140 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/08/12(土) 18:15:34.81 ID:P5a+mbW7
関ヶ原の時、大道寺(直次か?)は黒田家の陣にいた。9月15日に先に出て様子を見ていた所、
西軍の陣より鉄砲がひたひたと打ちかけられ、これにより討ち死にも多く出た。
このような所に黒兜の武車が出て、敵方の様子をじっくりと観察していた。
彼は馬に手綱をゆらゆらと打ち掛け、いかにも心静かに周りを見ていた。
その様子が大変見事であったので、大道寺は彼のそばに寄って居た。
すると彼は、「只今戦は始まった」と独り言を言った。
大道寺はこれを聞いて「何ゆえに左様に見られるか?」と尋ねた。
武者は
「鉄砲の弾が足元に落ちたが、その落ちようが、力なくころころとしていた。
これは敵との間合いが近くなり、急ぐ事で筒の中に弾薬がろくに入らないまま発射し、
それ故弾が力なく落ちるのだ。」
そう説明した。
ある話によると、この武者は斥候に出た井伊直政であるとの事である。
(士談)
関ヶ原の時、大道寺(直次か?)は黒田家の陣にいた。9月15日に先に出て様子を見ていた所、
西軍の陣より鉄砲がひたひたと打ちかけられ、これにより討ち死にも多く出た。
このような所に黒兜の武車が出て、敵方の様子をじっくりと観察していた。
彼は馬に手綱をゆらゆらと打ち掛け、いかにも心静かに周りを見ていた。
その様子が大変見事であったので、大道寺は彼のそばに寄って居た。
すると彼は、「只今戦は始まった」と独り言を言った。
大道寺はこれを聞いて「何ゆえに左様に見られるか?」と尋ねた。
武者は
「鉄砲の弾が足元に落ちたが、その落ちようが、力なくころころとしていた。
これは敵との間合いが近くなり、急ぐ事で筒の中に弾薬がろくに入らないまま発射し、
それ故弾が力なく落ちるのだ。」
そう説明した。
ある話によると、この武者は斥候に出た井伊直政であるとの事である。
(士談)
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コメント
人間七七四年 | URL | -
この人はなにしてもカッコイイな
( 2017年08月12日 19:00 )
人間七七四年 | URL | -
赤じゃなく黒い彦にゃんか
( 2017年08月12日 19:53 )
人間七七四年 | URL | -
>>黒兜の武車が
黒塗りベンツのVIP装甲車の事か!?
流石の直政も偵察の場合は目立たない様な格好してたのかな?
セジウィック将軍みたいな事にならなくて良かった
※2
余計なことかもしれないけど、彦にゃん=息子の方なので
親父の方は呼ばないよ
( 2017年08月12日 21:21 )
人間七七四年 | URL | -
直次この時は福島正則の家臣でないの?
( 2017年08月13日 06:43 )
人間七七四年 | URL | -
井伊直政「只今戦は始まった」
大道寺「何ゆえに左様に見られるか?」
井伊直政「さっき鉄砲ブチ込んでやった(しれっ
大道寺「フハッ!」
( 2017年08月13日 14:53 )
人間七七四年 | URL | -
秀秋「東軍から鉄砲が打ち込まれたんですがそれは」
( 2017年08月14日 10:19 )
人間七七四年 | URL | -
戦国ちょっと井伊話
( 2017年08月14日 11:17 )
人間七七四年 | URL | -
井伊家家臣「だから殿自ら偵察に出るのは止めろと日頃から」
( 2017年08月14日 11:34 )
人間七七四年 | URL | -
※8
藤堂家臣「それ家の殿にも言ってやって下さい」
( 2017年08月14日 14:23 )
人間七七四年 | URL | -
※8
?「鉄砲除けのひさしが付いたでっかい兜かぶってれば問題ないよね!」
( 2017年08月14日 18:22 )
人間七七四年 | URL | -
蒲生氏郷「アホな主君を持つと下が苦労するのう」
黒田長政「誠にもってその通り」
( 2017年08月14日 21:19 )
人間七七四年 | URL | -
菅谷勝貞・政貞・範政「貴殿ら、それ小田家でも同じ事言えんの?」
( 2017年08月15日 11:48 )
人間七七四年 | URL | -
そう言えば西洋の方だったかと思うけど、銃に弾込めた後発砲せずにまた弾込めて発砲して、銃が2発分の発射エネルギーに耐えられ無くて砲身破裂して射手が大怪我する事が結構有ったらしい。
酷い奴は銃に5発も入っていた例も有るとか。
( 2017年08月17日 20:25 )
人間七七四年 | URL | -
大道寺直次なら、
黒田に仕えた経歴あるよ。
何年頃だったかは覚えてないけど。
Wikipediaの親父の項目の子孫のとこ書いたの俺なんで。
( 2017年08月18日 01:22 )
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