22 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/07/29(土) 13:46:06.13 ID:YqOeGAFB
城井の一揆の時、黒田長政の馬が深田に入りこんだのを、三浦六之助が自分の馬を奉り長政を退かせ、
長政の馬の尾を切り鐙を外してから長政を追いかけたという。
馬を奉って主人を撤退させたのは、沈勇かつ忠義ある行いであり、ことにこの時の作法が
勝れた心得と言うべきである。
古来より、主人の馬を戦場で放つ時、主人が討ち死にしたのではないことを示すため、
尾を切り鐙を外すのが礼であったという。
国府台の合戦の時、里見義弘に安西伊予守が自分の馬を奉って、自身は歩行して供をした。
しかし義弘の馬は鞍鐙をつけたまま陣中を駆け回ったため、これを見た兵たち
「さては義弘討ち死にか」と思い、これによって敗勢となり随兵の過半が討ち死にを遂げたという。
物事の究理薄いと、思わぬ失があるものなのだ。
(士談)
城井の一揆の時、黒田長政の馬が深田に入りこんだのを、三浦六之助が自分の馬を奉り長政を退かせ、
長政の馬の尾を切り鐙を外してから長政を追いかけたという。
馬を奉って主人を撤退させたのは、沈勇かつ忠義ある行いであり、ことにこの時の作法が
勝れた心得と言うべきである。
古来より、主人の馬を戦場で放つ時、主人が討ち死にしたのではないことを示すため、
尾を切り鐙を外すのが礼であったという。
国府台の合戦の時、里見義弘に安西伊予守が自分の馬を奉って、自身は歩行して供をした。
しかし義弘の馬は鞍鐙をつけたまま陣中を駆け回ったため、これを見た兵たち
「さては義弘討ち死にか」と思い、これによって敗勢となり随兵の過半が討ち死にを遂げたという。
物事の究理薄いと、思わぬ失があるものなのだ。
(士談)
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コメント
人間七七四年 | URL | -
安西「知らなかったそんなの」
( 2017年07月29日 21:44 )
人間七七四年 | URL | -
又兵衛「そもそも放馬するような自体起こすなよ」
( 2017年07月30日 10:59 )
名無しさん | URL | -
六之助「勝手に陣頭で突撃しちゃうと大変です。誰とは申しませんが」
九右衛門「全く扱いに困りますな。誰とは申しませぬが」
善助「若さゆえの先走りとはいえ、もう少し慎みが欲しいものじゃ。誰とは申さぬが」
太兵衛「だいたい無鉄砲で向こう見ずで無計画で。誰とは言わぬが」
( 2017年07月31日 11:08 )
人間七七四年 | URL | -
蒲生氏郷「*2-3は何処のご家来衆か知らぬが、猪武者の如き主君を持って苦労されておる様じゃの。是非とも我が家に仕えては下さらぬか?」
( 2017年07月31日 15:58 )
人間七七四年 | URL | -
ウィリアム一世:馬を失った訳でもないのに、戦死したってデマが出ることもあるんやで?
( 2017年07月31日 17:44 )
人間七七四年 | URL | -
苦労人。多すぎない?
( 2017年07月31日 18:06 )
人間七七四年 | URL | -
黒田家では日常のため、ノウハウが確立していたとか
( 2017年07月31日 20:19 )
名無しさん | URL | -
光安「殿の馬だけが彷徨っていると……? どうせその辺で泳いでたりするだけですから呼んでごらんなされ」
鮭様「ん?」
( 2017年08月01日 09:45 )
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