832 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/05(月) 01:20:22.37 ID:wjxtjziB
丹羽五郎左衛門殿(長秀)には常々強い痞えがあった。にわかに胸先に
込み上げる折には、五郎左衛門殿は事の外難儀致された。
ある時、急に差し痞え、何ともしのぎ難いために五郎左衛門殿は脇差で
胸を突いて、すぐに卒去された。
その後、火葬に致したところ、病が火の中より真っ黒になって這い出た。
その病には首・足・耳などがあり、亀子(亀の甲)に似ていた。
家来の者どもは主人の仇であるので、近寄ってそれを打ち殺した。
稀有のことに付き、太閤秀吉公にそれを御覧に入れたところ、
「今後は、医者の考えにもなるであろう」との由にて、竹田法印の先祖に
与えられ、今もこれを所持しているとのことである。
いかにも常に痞える折には、胸の内を噛むように“めりめり”と歯の音が
聞こえたとの旨、己丑6月14日の夜に(松雲公前田綱紀より)拝聴仕る。
――『松雲公御夜話』
丹羽五郎左衛門殿(長秀)には常々強い痞えがあった。にわかに胸先に
込み上げる折には、五郎左衛門殿は事の外難儀致された。
ある時、急に差し痞え、何ともしのぎ難いために五郎左衛門殿は脇差で
胸を突いて、すぐに卒去された。
その後、火葬に致したところ、病が火の中より真っ黒になって這い出た。
その病には首・足・耳などがあり、亀子(亀の甲)に似ていた。
家来の者どもは主人の仇であるので、近寄ってそれを打ち殺した。
稀有のことに付き、太閤秀吉公にそれを御覧に入れたところ、
「今後は、医者の考えにもなるであろう」との由にて、竹田法印の先祖に
与えられ、今もこれを所持しているとのことである。
いかにも常に痞える折には、胸の内を噛むように“めりめり”と歯の音が
聞こえたとの旨、己丑6月14日の夜に(松雲公前田綱紀より)拝聴仕る。
――『松雲公御夜話』
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コメント
人間七七四年 | URL | -
這い出ろ!丹羽ル子さん
( 2017年06月05日 21:35 )
人間七七四年 | URL | -
( 」・ω・)」にー!(/・ω・)/わー!
( 2017年06月06日 10:09 )
人間七七四年 | URL | -
>家来の者どもは主人の仇であるので、近寄ってそれを打ち殺した。
戦国武士はこの程度ではSAN値減らないようだな
( 2017年06月06日 12:39 )
人間七七四年 | URL | mQop/nM.
生食‥‥いやまさか
( 2017年06月06日 13:44 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
この時代には「エイリアン」や「宇宙人」という言葉はなかったよね。
( 2017年06月06日 23:52 )
人間七七四年 | URL | -
※5
まぁその宇宙人を海に流しちゃうからね日本人はw
( 2017年06月07日 11:26 )
人間七七四年 | URL | -
※6
大洗住民「だって怖かったから…」
( 2017年06月07日 17:12 )
人間七七四年 | URL | -
宇宙大将軍やら宇宙皇子やら絵入案なら
( 2017年07月30日 19:23 )
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