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山口軍兵衛という勇士

2017年11月21日 18:30

445 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/11/21(火) 13:37:42.65 ID:p2i0Waif
山口軍兵衛という勇士が有り、彼は結城黄門秀康に仕えて越前にあった。
強弓の精兵にて大太刀を好み、三尺(約1メートル)に余る腰刀を帯びていた。

彼は伏見にて秀康家の長屋に住んでいたが、この長屋は二階作りにて、三間梁にいたし、
出格子の窓四寸(約12センチ)ばかりを置いた小柱が立っていた。

山口はその格子窓を通して60間(約109メートル)先に的を立て、それを必ず射抜くほどの
手練であった。

ある時、人々が寄り集まっている中、山口の刀があまりに長く尺に余るとの話題が出た。
山口はこう答えた
「私はこの刀を、各々の尺短い刀同様に存じている故に、常に用いているのだ。
いざ使ってみせよう。その後で何れも御自由に言って頂きたい。」

そう云うと大太刀を抜いて三つ指にて柄の末を取り、何度も振り回すと、その場は
この太刀風の音が響くばかりとなり、これによって初め彼の刀について言っていた輩も、
閉口して退去するしか無かったという。

(士談)



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    同僚's「あ、こいつこれ以上物申したらアカン奴や…」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    >三つ指にて柄の末を取り
    虎眼流!?

  3. 人間七七四年 | URL | sSHoJftA

    真柄「五十歩百歩じゃね?」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    刀を振るだけで逸話

  5. 人間七七四年 | URL | -

    一メートル弱の太刀を指だけで音が鳴るくらい回せるってヤバイな。バットを両手で振っても音がなるか微妙なのに

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