184 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/09/13(火) 22:35:22.83 ID:hfbveeZ4
武田信玄による三河野田城攻めの最中、野田城の者達が会合していた時に、
戯れに「敵の陣屋を焼いて、あいつらが慌ててる所を見たいなあ。」という発言が有った。
ここに、城主菅沼定盈の下僕(草履取り)に喜徳という水練の達人が有った。
この話を聞いていた喜徳はある夜、闇に乗じて忍び出て、桑淵の堀をやすやすと泳ぎ越えると
城外に出て、密かに敵の陣小屋に火を投げ掛けた。
この時風激しく、見る見るうちに假屋百軒あまりを焼き払った。
敵は「それ、夜討ちだ!」と上に下に騒動した。
この時、野田城には鉄砲の名人、鳥居半四郎という者があった。彼は徳川家康が
浜松より、籠城前に送られた十三匁の大鉄砲を装備していた。彼は武田の陣が火災にて
おおいに騒動しているのを見ると、城中よりこの鉄砲にて敵陣に向け、誰かは解らぬが
大将分と思しき者を目掛けて撃った。
この語、敵の陣は暫くの間大騒ぎと成った。
後で聞こえた所によると、この時の弾丸が、武田信玄の股に当たったのだという。
(野田戦記)
武田信玄による三河野田城攻めの最中、野田城の者達が会合していた時に、
戯れに「敵の陣屋を焼いて、あいつらが慌ててる所を見たいなあ。」という発言が有った。
ここに、城主菅沼定盈の下僕(草履取り)に喜徳という水練の達人が有った。
この話を聞いていた喜徳はある夜、闇に乗じて忍び出て、桑淵の堀をやすやすと泳ぎ越えると
城外に出て、密かに敵の陣小屋に火を投げ掛けた。
この時風激しく、見る見るうちに假屋百軒あまりを焼き払った。
敵は「それ、夜討ちだ!」と上に下に騒動した。
この時、野田城には鉄砲の名人、鳥居半四郎という者があった。彼は徳川家康が
浜松より、籠城前に送られた十三匁の大鉄砲を装備していた。彼は武田の陣が火災にて
おおいに騒動しているのを見ると、城中よりこの鉄砲にて敵陣に向け、誰かは解らぬが
大将分と思しき者を目掛けて撃った。
この語、敵の陣は暫くの間大騒ぎと成った。
後で聞こえた所によると、この時の弾丸が、武田信玄の股に当たったのだという。
(野田戦記)
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コメント
人間七七四年 | URL | -
これ、「水練」の間違いだよね?
>>武田信玄の股に当たったのだという。
玉が玉に当たったのかな?w(内股の事だろうけど)
( 2016年09月14日 12:30 )
人間七七四年 | URL | -
たまたま当たった
( 2016年09月14日 12:52 )
人間七七四年 | URL | -
たまたまだろ
( 2016年09月14日 12:53 )
人間七七四年 | URL | -
信玄「痛い、痛いわね。」
( 2016年09月14日 13:33 )
人間七七四年 | URL | -
昌信「お、御館様ぁ…」
( 2016年09月14日 16:43 )
人間七七四年 | URL | -
しかしこの手の話情報が錯そうしてるな。
( 2016年09月14日 17:40 )
人間七七四年 | URL | -
たまたま当たることはあるかもしれないが、
片方は確認とれないし、片方は公表しないだろうから
真相は闇の中よね
( 2016年09月14日 18:33 )
人間七七四年 | URL | -
たまがたまたまたまにあたるこりゃたまらない
( 2016年09月14日 19:11 )
人間七七四年 | URL | -
※9
のらくろでよく似たセリフがあった。
( 2016年09月15日 01:26 )
人間七七四年 | URL | -
たまに当たるなんてたまったもんじゃないね
( 2016年09月15日 17:57 )
まとめ管理人 | URL | -
※1
直しておきましたー
( 2016年09月15日 18:04 )
人間七七四年 | URL | -
笛の音色でおびき出された話とは違うやつか。
( 2016年09月15日 19:47 )
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