FC2ブログ

北条氏康、鉄砲の音に驚く・いい話

2009年01月26日 00:08

759 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 04:37:44 ID:z8hGLN95
大永四年(1524)、北条氏康が12歳の頃のこと、小田原城で、鉄砲を撃つことがあった。
この頃はまだ鉄砲が珍しく、城内の侍たちは皆、これを見物しに集まった。
氏康も、この時鉄砲を始めて目の当たりにした。
彼も無論近くに行ってこれを見ていたが、銃が発射されると、その轟音に大きく驚いてしまった。

その氏康の姿に、集まっていた侍たちはついつい笑った。
笑われて、12歳の氏康はこう思った。

「死のう」

彼はおもむろに小刀を取り出すと、いきなり腹につきたてようとした。

周りは大騒ぎになり、よってたかって刀を取り上げた。すると氏康は、笑われて
死ぬ事も出来ないのかと、鉄砲の音に驚いた自分が情けなく、泣いた。
泣いている氏康に、守役の清水吉政はこう言った。

「勇者は物に驚きやすいと、昔から申します。
馬の中でも勘のいいものは、夜になっても周りを警戒して寝付かず、
飼い主を困らせると言います。
物に驚くと言うのは、それだけ新しい状況の変化に、敏感に反応しているということです。
これは武将として、ほめられるべき資質なのです。
知らぬものを驚く事は、臆病ではありません。」

そう言われて氏康は、ようやく泣き止んだ。


驚く事の価値を諭された、少年の日の氏康のお話。




767 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 09:12:30 ID:Hk8C39IT
>>759
これいいなあ

768 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 09:25:03 ID:jOeoeCIL
>>759
この鉄砲というのは種子島とは別物

769 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 10:20:17 ID:GOERX5+X
>768それなら氏康の年齢に納得ですだ

ほうろくみたいな、いわゆる焼き玉の類かな?


※川越夜戦に絡めたエピが前スレだったか、でてたけど...イイハナシダナー

771 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/01/25(日) 11:01:40 ID:bD6XKChj
>>759
こんな小さい頃からすでに篭城癖がついていたんだな…納得

772 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 12:13:12 ID:6tvbUW5R
>>771
その篭城癖のせいで城内では殆ど裸だったらしいですね
最近読んだ「殿といっしょ」のと言う本の3巻に出てました

773 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 12:33:26 ID:7t4U1Syl
>>759
風林火山の横内正の声で脳内再生させると説得力倍増だなあ。

774 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 12:55:26 ID:PugsJ1LL
>>768
火矢?

776 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 13:28:00 ID:gpJOi1jo
>>774
中国伝来(1510年?)の鉄砲じゃね?
種子島に比べて精度はかなり悪かったらしい。

777 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 13:43:59 ID:hoZUaiJD
>>776
普通に考えれば焙烙玉
様はマンガに出てくる丸い爆弾
原理的には現在の花火と同じで
炎と破片負傷効果を狙った手榴弾的な意味合いもある
元襲来時に鎌倉御家人達をパニックに陥れた‘てつはう’の進化型
戦国時代の陸上戦ではあまり見られないが水上戦闘では主力兵器
木造船にとって火力と衝撃力を兼ね備えた焙烙玉は有効な兵器だからね
倭寇が東シナ海を暴れ回れたのもこの焙烙玉のおかげ
北条は房総を巡って水軍運用が盛んだったから当然多数を保持していたはず

779 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 14:28:11 ID:GOERX5+X
>>777
相模の前に伊豆をガッチリ抑えてるもんね。
海賊(水軍衆)のやることはお手の物だわな

……城で焼き玉実演て気をつけないとアブないが

782 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 16:19:59 ID:iE2Bb9Xa
鉄砲のそもそもの由来って、意外とよくわからないらしい。

784 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 16:27:01 ID:bYtaLNlk
>>769,774
火銃・神槍かと。
鳥銃以前の原始的な中国製火器で、倭寇を通じて日本にも入ってきていた。
文献上、これらも「銃」と書かれるので火縄銃との区別が付かないのが困り者。
どんなものかといえば映画もののけ姫でたたら衆が使ってたアレ。

785 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 16:32:43 ID:/6DRuzv3
>>776
日本にも少量輸入されてた銅手銃じゃないかな。音は火縄銃よりでかい。
ようつべで中国の三眼銃の試射動画あったけどすごい轟音だ。
中国では三つの銃身を持つ三眼銃が爆発的に普及し、遼東などで銃砲師団も創設されていた。

787 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/25(日) 16:42:56 ID:z8hGLN95
鉄砲伝来についてだが、「北条五代記」には、永正七年(1510)に中国より伝わった、とあり、
この北条五代記は江戸期の軍記物だが、明応大地震の描写など、最近一定の信憑性が
あるのではないかと言われている書物。

まあ、種子島以前から、種子島ルート以外からも鉄砲が伝来していただろう、
って言うのは現代ではほぼ定説になっているね。
ちなみに種子島に伝来した鉄砲は、軍事用ではなく狩猟用。
しかもヨーロッパではなく東南アジア製だったらしい。

どうも日本の鉄砲史というのは、それまでにあった何種類かの鉄砲のうち、
種子島に伝来したものを軍事用にカスタムしていったものが、他種を圧倒し
普及していった、と言うものらしい。
スポンサーサイト


コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    オレンジと橙の話の前フリにはぴったりですね~

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/1077-d86dd210
この記事へのトラックバック