一休さんと次休さん

2016年09月24日 09:06

103 名前:人間七七四年[] 投稿日:2016/09/24(土) 06:59:51.42 ID:O5X/52cq
一休さんと次休さん

大永四年(1524年)、大内義興が嫡男義隆らと共に2万の兵を持って尼子経久に属する安芸の諸勢力を攻めた時の事。
安芸の守護武田光和が篭る銀山城を陶道麒(興房)と包囲した義隆であったが、堅固な銀山城の前に城攻めが長引いていた。
そんなある日、義隆は諸軍に備えを解かぬ様固く申し付けると、道麒を誘い根の次休蔵主の旧跡を見に土地の古老を道案内として出掛けた。

山を越え、谷を深く下り、道も細く丸木の橋も朽ち掛けた道を行き、漸く次休蔵主庵の跡へ着くと、
百年余りの歳月を経た為今や庵室は跡も無く成り果て、境界さえ見分けがたく、深い苔に礎も埋もれ、池の水は枯れ果て(以下長いので略)… と言った有様であった。
義隆は眼に映るものごとに心を動かされ、蔵主の昔のことを聞きたく思い、道案内の老人に話を乞うた。

古老曰く、申し伝えによれば百年余り前三蔵主とは。山城紫野の純蔵主(一休)、伊勢の養源寺の虎蔵主、それに安芸の次休蔵主のこととか、いずれも世に聞こえた禅僧であった。
その一人の一休禅師はある日「安芸の次休は深山の中に入り、跡をくらまし、名を隠そうとしておる。かの所に赴き、その邪か正かを見分けよう」と、次休に会いに紫野を旅立った。
次休蔵主は現在過去未来三世通達の僧ゆえ、一休の訪問を予め感知し、侍者に向かい
一休宗純が私を試みようとたった今、龍宝山を、出発したよ」
とおっしゃり、そののち
「今日こそ到着の日、美味い魚を取ってもてなしてやろう」
と遥か遠い川辺に出て、釣り糸を垂れていた。一休はもとよりこれを知らぬが、川辺まで来て釣り糸を垂れる次休に
「これ、おじいさん。次休蔵主の庵室を知っておいでか?」
と問うと、次休は
「あなたは純蔵主でしょう」
と答え、一休は愕然として
「あなたは神通方便でも得ておるのか?なぜ拙僧の名を知っておられるのか?」
と尋ねた。次休はこれに
「貴方は私を試みる為にここまで来たのでしょう、私が次休です。」
と、名乗り手をたずさえ庵室に入り歓談が始まった。

104 名前:人間七七四年[] 投稿日:2016/09/24(土) 07:00:01.39 ID:O5X/52cq
次休は自ら釣ったすずきの膾やじゅん菜の吸い物を進め
「あなたの旅の疲れを慰める為、わたしの神通方便をお見せしましょう」
と、皿の中の銀糸に作った膾をとって、むしゃむしゃと噛み
「この魚を再び元の魚に返してみせましょう」
と皿の上に吐き出した。」
すると、すずきはたちまち生き返って跳ね上がり、龍門三級の波を起こす程の勢いであった。
一休はこれを見て
「あなたは魚を再び生きた魚とされた(中略)拙僧はまたこの魚を仏にしてお目にかけましょう。」
と言うと、裳裾を高々と掲げて、
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
と敷物の上に糞を垂れ
「万法は一に帰す。食は尽く糞に帰す。されば糞中の虫である三世の諸仏は、この中に隠れておりますぞ。
昔の少康師は、一度南無と唱えれば、一体の仏、口より湧き出でさせ、続けて十声唱えれば、十体の仏を出したとか。
彼は口中より仏を出だす。拙僧は肛門から仏を出だす。少康師よりなお勝っていることよ」
と、手を打って大笑いした。

次休、これを見て「風顛漢め、人々をたぶらかすまいぞ」とおっしゃって、また一杯の水を口に含んで吐き出されると、炎となって空中にほとばしった。
一休は「あなたは孫博が草木をしてみな火光に変じた術を会得しておられるのか。(中略)拙僧もまた活手段を行じましょう」
と、鉢の水を飲んで、仏殿の内に向かい小便をし、「あなたは水を転じて火をなされた。拙僧はまた、山は是れ山、水は是れ水じゃによって、元の水に返したのじゃ」
とおっしゃった。
次休は「あなたは私を試みるがため、こうしてわざわざやって来られ、私はまたあなたの知恵を計るため、このような方便をお見せしました。
あなたはいまだ神通力を得ておらぬものの、自由自在の手段を用いられた。おかげさまで今日初めて高僧と言うものにお会いできたわけです。
我が禅宗、この国に伝わって年久しいが、今あなたが現れて、さだめし大いに世に興隆することでしょう」
と褒め称え給うたと申します。一休もまた「わたしもまた、生身の文殊支利菩薩にお会いできました」と、三度拝礼して、やがて暇乞いし、帰京した。(長いので以下略)


(陰徳太平記)



105 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/09/24(土) 07:57:01.24 ID:XO9yYF3G
ダイナミックすぎる

107 名前:人間七七四年[] 投稿日:2016/09/24(土) 09:18:00.61 ID:IZtf/wAU
とりあえずこの後は京に帰った一休さんが、次休がナンバーワンだと周りに語ったり次休が超能力で遠くの寺の火事を消したりする話を古老がして大内義隆から褒美貰って
大内義隆が、安芸を征服した暁には此処にまた大きな伽藍を建ててやると語って、大内義隆の安芸征服は是からだ、義隆先生の次回作にご期待くださいエンド

>>105
奇人と名高い一休さんも後世に脱糞ニキにされるとは思うまい

112 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/09/24(土) 15:49:26.64 ID:VxWqyVUz
>>103-104
一休さんの奇人エピソード多すぎぃ!
時代がちょっとずれそうだけど劇中劇?だからいいか。

スポンサーサイト


コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    >次休は「あなたは私を試みるがため、こうしてわざわざやって来られ、私はまたあなたの知恵を計るため、このような方便をお見せしました。


    次休(こいつ、会話にならんわガイジやわ。それらしい事言って帰らせたろ)


    としか取れない

  2. 人間七七四年 | URL | -

    三好 実休「仲間に入れてもらおうと思ったけど、やめておこう」

  3. 人間七七四年 | URL | -

    次休「神通方便をご覧に入れよう」
    一休「尽通放便をご覧に入れよう」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    前説なげえよ。下にスクロールすると
    突如あらわれた
    >あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )

    …ワロタ。実にワロタ

  5. 人間七七四年 | URL | -

    なにこの高度なス○ト○プレイは・・・・?

  6. 人間七七四年 | URL | -

    彡(゚)(゚)えっ?ワイが一弓になるんですか?

  7. 人間七七四年 | URL | -

    一休尊師とはたまげたなあ

  8. 人間七七四年 | URL | -

    「次休」ってくらいだから次点とちゃうんかい。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    「次休」の次に「三休」という僧が現れるのかと期待してしまった。
    正信「一休禅師の脱糞話ですか。脱糞といえば・・・」
    家康「なぜ、わしの顔を見るのじゃ。」

  10. 人間七七四年 | URL | -

    僧侶関係話盛り過ぎるの多いよなあ

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ウンコだけに

  12. 人間七七四年 | URL | mQop/nM.

    クソやションベンまみれの庵から一休を見送る次休を想像してクスっとなるな。

  13. 変態糞坊主 | URL | -

    やったぜ。

    8月16日(水)07時14分22秒)

    昨日の8月15日にいつもの坊主のおっさん(60歳)と先日手紙くれた汚れ好きの稚児のにいちゃん
    (14歳)とわし(53歳)の3人で県北にある寺の庵で盛りあったぜ。(以下略

  14. 人間七七四年 | URL | -

    高僧同士の会談というより奇術士と脱糞ガイジの会談だった…(白目)

    ってか後始末した(させられた)であろう次休さんの侍者さんが可哀想

  15. 人間七七四年 | URL | BUYKH9h.

    >管理人様
    104は家事でなくて火事だと思うので、修正してあげてくださいまし。

  16. まとめ管理人 | URL | -

    ※15
    107ですね。直しておきましたー

  17. 人間七七四年 | URL | -

    カレー飲む前に読むんじゃなかったorz

  18. 人間七七四年 | URL | -

    突如うんこネタのコピペが始まったのかと思った。
    いや、でも単に宗教者が神通力だか奇跡だか見せるエピソードより
    一休の方が面白いな。

  19. 人間七七四年 | URL | -

    一休さんの「○んち」の話

  20. 人間七七四年 | URL | -

    ○んちのやつ見るとハセカラ関連が浮かんでしまうwwww
    もうちょっとマシなほうでやれwww

  21. 人間七七四年 | URL | -

    ものの始まりと終わりを、人に判るように説明する一休は凄いんだろうな。
    トイレでふんばっててそう思った。

  22. 人間七七四年 | URL | -

    今の世なら真性ガイキチさんやんか…

  23. 人間七七四年 | URL | -

    うーん、わからん
    この話は「地元の次休さんはすごい人だった。その証拠に京の高僧一休さんにも負けなかった。」と言いたいんだと思う
    なのに、その勝負相手を(素人目には)くそみそに貶めるようなこと書いたらすごい感じしないじゃん
    どういうことなのかな?

    話としては面白すぎて声出して笑ったからそこは満足だけどね

  24. 人間七七四年 | URL | -

    いやむしろ凄いのは一休さんみたいに読めるけどな。
    明らかにキャラ立ってるのは一休さんじゃん。
    普通というか、神通力出てくる話のお約束展開だったら
    一人の僧が神通力見せつけて周りにスゲーって感動される流れか
    神通力同士の対決って流れじゃん。
    それを「神通力とかくだらねー、ウ●コションベンするようなもんだ」
    って切っちゃってる。

  25. 人間七七四年 | URL | -

    「オトナの一休さん」ってアニメの第一話が「クソとお経」ってやつなのな
    史実かどうかはさておいて、逸話としてはクソが持ちネタなのか……?

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/10246-a5ffdef1
この記事へのトラックバック