では負けたが、信長よ、これがお前にできるか?。できまいて。本当は俺の勝ちだ」
ってか。

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    自分のことよりもう嫁さんに苦労させたくなかったんじゃないかなぁ。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    そしてひっそりとかませ扱いされる飛鳥井流宗家

  3. 人間七七四年 | URL | -

    北条氏政「氏真殿、わしも入れてくだされ。」
    家久(悪)「わしは、戦場に蹴鞠場作るほど蹴鞠好きじゃ」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    武士は犬ともいへ、畜生ともいへ、生き残ることが本にて候


    でもまあ、生き残る=勝つでも間違いではないよなあと思ったり

  5. 人間七七四年 | URL | -

    信長や家康に恨みが無い訳じゃ無かったろうけど信玄が同盟一方的に破るわ
    北条も武田と関係修復し始めるわでもうどうしようも無かったからな
    家族とまだ付いてきてくれる遺臣が居るから生き残る義務があるし

  6. 人間七七四年 | URL | -

    マロの戦国今川氏真上洛記は読んでないんですか?

  7. 人間七七四年 | URL | -

    氏真情けなさすぎる

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    それかんりにんツイッターでも推してたなろう小説?
    なんか延々と氏真が和歌のうんちくたれながら京都を歩き回るみたいな感じの?

  9. 人間七七四年 | URL | -

    親の仇を討てとか言ってるヤツは現実見なさすぎ。
    今川クラスだと家名を残したり大名への復帰を狙う方がよほど大事。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    蹴鞠の天下を取ったと言っても過言ではない氏真圧勝

  11. 人間七七四年 | URL | -

    織田に関しては時の運だが、武田あたりは本気で恨んでそうだしどちらがマシかといえば織田でしょう

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    親の仇を討てとまで言っている人がいるの?
    親の仇の前で芸を見せるなよ、という意見はあるけど、
    「討て」まではかなりの差があるだろ。

  13. 人間七七四年 | URL | -

    名門の跡取りは大変だからね。
    立場的に、自分の敵討ちに身を捨てることが出来ない辛さがあるだろう

  14. 人間七七四年 | URL | -

    親の敵の前で圧倒的な文化的力を見せるのだって、一種の反撃だと思う、自分は。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    氏真「これがわしの築いた天下だが、信長さん、貴殿に取れるかな?」
    信長「……」
    氏真(ざまぁみろ、信長の及ばぬ道に今川は天下を得たぞ!)

  16. 人間七七四年 | URL | -

    この後すぐ長篠合戦なんだな
    対武田について何か話したんだろうか

  17. 人間七七四年 | URL | -

    織田は仇とは言え双方合戦でやりあったわけだし
    徳川は謀反に近いけど昔から知ってる関係で築山御前も一門だし
    そりゃ憎悪は破棄した武田や武田に寝返った元家臣に行くだろうさ

  18. 人間七七四年 | URL | -

    信雄「わしだって能なら家康に勝ってるし‼︎」

  19. 人間七七四年 | URL | -

    氏真「いや、ここは楽しい。郷が懐かしいとは思いませぬ」
    郤正「…」

  20. 人間七七四年 | URL | -

    流石にこの時期になってまで織田家憎し、信長討つって考えの方が突拍子も無いよ
    それにこの頃なら氏真も徳川家で武将してた筈で、長篠にも出陣しているよ

    また、当時の情勢は何処の家でも自分の家族を討った相手に仕えるなんて珍しくもない
    それが信長相手だと情けないとか討てとかに何故なるのか、理解不能だ

  21. 人間七七四年 | URL | -

    親父があのまま勝ち進んだら、
    信長が死んでいた可能性だってあるわけで、
    戦国では単に「お互い様」だったとしか‥

  22. 人間七七四年 | URL | -

    >>親の敵
    三好長慶さん見習えよって思うね。
    親父さん殺されても、細川家に尽くしたやん?
    当時の常識と照らしたら、そりゃ感覚が違うよ。

  23. 人間七七四年 | URL | -

    こういうエピソード見ると、ホント豪胆な人だったってのはわかる気がする。
    完全にアウェイな状況で、蹴鞠の妙技を披露できるってのは常人には出来ないだろな。

  24. 人間七七四年 | URL | -

    ※22
    長慶さんは本当は人に使われる側が向いていたのかもしれないとたまに思う。
    しかし肝心の使う側が「人使い下手の見本」だものなぁ。

  25. 人間七七四年 | URL | -

    バカ!静岡のサッカー王国の始祖だぞw

  26. 人間七七四年 | URL | -

    じゃあ静岡がキテレツやワンピースをループさせるようになったのも
    氏真が家康の下に足を運んで同じ話ばかりしていたことにあやかっていたからだというのか

  27. 人間七七四年 | URL | -

    氏真は個人戦闘力は高い説があるけど
    剣で凄いところを見せると警戒されるから蹴鞠を披露した説を今思いついた。

  28. 人間七七四年 | URL | -

    ※27さん
    いやいや、「蹴鞠をよくすると聞き、見物を望んだ」とあるでしょ?
    それに、こんな場で剣なんて振り回したら、それこそ周りは「空気嫁よ」状態だったと思われw

  29. 人間七七四年 | URL | -

    細川幽斎の和歌と同じような話じゃないのかね。
    家職的な。
    当時、技芸は身の肥やしだし。

  30. 人間七七四年 | URL | -

    蹴鞠足腰鍛練説もこのまとめにあった気がするけど実際どうなんだろう

  31. 人間七七四年 | URL | -

    そもそも親の敵という以前に、義元自ら尾張まで大軍率いて討って出てるんだから、一つ間違えば信長の首が討たれていた可能性の方が高かったわけで
    勝つも負けるも時の運、武士の習い

  32. 人間七七四年 | URL | UXr/yv2Y

    水を差すようで悪いが、この部分の甫庵信長記に符合する原文が見つからない。
    「氏真に対し、三条大納言父子、烏丸殿、藤の宰相殿、飛鳥井殿父子、広橋殿、五辻殿、
    庭田殿といった蹴鞠において名のある錚々たる人々が入れ替わり立ち変わり挑戦したが、
    氏真の足さばきは、どこで区切りがあるのかすらわからないものであった。」
    国立国会図書館電子テキストの巻7-8の13ページ目は信長公記と大差ない。
    挑戦云々の部分はどこにある?

  33. 人間七七四年 | URL | -

    ※32
    こちらではなく、元スレで聞いたほうが確実で良いのではないでしょうか?

  34. 人間七七四年 | URL | -

    ※32
    投稿者です。自分が訳したのはこちらです。
    ttp://i.imgur.com/BgkNyDQ.jpg

  35. 人間七七四年 | URL | -

    >>34
    32です。
    投稿者さん、ありがとうございます。
    もう一つ、分かればタイトル、出版社、出版年も教えていただけませんか?
    手に取って異本の確認したいですが、「信長記」もいろいろあります。

  36. 人間七七四年 | URL | -

    ※35
    黒川真道 編 日本歴史文庫収録の「信長記」ですね

  37. 人間七七四年 | URL | -

    >>35
    ありがとうございます。探して調べてみます。

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