501 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2017/12/11(月) 15:57:56.91 ID:I55SSOBF
大須賀五郎左衛門尉(康高)は、自分で手を下して功を立てることは無く、常に家来や
小姓の中から器量あるものを選んで取り立て、彼らを以って功を立てさせた。
武田勝頼が高天神城に兵を入れて遠州を窺う時、家康は横須賀城を建設し、大須賀にここを任せた。
横須賀は重要拠点のため名のある者が多く集められ、中でも久世三四郎、坂部三十郎、渥美源吾、
丹波弥三、駒岡太郎右衛門、曽根兵衛左衛門、丹羽金十郎、これを七人衆と言った。
大須賀には度量があり、こう言った人々をよく従え、つもりを外すこと無く、傍に仕立てた
者達も皆武功があったという。
また長久手の合戦において、先手が敗北した時、大須賀は「味方の長追いは必ず敗軍の相である」と
考え、あらかじめ準備をし、小高い場所に馬を立て纏を置いて敵の攻撃を踏みこたえた。
このため大きな敗北にならなかったという。
(士談)
大須賀五郎左衛門尉(康高)は、自分で手を下して功を立てることは無く、常に家来や
小姓の中から器量あるものを選んで取り立て、彼らを以って功を立てさせた。
武田勝頼が高天神城に兵を入れて遠州を窺う時、家康は横須賀城を建設し、大須賀にここを任せた。
横須賀は重要拠点のため名のある者が多く集められ、中でも久世三四郎、坂部三十郎、渥美源吾、
丹波弥三、駒岡太郎右衛門、曽根兵衛左衛門、丹羽金十郎、これを七人衆と言った。
大須賀には度量があり、こう言った人々をよく従え、つもりを外すこと無く、傍に仕立てた
者達も皆武功があったという。
また長久手の合戦において、先手が敗北した時、大須賀は「味方の長追いは必ず敗軍の相である」と
考え、あらかじめ準備をし、小高い場所に馬を立て纏を置いて敵の攻撃を踏みこたえた。
このため大きな敗北にならなかったという。
(士談)
スポンサーサイト
コメント
人間七七四年 | URL | -
「味方の長追い」ってどんな状況?
( 2017年12月11日 17:58 )
人間七七四年 | URL | -
※1
長久手の時の大須賀康高は、娘婿の榊原康政と共に秀次勢を急襲する徳川方先手だった。
その後、敗走する秀次を深追いしたから、その事を言ってんじゃないかな?
その結果、徳川方は秀次退却を支援した、堀秀政の逆撃を受けて壊乱してしまったから、康高の危惧は的中してしまったって訳だ。
( 2017年12月11日 18:45 )
人間七七四年 | URL | -
大須賀家が絶家する過程ってなんとも不思議だよな
榊原康政とは姻戚関係だが特に与力としても同輩としても組んでいないまま
榊原康政から長男を養子に貰う(しかも無能ではない)のに、榊原家が絶えそうになったらあっさり唯一の当主が大須賀家を捨てて榊原家相続。家臣団の一部は引き取って貰えたが大部分は四散
幕府も榊原忠次も大須賀家をどう思っていたんだろう
( 2017年12月11日 19:03 )
人間七七四年 | URL | -
※2
ありがとう!深追いのことなのね
( 2017年12月11日 20:29 )
コメントの投稿