638 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/02/13(月) 21:52:47.71 ID:X+1KO4ez
天正の初めの頃、甲斐武田家の部将、山県昌景が大軍を以て天龍川近くに進行してきた時、
この方面の徳川軍は少数であったので、天龍川を越えて退却した。
この時、本多平八郎忠勝が殿をし、ただ一騎、後から川に乗り入れ退却していた。
しかしここに、後ろより山県勢の先鋒百騎ばかりが追撃してきた。
忠勝はこれを確認すると同時に、河中より取って返し、これを攻撃した。
その勢い、まるで龍神が波を蹴り立てるような激しさであったという。
これに甲州兵たちは「すわ、例の本多よ!平八郎よ!」と叫び、尽く逃げ去った。
追う者がいなくなったので、忠勝はまた河に入り、心静かに向こう岸へと渡った。
河の中流から引き返すというのは、成し難いことだと言われている。それを安々と
行った本多忠勝の働きというのは、筆舌の及ぶところではない。
(武野燭談)
天正の初めの頃、甲斐武田家の部将、山県昌景が大軍を以て天龍川近くに進行してきた時、
この方面の徳川軍は少数であったので、天龍川を越えて退却した。
この時、本多平八郎忠勝が殿をし、ただ一騎、後から川に乗り入れ退却していた。
しかしここに、後ろより山県勢の先鋒百騎ばかりが追撃してきた。
忠勝はこれを確認すると同時に、河中より取って返し、これを攻撃した。
その勢い、まるで龍神が波を蹴り立てるような激しさであったという。
これに甲州兵たちは「すわ、例の本多よ!平八郎よ!」と叫び、尽く逃げ去った。
追う者がいなくなったので、忠勝はまた河に入り、心静かに向こう岸へと渡った。
河の中流から引き返すというのは、成し難いことだと言われている。それを安々と
行った本多忠勝の働きというのは、筆舌の及ぶところではない。
(武野燭談)
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コメント
人間七七四年 | URL | sSHoJftA
よいしょ~
( 2017年02月14日 20:33 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
藤岡弘、が川の中ほどから
無言のままものすごい形相でずんずん迫ってくるのを連想した
( 2017年02月15日 11:24 )
人間七七四年 | URL | -
※2
それは逃げたくなるw
( 2017年02月15日 13:51 )
名無し | URL | -
※2
藤岡忠勝「……(美味しくなーれ、美味しくなーれ…)」
武田兵「すわ例の本多よ!?平八郎よ!?」アセアセ
( 2017年02月15日 17:54 )
人間七七四年 | URL | -
※2
つよい(確信)
( 2017年02月15日 18:20 )
人間七七四年 | URL | -
今川の武将と一騎討ちしたとき、目の前でまんまと川を泳いで逃げられてしまった事がトラウマになってるのかも知れないな
( 2017年02月15日 20:15 )
人間七七四年 | URL | -
宍戸錠さんかも知れないじゃないか(錯乱)
( 2017年02月16日 06:34 )
人間七七四年 | URL | -
せぇがーたーさんしろ
( 2017年07月12日 22:38 )
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