本懐の至り

2016年11月06日 20:59

300 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/11/06(日) 11:39:21.97 ID:C7Hhmnd0
徳川家康は、若年の頃より軍陣のある前には、いつも佩刀を取り出させて
帯びてみるのが常の事だった。

大坂冬の陣でも家康は例の如く太刀を取り出させて帯びた。この時、家康は、

「わしは、年老いてこのまま席上で朽ち果ててしまうのは、心残りの多いこと
であると思ったものだが、この事が起こったのは、本懐の至りだ。速やかに
馳せ上って敵どもを討ち果たし、老後の思い出にするぞ!」

と言って太刀を抜き、牀(寝台)の上へ躍り上ったので、その様子を見た者は、
英気の老いて盛んであることに感服し、だれもかれも勇気を一層増したという。

――『徳川実紀(慶長見聞書)』




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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    真田丸で仕追いにハッスルしてた内野聖陽みたいな感じか
    雑兵は「おお!」ってなるけど側近は「やれやれ」だよね

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1さんと同じ事を考えてた。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    ただ、本来現場を仕切らなければならない中堅武将達も初陣が関ヶ原かその緒戦辺りだから、
    経験不足は否めない。それ故に若手が頼りなくて、つい手を出しちゃったて感じでしょう。
    大阪辺りだと、もう実戦経験者は若くて30半ばから40代前半だと思う。

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