「功者の料理人」

2017年04月28日 18:08

863 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/04/28(金) 02:41:06.00 ID:TMuztBgN
肥後(細川家)の志水伯耆は島原で攻め口の先頭から、にわかに指物を取り
に人を小屋へ遣した。この際、留守に居た料理人がその理由を尋ねた。

使いに来た者はこうこうだからと言い、指物を取って行った。すると料理人は
その使いを追い掛けて、やむなく指物を奪って帰った。

その仔細は、いま急に攻め口に臨んで乗り入ろうという時に、これから指物を
持って行けば、「伯耆は遅れたのだろうか」と、人々に言われるであろうとの

深い配慮であった。そのため、料理人は「功者の料理人」と、言われたという。
この者は老人であったという。

――『武功雑記』


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    忘れ物のせいで先陣が無かった事にされたらたまらないからね

  2. 人間七七四年 | URL | -

    でも、指し物がなかったら今度は「あいついなかったけど…」とか言われそうだが

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※2さん
    当時の戦果確認は本人申告と周辺に居た者の申告があるから、指物がなくても周りが証言してくれれば
    十分通用した筈。(敵の生き残りが居ればそれも)
    まぁそれはそれで揉める場合も在ったみたいだけど・・・・
    流石に回りに居る人なら、あの人は誰々さんと認識できるでしょうしね。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    秀頼「旗を城中に戻したら全軍崩壊したでござる」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    旗に限らず鎧兜とかでも識別していた時代だから、無理に取って来させるより良かったのかな。

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