ただ暁七つ頃に

2016年11月06日 21:00

297 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/11/05(土) 20:21:59.69 ID:ueBpyrnR
 駿府城の外の横内という所に町家が少しある。
その町の端を横内田町と称し、今では家が四、五軒ある。


 神君が御在城のときに七十余の老婆が一人暮らしをしていた。
御通行のときに、
「婆は独居して寒いだろう、何か望みを叶えてやろう」

と御尋ねられた。御答えに

「この年になり何も望みはない」

と申し上げた。

「それでも何か望みがないことはないだろう」

と押して問われたので、

「他に望みはありません。ただ暁七つ頃に牛車が通ってやかましいです。」

と言上した。
それでは望みどおりにしてやろうとの上意でその後から今に至っても横内町の辺りは牛車は通行できないという。
また田町分は、この婆以来無年貢地であるとか。
(甲子夜話)




298 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/11/05(土) 20:39:06.85 ID:8flbgxTM
老婆「あんたが立つと日陰になるからどいてくれ」
と言えば賢者として後世に名が残ったのに

299 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/11/05(土) 22:29:00.11 ID:rk9RTDsG
なんだそのキュニコス派の婆さんはw

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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    婆「茶店で食い逃げはおやめなされ」
    家康「!」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    まだ追っかけて来てたのかい!

  3. 人間七七四年 | URL | -

    追い掛けてたのは浜松本店で、こっちは静岡支店かも知れない。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    神君は婆に甘いな
    まあ生い立ち上仕方ないんだろうけど

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