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“亀の甲”

2016年09月29日 12:09

203 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/09/29(木) 03:06:32.46 ID:Dciix/Xf
晋州の城を攻める時、黒田長政の士大将・後藤又兵衛基次は“亀の甲”
という車を作り出した。

厚板の箱を拵えて、その中に丈夫な切梁を設けて、石を落とし掛けても
箱が砕けないように対策を講じた。

箱の中へは後藤が入り、棒の棹をさして車輪を箱に仕掛け、進退が自由
に廻るようにして城際へと押し迫り、石垣を崩して、城へと乗り入った。

――『常山紀談』



204 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/09/29(木) 09:04:47.74 ID:4uRgjnu6
なにそのダヴィンチ戦車
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    亀甲車で検索したら、縄で縛られた痛車が出て来たで御座るよ・・・・

    別段この手の攻城兵器自体は真新しい発想ではありませんが、晋州城攻め以外で出てこない
    事からして、実験的な導入だったのでしょう。また、日本の地形と城の発展具合では活躍
    させられなかったので廃れたのでしょうね

    ちなみに同じく製作者の一人飯田覚兵衛の「覚」は、この時の戦功で秀吉から貰ったとの事。
    家康だったらどんな恐ろしい名前にされていたか・・・

  2. 人間七七四年 | URL | -

    又兵衛が入るのか・・・。

  3. 人間七七四年 | URL | avoeBHjE

    車亀甲衛門

  4. 人間七七四年 | URL | -

    「戦国バサラ」で長宗我部長親が乗ってたな。
    「真田丸」で大坂の陣に出てくるのかな。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    恒常的に使うつもりは元からなかったんだろうね
    差し当たり目の前の一戦に勝つための決戦兵器で使い回しは二の次という
    ホントに使われたか怪しいところも含めて鉄甲船にそっくりだ

    しかしウッカリ記録に残ってしまうとあたかも常套手段だったように感じてしまうな

  6. 人間七七四年 | URL | -

    あんまり効率が良さそうじゃないけど…空想上の作戦とかじゃないのか?

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    直接は関係ないが「英国面」で検索してみるといい
    事実は小説より奇なり

  8. 人間七七四年 | URL | -

    要は破城槌の一種でしょ。
    西洋(中東も含む)中世の攻城戦ではポピュラーな兵器だぞ。

    日本の場合、戦国の終わりまでは基本的に山城だから用いられなかったんだろうけど。
    (破城槌も勾配のある要塞などでは避けられた)

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    まずは自分で検索してから、ですよ。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    敵兵に討ち取られそうになってる長政を攻城車の中から見守る又兵衛を想像して笑った

  11. 人間七七四年 | URL | -

    まぁ、堀と土塁で構成された日本の城には、あんまり役に立たないしね。
    (山中城なんかは、鉄炮を撃ちかけて多量の煙に紛れて飽和攻撃)

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    後のモクモク作戦である

  13. 人間七七四年 | URL | -

    又兵衛「パンツァーフォー!!」

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ネタが色々飛びかい過ぎて、
    煙にまかれた気がする

  15. 人間七七四年 | URL | -

    長政「ヤボール コマンダン」

  16. 人間七七四年 | URL | -

    一方の朝鮮側でも李舜臣の「亀甲船」が有名だけど、よくある復元図の通りに作ると絶対ひっくり返る、って関係者が言ってたw

  17. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    ちなみに朝鮮の役以降鉄炮を積極導入した明や李氏朝鮮は、後金との戦いで
    「鉄炮を撃ちかけて多量の煙に紛れて飽和攻撃を喰らう」
    というコントをやらかしている。

    逆ゥー!

  18. 人間七七四年 | URL | -

    ※17
    >>大量の煙
    大量の鉄砲を殆ど同時に発射し続ければ、相当な発砲煙が発生して視界は悪くなります。
    米軍の対空戦闘中の写真を見ると、大量の煙が撒き上がってる写真があります。
    日本でも長篠の戦いでの鉄砲運用で、やはり大量の煙と火の粉が発生して三段撃ち
    はなかったろうとの考察が出てますね?

    個人的な予想ですが、鉄砲を使用した部隊や指揮官は運用に慣れていなかったのだと思います。

  19. ※17 | URL | -

    ※18
    中国には弩の交代射撃戦術(n段撃ち)が既にあったから、
    それを硝煙を考慮せずに応用した結果意図せざるモクモク作戦になったと妄想。

  20. 人間七七四年 | URL | -

    覚兵衛「奴ら勝った気でいるぞ」
    又兵衛「では、教育してやるか」

  21. 人間七七四年 | URL | -

    ※15・20
    金時敏「俺のケツを舐めろ(一等自営業先生風画)」

  22. 人間七七四年 | URL | -

    ※20
    明兵「ヤポンスキー!?」
    劉綎「ええい、この線から下がってはならぬ!!」

  23. 人間七七四年 | URL | -

    ※17で指摘された鉄砲隊は、この朝鮮で降伏又は捕虜になった日本兵を動員又は
    そこから指導を受けた鉄砲隊を用いていたそうです。

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