840 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/07(水) 23:09:04.55 ID:wSC6ug/z
藤堂高虎遺訓ニ百ヶ条で、よくわからないものをまとめてみた
十、合戦道具で柿色はよくない。紺色が良い。色々あるが書付にするほどのことでもない。
七十六、不用心な道中を通る時は錐を拵え持っておくと良い。色々徳がある。
錐の拵え方に心持ちがある。
七十八、刀の下緒は長いのをつけよう。仮初にも短くてはいけない。
百五十七、仮初に刀を持って出るときでも、左手で持つよりも、右手で持ったほうが徳が多いと口伝されている。
百五十八、少し歪んだ刀は、手洗いに綺麗な水を入れ、刀の柄に縄をつけ、切っ先を下にして逆さまに釣り、
水鏡に映せば必ず治るものである。
百八十三、鮫鞘を好んではならない。
百五十九、追撃している者を馬上から斬りつける時、あぶみの踏み方がある。
(藤堂高虎遺訓ニ百ヶ条)
同時代だと理解できたんだろうか
844 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 02:01:42.02 ID:9FNpujTF
>840
十
戦場での視認性の問題かな。柿色や茶色系統では目立たないとか。
七十六
刀以外の、気楽に使える何かしらの得物をもって用心しろという事かな。
杖や棒でも良いような気がする中、何故錐をお薦めされているのは分りませんが。
七十八
何かを結んだり縛ったりする紐としても使えるようにという事かと。
「こんなこともあろうかと」の精神ですね。
百五十七
とっさの際には左手にある刀を抜くより右手の刀を鞘ごと振り回したほうが色々早い、という事かも。
高虎公の膂力があっての事かもしれませんが。
百五十八
刀を吊るす事で自重によって歪みが矯正される、とか?
良くはわからないですが、ともかく道具の手入れは欠かすなよという注意かと。
百八十三
鞘を飾る余裕があるなら別の事に使え、という贅沢嗜好への戒めかと。
百五十九
鐙できちんと体を支えてないと勢い余って落馬する事もありそう。
845 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 02:59:47.96 ID:6Vf15pDY
>>840
高虎の遺訓は1664年に大神朝臣惟直って
大友家から藤堂家臣になった佐伯(大神)惟定の血筋の人物が
書き残してるんだよな
846 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 06:13:57.05 ID:q5O1cTh1
遺訓の数にワラタ
848 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 09:18:53.21 ID:nYIjRBij
>>840
10当時、柿渋染めは怪我をした時に血が止まりにくいという説があった。
一方紺染めには虫よけの効果がある。
158刀は多少曲がっても、復元力が残っていると真っすぐに戻る場合があるので
ダメ元でも釣るしておくのは理に適ってる。水鏡に映すのは迷信の一種。
183鮫鞘は高いし、湿気の多い時期になるときつく締まるので、とっさに抜きにくいという欠点がある。
藤堂高虎遺訓ニ百ヶ条で、よくわからないものをまとめてみた
十、合戦道具で柿色はよくない。紺色が良い。色々あるが書付にするほどのことでもない。
七十六、不用心な道中を通る時は錐を拵え持っておくと良い。色々徳がある。
錐の拵え方に心持ちがある。
七十八、刀の下緒は長いのをつけよう。仮初にも短くてはいけない。
百五十七、仮初に刀を持って出るときでも、左手で持つよりも、右手で持ったほうが徳が多いと口伝されている。
百五十八、少し歪んだ刀は、手洗いに綺麗な水を入れ、刀の柄に縄をつけ、切っ先を下にして逆さまに釣り、
水鏡に映せば必ず治るものである。
百八十三、鮫鞘を好んではならない。
百五十九、追撃している者を馬上から斬りつける時、あぶみの踏み方がある。
(藤堂高虎遺訓ニ百ヶ条)
同時代だと理解できたんだろうか
844 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 02:01:42.02 ID:9FNpujTF
>840
十
戦場での視認性の問題かな。柿色や茶色系統では目立たないとか。
七十六
刀以外の、気楽に使える何かしらの得物をもって用心しろという事かな。
杖や棒でも良いような気がする中、何故錐をお薦めされているのは分りませんが。
七十八
何かを結んだり縛ったりする紐としても使えるようにという事かと。
「こんなこともあろうかと」の精神ですね。
百五十七
とっさの際には左手にある刀を抜くより右手の刀を鞘ごと振り回したほうが色々早い、という事かも。
高虎公の膂力があっての事かもしれませんが。
百五十八
刀を吊るす事で自重によって歪みが矯正される、とか?
良くはわからないですが、ともかく道具の手入れは欠かすなよという注意かと。
百八十三
鞘を飾る余裕があるなら別の事に使え、という贅沢嗜好への戒めかと。
百五十九
鐙できちんと体を支えてないと勢い余って落馬する事もありそう。
845 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 02:59:47.96 ID:6Vf15pDY
>>840
高虎の遺訓は1664年に大神朝臣惟直って
大友家から藤堂家臣になった佐伯(大神)惟定の血筋の人物が
書き残してるんだよな
846 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 06:13:57.05 ID:q5O1cTh1
遺訓の数にワラタ
848 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/06/08(木) 09:18:53.21 ID:nYIjRBij
>>840
10当時、柿渋染めは怪我をした時に血が止まりにくいという説があった。
一方紺染めには虫よけの効果がある。
158刀は多少曲がっても、復元力が残っていると真っすぐに戻る場合があるので
ダメ元でも釣るしておくのは理に適ってる。水鏡に映すのは迷信の一種。
183鮫鞘は高いし、湿気の多い時期になるときつく締まるので、とっさに抜きにくいという欠点がある。
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コメント
人間七七四年 | URL | -
錐は、錐刀のことじゃないかね。
拵えに言及しているということは違うのかもしれないが。
刀の持ち方については、腰に差すのではなく手に持つなら、刀を鞘から引き抜くのではなく、
居合術みたいに鞘の方を左手で抜く方が早いとか。わからんが。
( 2017年06月08日 18:07 )
人間七七四年 | URL | -
伊達稙宗「二百ヶ条とは、よく書いたものよのう」
( 2017年06月08日 19:33 )
人間七七四年 | URL | -
こういうのって暗唱させられそうだから大変だな
( 2017年06月08日 21:03 )
人間七七四年 | URL | sSHoJftA
具体的だけど話が細かすぎる。
おばあちゃんの豆知識みたいだw
( 2017年06月08日 21:13 [Edit] )
人間七七四年 | URL | -
よくわからんがとりあえず手拭は用意した
( 2017年06月08日 22:16 )
人間七七四年 | URL | -
鎧の話は色の効果の他に染める素材による効果の可能性をあげている人がいるのは面白い
刀は…迷信入って益代ね。コレ。
( 2017年06月09日 09:04 )
人間七七四年 | URL | -
刀の水鏡は、今でもイラストを描く際、紙の裏から見て反転させて歪みを修正しますので、歪みが見つけやすくなるとかじゃあないでしょうか?こじつけですが。
( 2017年06月11日 00:14 )
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