真田昌幸「そういう事は時と場合による」

2016年10月31日 09:38

265 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/10/30(日) 23:52:44.11 ID:ky4QU8i1
慶長5年、真田安房守(昌幸)は下野国犬伏という所から引き返し、信州へと向かった。
その途中の上野国は徳川家の領分であったため、人数を連ねて通ることは出来ず、昌幸は
真田左衛門佐(信繁)、桑原若狭、佐藤軍兵衛の四騎にて上野国赤山の麓へかかり、夜を日に継いで
沼田へと到達した、

安房守は沼田へ行き、左衛門佐では沼田の町に火をかけ焼く恐れがあると、木村土佐という家老を
沼田に遣わし、安房守は沼田に参着した。

沼田は伊豆守(信之)の領地であるが、普代の所であるから、百姓たちは急ぎ城へ参り、
「大殿が突然こちらにお出でになられた!」と伝えた。
伊豆守内儀(小松姫)はこれを聴くと

「伊豆守は家康公の御供をして東に向かった。家康公は今頃下野におられるはずだ。であるのに
安房守殿が帰ってくるのは不審である。」

そう考え、留守居たちに「大手の門に寄らせてはならない!」と命じ、門を固めているところへ、
桑原若狭が表れ、「安房守様をこちらにお連れしたい」といろいろ申し上げたが、内儀は
「城口にも近づけてはならない!」と拒絶し、安房守は仕方なく、沼田の町にある正覚寺という
浄土宗の寺に立ち寄ると、そこに石庵という半俗の者が参って「伊豆守様はどうなさったのでしょうか?」
と尋ねた。これに左衛門佐が

「伊豆守殿は浮木に乗って風を待っているのだ。」

と言い放ち、石庵は、これは話にならないと座を退いた。

安房守一行は暫く休息を取ると沼田を通過する事にしたが、沼田の町は伊豆守の行方がわからぬと
大騒ぎに成っていた。この様子に左衛門佐は腹を立て、「沼田の町に火をかけましょう!」と安房守に
申したが、安房守は「そういう事は時と場合による!たわけた事を!」と叱りつけ、その後は昼夜の境無く
上田へと急いだ。

この伊豆守内儀とは、本多中務(忠勝)の娘である。

(慶長年中卜斎記)

有名な逸話ですが、この慶長年中卜斎記だと真田信繁は何故か、
沼田に火をかけたくてしょうがなかったようですね。



268 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/10/31(月) 23:09:10.75 ID:PVC4EiTg
>左衛門佐は腹を立て、「沼田の町に火をかけましょう!」
>安房守は「そういう事は時と場合による!たわけた事を!」

草刈昌幸と堺幸村で見たかったなこのやりとり
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    信繁「これから毎日沼田を焼こうぜ?」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    安房守「源二郎、気でも狂ったんじゃないのか!?」
    (まさかチャー研!ネタが来るとは)

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    伊豆守「おい、こら止めろ」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    「殿と一緒」の信長を思い出した。

    信繁「なんか策をことごとく却下され頭に来たから、大阪城燃やしてもいいよね。」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    信繁「君たちの中にも焼いた人がいるだろう?」


    信長「知らんな!」

    久秀「多分どこかにいるでしょう。だがその他一切の事は分かりません!」

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    信長「燃やして良いのは寺社仏閣だけだぞ(真顔)」
    久秀・宗麟「ですよねー」

  7. 人間七七四年 | URL | sSHoJftA

    ※5
    上京市民一堂「お 前 が 言 う な 」(真顔)

  8. 人間七七四年 | URL | -

    時と場合によっては昌幸も燃やすんか

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    信長は明確な敵対勢力として神社仏閣を焼いたわけだから、その2人とは違う気が。
    ってか神社は焼いてないな。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    信長「あなたたちの中で焼き討ちをしたことのない者が、まず、私に石を投げなさい」

  11. 人間七七四年 | URL | -

    火をかけてすぐ見つかって捕縛されてたら面白かったなw

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    延暦寺とセットで日吉大社焼いてね?

  13. 人間七七四年 | URL | /c2.ISBc

    安房守にも良識と言う物が残っていたのですね

  14. 人間七七四年 | URL | -

    左衛門佐「父ちゃん、処す?処す?」

    ※13
    単純に損得勘定で判断した気が。

  15. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    俺「そりゃあ!(投石」

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※15
    信長「俺を狙撃したので鋸引きの刑に処す」

  17. 人間七七四年 | URL | -

    信繁「じゃあ、徳川の寺を燃やすけど、いいよね」
    安房守「それならばよい。」
    伊豆守「よいじゃないから。益々、わしの命が危うくなるから、やめて。」

  18. 人間七七四年 | URL | -

    骨皮道賢「焼き打ちはTPOを守って正しく行いましょう」

  19. 人間七七四年 | URL | -

    >>6
    作某「薪をつむのは問題なし」

  20. 人間七七四年 | URL | -

    ※19
    柴だぞ

  21. 人間七七四年 | URL | -

    久秀「焼き討ちには個人差がございます。用量に合わせて正しく焼いてくだされ。」

  22. 人間七七四年 | URL | -

    「水攻めと干殺しならセーフ」

  23. 人間七七四年 | URL | -

    某伊豆守「お前ら、放火癖のある消防士かよ・・・」
    K〇MATSU姫「殿、ぶっちめてよろしゅう御座いますね?」

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