物音の響に差別あり

2017年05月19日 08:32

912 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/05/18(木) 23:53:24.50 ID:96cWxcdH
日根野法印(弘就)が、弟の弥二右衛門と、同じ陣屋にて寝ていた所、外で騒がしい物音がした。

弥二右衛門はすぐに起き上がり甲冑に身を固めた。この時寝ていた法印が「外にて物音の高いのは何か?」と
尋ねた。
「夜討ちでありましょう」
「私もそのように聞こえる」

法印がそう言っている内に、弥二右衛門槍を取って出ていった。

そして法印は起き上がり槍を取って、「弥二右衛門は?」と近習に問うと、「すでに御出です。」と答えた。

「要らざることをやったものだ。おそらく負傷するだろう。」

そうつぶやいている所に弥二右衛門が帰ってきた。彼に法印が聞いた
「変わったことは無かったか?」
「この先で夜討ちがありましたが、早くも事すみました、」
「要らぬことをしたものだ。負傷しなかったか?」
「少し手傷を負いました。」
そう答えたという。

日根野法印は度々の功多く、物事に慣れており、自然とその言葉は戦の法則にかなっていたという。
後に法印はこの時のことを問われて

「物音の響に、天に答えると地に答えるの差別が有る。地に響くのは皆実事であり、
天に響くのは皆虚事である。あの夜の物音は空に響いていた。であるので事必ず実では無いと考えたのだ。」

そう言ったそうだ。

(士談)



913 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/05/19(金) 00:06:27.35 ID:Of6eGCz3
就いた側の多くが滅んじゃった日根野さんだけど
斎藤→今川→浅井→長島一向一揆→織田信長→(豊臣秀吉)→秀次→関ヶ原で西軍に内通?
そもそも優秀じゃないと就職できないよね
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    信長「外にて物音の高いのは何か?」
    蘭丸「夜討ちでありましょう」
    信長「私もそのように聞こえる」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    よその夜討ちに首を突っ込んだらとりあえず見知らぬ奴には斬り掛かれで
    両方から攻撃されて危ないよな確かにw

  3. 人間七七四年 | URL | -

    個人の戦闘力は高く指揮の経験も豊富で武器にも造詣が深いとかどこのビッグボスだよと思う
    もっと評価されていい人の一人

  4. 人間七七四年 | URL | -

    高虎「そうそう、優秀だからこそ転職が効く」
    勝成「散々バカな事をしても、求められてるのさ」
    政重「転職ばかりしても、嫁さんまで世話してもらいました」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    米3
    馮道「ホッホッホ、その通りじゃのう」

  6. 人間七七四年 | URL | -

    馮道「面目ない。米3殿と米4殿を間違えてしまった」

  7. 人間七七四年 | URL | -

    まあ考えてみたら浪人はいつの時代にもいたはずだからなあ
    江戸時代以前はそんなには食うに困らなかったはずだけど

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