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徳川家康の、「叱り方」

2016年08月22日 12:40

97 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/08/22(月) 02:49:15.32 ID:qOnW+GKK
総じて、召し使う者が何か仕落ちし不調法ありと報告された時、その者によく心得させ、
今後は改めさせるようにすること、これが主人にとって特に重要な事である。
私(徳川家康)は若年よりこれを専ら心がけてきた。そのため今では異見を加えた者で、
誤りを改めないという者はなくなった。

ここで気をつけるべきは、とにかく何であっても、人が身動きできないような状況にしてはいけないと言うことだ。
先ず誤りをした者に、その事ばかり言って叱りつける、そんな事をするからその家臣は心得違いをし、
主人を恨むようになってしまい、それまでよく勤めていた者であっても、不足の心が出来て勤めなくなり、
主人を疎むようになる。これは全く、主人の異見の仕方が悪いため、人を捨てるというものである。

人に対しての異見の仕方というのは、先ずその者を呼び出し、側に一人、取り成す者をあらかじめ置き、
それ以外の者を下がらせ、いつもより言葉を和らげ、
『以前にもその方は、この時は何々の手柄を致し、あの時は良き勤めをした』
などと、その者の心を悦ばせ、その上で
『かような不調法は、その方には似合わぬことだ。』
そう能く能く申し聞かせ、
『くれぐれも今後は相改め、前々の通りに心がけてほしい。』と伝える。
そうすれば大体は、その理屈に従い、身の過ちを取り分け相改めるものなのだ。

主人たる者は、一人でも能き人材をつくり、どんなに軽い身分の者であっても、科人が出来ないよう心がけ、
身を慎むことが肝要だ。

何であっても、行き届かない事はある。まして並々の者は総じて抜けがちなものだ。
そういった行き届かない所は、主人が行き届くように心がけ、不調法にならないように致して召し使う事、
これが主人の心がけの第一である。

召し使っている者へ、科を申し付ける時、その多くは実際にはその主人自身の科なのだ。

(松のさかへ)


徳川家康の、家臣への「叱り方」について



98 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/08/22(月) 07:02:02.51 ID:m3BvGUwm
>>97
この逸話を思い出した

本多正信、家康が短気をおこして叱る時に・いい話
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2238.html


99 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/08/22(月) 12:42:53.52 ID:NeXNb0fA
>>97
正しいと思うけどいちいちやってられないんだよなぁ…
そこが家康と凡人の違いか

100 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/08/22(月) 22:42:21.21 ID:2R8Ff/AD
正純「して、その者の名はなんと?」
三成「なんと・・・そうだったのか・・・φ(`д´)メモメモ...」

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    なんか、今丁度真田丸の三成に見せたかった逸話だね
    あんなにも三成の事を思ってくれる清正が出てくる作品、
    初めて見たから余計にそう感じたよ

  2. 人間七七四年 | URL | -

    現代に生まれても経営者として成功するよな家康は

  3. 人間七七四年 | URL | avoeBHjE

    ※2
    家康が国内外の大企業や連なりに抗う存在なら、小田原征伐のようにして潰されるでしょう。
    家康が大企業や連なりに抗わないとしても、それは家康の良さが死んだも同然になるでしょう。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    家康の良さって w
    まあ、一緒に三河者多数も現代に生まれてこないと成功度合いが低下しそうとは思う

  5. 人間七七四年 | URL | -

    現代でも面倒くさい人は多いよ
    特に技術職はね。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    リンク先の逸話の正信さんの叱り方の意味を理解して身につけたって感じだな
    こういう主従の話はほんと好き

  7. 人間七七四年 | URL | -

    爺さんと親父さんを部下の裏切りで失ってるからなあ
    本田さんが矯正してくれてなかったらどうなっていた事か

  8. 人間七七四年 | URL | -

    家康は、他者の話をキチンと聞くタイプだったと思う
    (その場でキレても、ちゃんと内容は覚えてるタイプ)
    他者の話を聞ける=話を理解できる頭の持ち主。
    だからブレーン的存在を活用できるのだと思う。

    現代だっら隙間産業か、企業が商売相手な
    一般消費者に知名度は低いけど業界No.1的な会社経営してそう。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    張飛:部下の叱り方は気をつけないといかんよ(しみじみ)

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※7さん
    清康さんの場合は家臣の勝手な勘違いだから、裏切りって訳じゃないと思うの・・・

  11. 投稿者 | URL | -

    ※7
    だから広忠は家臣に殺されてねえって

  12. あ | URL | -

    まあこの逸話も後付けで江戸時代に書かれたホルホル作り話ですけどね

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    そういうのを賞翫するサイトで何言ってんだ

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    それは「こうした方が効果的だ」ってのが江戸時代の時点で天下人様だけでなく
    頭のいい人にはすでに知られてたってことになり、未だ過ちを繰り返す現代人が余計に惨めだな。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    発言自体は創作だとしても、少なくとも家康ならこういう事を言ってもおかしくない・こういう考え方の人だったんだろうなあと万民が納得する人物だったということだ。
    これが信長さんや秀吉さんの発言として紹介されたら「ウッソつけwww」で終了だったろう。

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