「さざえ”あわびのかみ”になられたのだ。」

2017年03月16日 21:16

671 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/03/16(木) 00:57:14.93 ID:ESpxuFY9
 天正の末のことである。
関白秀次の家臣の人々が新しい諸大夫になった時、
その若造どもは聚楽の番所のわきに集って居た。

「我が主殿は、今度”かみ”になられたか。
社参してくる衆も『めでたくございます』と樽酒を持って参る。
が、まだ賽銭などは見えませんな。」
「何の”かみ”におなりになられたのか?」
「さざえ”あわびのかみ”になられたのだ。」
「それは少し生臭いかみじゃ。しかしながら、これは御意であろうのでどうしようもない。
うちの主殿も昔から、”なまこの寿千寺”といってきている。」

 評して云う。
万民を憂う心は弱く利を思う心が強い人を宰相の職に挙用したら、
雀部淡路守をあはびのかみ、尼子寿千寺をなまこと聞き違える害がでたのだろう。
善悪が生じる原因は、智に明るいかどうかではないだろうか。

(戯言養気集)



672 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/03/16(木) 10:10:26.13 ID:9pvTh3BL
落語の「松竹梅」を思い出した
長屋の松さん、竹さん、梅さんが名前が縁起がいいってので若旦那の婚礼の座興をすることになったが
松「なったあ、なったあ、じゃになったあ、当家の婿殿じゃになったあ」
竹「なんのじゃになられた?」
梅「長者になられた」
というところを梅さんが間違って
「大蛇になられた」「風邪になられた」
最終的には「亡者になられた」
と言ってしまい、あわてて逃げ帰るという
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    昔々、磯野藻屑源素太皆という人がおってなあ。お彼岸におはぎを38個食べて、殿さまに褒美をもらったそうな。
    その子孫の磯野波平の代で、筑前国から武蔵国に移り、その子には、河豚田栄螺とか、磯野勝雄とかいう人がおったそうな。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    あわびはどの武将の話か忘れてしまったけど、舟に穴が開いて沈みそうになったところを
    穴に張り付いて沈没するのを防いだことがあるから、神として祀ってもいいかもしれない。
    (かみ違い)
    ちなみに、「ちょうちか、ちょうちか。」
    ttp://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-9615.html
    に出てくる日秀上人にも同じような話があります。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    数百年後にも「今日は天子様が絹布の法被を下さるそうだ」とかやらかしてるという話も、、、

  4. 人間七七四年 | URL | -

    Q「正ちゃん、パパがガチョウになったよ嬉しいだろう」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ??「筑前煮の神様とはどっちが偉いんかのう」

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