尼子再興軍、和議の使者を騙し討つ ~美甘塚由来~

2016年10月03日 14:56

150 名前:人間七七四年[] 投稿日:2016/10/03(月) 01:38:24.33 ID:Om5w01zA
尼子再興軍、和議の使者を騙し討つ ~美甘塚由来~

1571年、吉川元春の軍勢6000に囲まれた山中鹿介と神西元通の籠る末石城。
僅か500程度の城方に対し三層の櫓を組むと石礫や鉄砲、矢を撃ち込み攻撃する吉川勢。
守る城方も土塁を築き必死に抵抗し、3日に渡り激戦が続いた。
その中、吉川勢は和議の使者として地元の所子と言う所に住む美甘与一右衛門(みかもよいちえもん)と言う血気盛んな勇士を送り込む。
毛利氏の依頼を受けた美甘与一右衛門は目付の中原善左衛門と共に城へ入るが、和議に刀は不要と入り口で刀を取り上げられた。
交渉は順調に進み、和議成立となり歓待の宴が開かれる。宴も終わり、2人が退出しようとしたところ城方の兵士は不意に美甘と中原に斬りかかる。
未だ刀を返されていなかった美甘は身近にあった石を手に立ち向かうが、敢え無く中原と共に討たれて死んでしまう。
数日の後宍戸隆家、口羽通良を通じて城方は降参を申し出た為吉川元春は城を受け取った後、亡くなった美甘与一右衛門の義を讃えると共にその死を悼み、碑を建て厚く葬った。
現在も末石城跡には美甘塚が残り、美甘家の人が与一右衛門が城方に立ち向かった時の石を力石として碑の近くに保存供養を続けているとの事である。

当地に残る美甘塚の案内板などより



151 名前:人間七七四年[] 投稿日:2016/10/03(月) 06:46:55.58 ID:FrR4NjML
>>150
中原「ワシは何回死ねばええんじゃ…」

152 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/10/03(月) 19:18:04.90 ID:+ZXcHLbM
>>150
未だに供養が続いてるって凄いな。
スポンサーサイト


コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    普通に考えれば使者をだまし討ちにした者の降伏をわずか数日後に何のお咎めも無く受け入れるわけないんで、この話の信用性は低いよなあ。
    せめて数ヶ月篭城した後とか痛撃を攻囲軍に与えた後ってなら分かるけど。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    降参したのは結果であって、この逸話自体はそこに至るまでの過程での逸話に過ぎんから考え過ぎても如何な物かと。
    取り敢えず総大将の元春さんは、鹿介をその夜の内に殺す様命じたけど、部下に強硬に止められて例の大脱走に繋がっちゃうんだよね

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    地元の土豪という軽輩を使者に立てた毛利の方が失礼だったという見方はどうだろう。
    カウンターパートを重んじることは外交では大切なことだし、そこをおろそかにした引け目があったとか。
    それだと「きちんと重臣が応対したから降伏した」ということで尼子方も筋が通るし。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    石での反撃って投げたのかね?

  5. 人間七七四年 | URL | -

    こんな時丸太が有れば…

  6. 人間七七四年 | URL | -

    降伏を受け入れるフリをして、使者を歓待した後で殺す目的・利点がわからん。
    よほど使者が武勇の者でだまし討ちにすることによって戦力そぎたい、なんてこともないだろうし。

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    地元の土豪は顔見知りで繋ぎ役、実質的には目付の中原善左衛門が全権委任の使い番だからそれは無い。
    戦国時代の使者は基本的に全権委任の主人の代役だから使者を斬る=使者を送った相手を斬るってことでこの時点で降伏云々どころか今後一切対話ができなくなるレベルの非礼。

    ※6
    一応中原善左衛門は武は一流だけど小身だから大局にそんなに影響なさそうですしね。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    どちらにせよ、吉川元春ガチ切れで開城後に山中を速攻で殺そうとしたのは陰徳記の記述が正しければ間違いない。
    宍戸や口羽は何で擁護したんだろうね?味方にしたら心強いからってのが建前だけど。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    鹿介を討つ様に命じた理由って、単にこいつを生かしておくと何回でも山陰地方で
    乱を起こす可能性を憂慮したからじゃなかったっけ?

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    陰徳記では亡くなった元就と決めてたからと元春が強硬に殺害を主張し、宍戸と口羽が助命、鹿介の天敵、杉原盛重も殺害を主張。
    てエピソードが有るんよ。

    とはいえ、この美甘と中原のエピソードの真偽はともかく、送った和議の使者騙し討ちしといて後からまた降伏して助命なんて、総大将の立場からしたら許せる話ではないと思うけどね。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/10260-24d39f75
この記事へのトラックバック