その者の腕は

2016年11月15日 21:28

327 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2016/11/15(火) 01:18:02.86 ID:v5hkRdd1
(慶長13年、)この夏、関東の者といって、京都に来た者がいた。

その者の腕は末端にいたる程次第に細く、こぶしの形はなおも細かった。

そのこぶしの先には指がただひとつあって、酒などを飲む時は肘を開き、
盃を肘に挟んで飲んだ。

その者は縄を上手にないた。たとえば、手のある者よりも縄を速くないた。

――『当代記』



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    隆慶一郎の作品を読んでたからか、この手の人物は暗殺術やら何やら使えるヤバい奴なんじゃないかと思ってしまった。

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