人間無骨の槍

2017年04月18日 18:22

森長可   
831 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/04/17(月) 23:11:23.85 ID:K6rQcq2l
人間無骨の槍

かの武州(森長可)が戦で持っていた人間無骨という槍のことは、
今でも町の中にいる軍書よみという者どもの口からも普く出ている。
先年美濃守(森忠賛)と同席した時に話し合ったなかで、
濃州が話してくれた。

「正しく今でも伝わっています。すなわち出入に見られる玄関に掛けてあるものがそうですよ。」

と答えたので注意して見ると、成程殊に大きな十文字槍である。
立ち寄って見たけれど、さすがに勤番士が並み居る前なので憚って、
濃州に頼んでその図を写してもらった。
今思い出して図を出して見ると、直刃がけら首から鋒までは一尺二寸二分、
横手刃端の見渡しが一尺一寸であった。
直刃のところに血漕が一筋あった。横刃には二筋で表裏で違っていた。
四分の所に、表に人間と彫り、裏に無骨と彫ってある。
茎には和泉守兼定と銘じてある。

また濃州の話か、もしや馬谷〔軍書よみの名〕の話か、今は分明でないが、
武州が戦争のとき首を獲って、この槍鋒に貫き槍を立てて一突きすれば、
首が槍柄を貫いて槍の下に至ったという。
剛者の所為といえども、これはこの刃が鋭いためであると聞いたことがある。

(甲子夜話)

蜻蛉ではなく生首とは…


832 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/04/18(火) 19:58:13.20 ID:Aio4r9/e
和泉守兼定
あまりに切れ味がいいので手にすると無性に人が斬りたくなるのである。

833 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/04/18(火) 23:53:22.49 ID:DRuzF2OV
三斎様「うん、しょうがないよね」
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    忠興「兼定よく切れるよ。具体的に言うと36人くらい」
    歳三「幕末でもよく切れるんですよ」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    幾ら槍自体が凄い品でも、やっぱりそれを扱うことが出来た
    武蔵さんの腕前も相当に凄かったのだと思う
    (ヤンジャンの武蔵さんもある意味で相当ヤバイ人だなw)

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※1さん
    怖い、怖いって!でも人間無骨がゲームに出れば四天王の内三人の刀剣がそろうのか。
    そしたら、島津に関係する刀もいずれは・・・
    よし!人間無骨応援しよう。

  4. 人間七七四年 | URL | sSHoJftA

    さすが記録魔の静山公、描写が細かい(この絵図、松浦史料博物館にまだあるのだろうか…)

  5. 人間七七四年 | URL | -

    十字槍で穂先から下に首が抜けるということは、スライスされてないか?

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    そのようにて左右半分に分割した首を朋輩と分け合ったという美談が…
    さすがにないよな。

    …ないよな?

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