FC2ブログ

さてはますます勇士の機

2017年11月23日 13:06

448 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/11/23(木) 09:39:25.77 ID:mJcw9C4d
関ヶ原の時、田中筑後守(吉政)の家臣で田辺甚兵衛という者の子、父は早世して
甚兵衛の名を継いだが、10歳にて陣立てした。彼の家臣たちが敵を突き落とし、甚兵衛を
馬より抱き下ろして頸を取らせた。
幼少の子として比類なき儀であると、その頃世間で大変に賞賛された。

後に、黒田長政田中吉政を訪れた時、四方山の物語の中で、吉政がこの甚兵衛の事を語った。
長政はこれに大いに感じ入り、甚兵衛を呼び出し盃を与えた。この時、「甚兵衛を補佐した
家来どもも呼び出して様子を尋ねよう」という事になり、甚兵衛の家来たちも出頭した。

長政が当時の様子を具体的に尋ねると、彼らはこう証言した
「馬より抱き下ろした時、刀を抜いてかかりましたが、わなわなと震えていました。
それを家来どもに恥ずかしめられ、震えながら立ち寄りて頸を討ったのです。」

これを聞いて長政は再び大いに感じ入った。
「さてはますます勇士の機がある。震えずにかかったなら、十方無き故(頭がからっぽだから)と
言うべきであろう。恥ずかしめられてかかったのは、義をつとめて致すという行為だ。」

そう評したという。

(士談)

田辺甚兵衛の初陣・いい話

こちらに既出の逸話ですが、出典があり詳しかったので



スポンサーサイト


コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    家来どもに恥ずかしめられって所にめちゃ同情してそう…

  2. 人間七七四年 | URL | -

    長政さん年がら年中家臣に辱められてるからなぁ

  3. 人間七七四年 | URL | -

    恐れを知り克服した者こそが勇士ってやつか

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    ngms「「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!」

  5. 人間七七四年 | URL | -

    実に正直な感想を述べたと思いますよ?
    むしろ何も感じずに淡々と敵を討てる10歳の方が余程怖いんだけど・・・

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    KB「で?お前の左腕は恐怖で動かなかったと…」

  7. 人間七七四年 | URL | -

    考えたら10歳て言うけど、数え年だから満年齢だと8、9歳なんだよな。
    震えるのは当然だよな。
    もっと年取っていても震えるのは当然で15歳位で27人殺ってしまったあの人は色々…

  8. 人間七七四年 | URL | -

    小学校の2,3年生か!

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※8
    早生まれだと小学4年の9歳で、そうじゃ無いと小学3年ですね。(誕生日迎えていれば9歳、なければ8歳)
    まあ、小学生の中学年の年の子供が家の主になって戦場に出た事には変わりは無いですが。

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※7 森さんちのあの方が早死にしたのは頭が空っぽで恐怖を知らなかったのでは……おや、宅急便かな

  11. 人間七七四年 | URL | -

    官兵衛「いまだに頭がカラッポで家臣に辱められる輩もおるがのう」

  12. 人間七七四年 | URL | JalddpaA

    現代の感覚で歴史上の出来事を語るのは愚かだとわかっちゃいるが、小学3,4年の子供に
    首を切らせようとするとか地獄絵図だよね

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    だからこそ大袈裟なくらい褒めてやったのかもな
    なんとなくだが長政ってそういう奴な気がする

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    物を知らない子供の方が感じるものは少ないぞ

  15. 人間七七四年 | URL | -

    元就の甥っ子は首実検で生首見ておかしくなったんだっけ?

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※15
    大河の毛利元就のシーンを思い出した。

  17. 人間七七四年 | URL | -

    ※14
    子供の無知や感受性と、何も感じずに戦った方が怖い状況と言う意見をごっちゃにするなよ

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://iiwarui.blog90.fc2.com/tb.php/11054-6b2f8320
この記事へのトラックバック