687 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/03/10(土) 18:46:55.17 ID:L191u84q
ここにおいて仙石氏戦い破れ、四国の兵大友勢に寄らんとしたが
新納武蔵守は脇佐古村より人数を出し、大友義統の陣に打ってかかった
義統多兵と云い、我が身にかかるいくさなれば
二つなく戦うべき所なれど、云う甲斐なく敗軍してしまったため
四国の将兵、頼む所なく船本へと没落して行った
弥が上にも船に取り乗り、漕ぎ出だす者もあれば
乱軍の習いにて乗り遅れたる者、海浜に転ぶ者や
溺れる者共を見捨てて舟を出す者ありと、哀れなことも多かった
しかしながら讃州海賊頭、乃生縫殿助、生島太郎兵衛
塩飽の吉田彦左衛門とその弟孫左右衛門
宮本助左衛門と弟作右衛門に妹尾、渡辺等
日比の四宮隠岐守にその子主計守
直島の高原左衛門とその子佐助及び弟文左衛門に小豆島の住人ら
秀吉公の命をもって師船(いくさぶね)を奉行しており
その警固ゆゆしき故に仙石氏の敗卒、つつがなく国へ帰る事ができた
(南海治乱記)
戸次川合戦における讃岐勢豊後撤退時の逸話
讃岐水軍揃い踏みと言った感のあるラインナップですね
ここにおいて仙石氏戦い破れ、四国の兵大友勢に寄らんとしたが
新納武蔵守は脇佐古村より人数を出し、大友義統の陣に打ってかかった
義統多兵と云い、我が身にかかるいくさなれば
二つなく戦うべき所なれど、云う甲斐なく敗軍してしまったため
四国の将兵、頼む所なく船本へと没落して行った
弥が上にも船に取り乗り、漕ぎ出だす者もあれば
乱軍の習いにて乗り遅れたる者、海浜に転ぶ者や
溺れる者共を見捨てて舟を出す者ありと、哀れなことも多かった
しかしながら讃州海賊頭、乃生縫殿助、生島太郎兵衛
塩飽の吉田彦左衛門とその弟孫左右衛門
宮本助左衛門と弟作右衛門に妹尾、渡辺等
日比の四宮隠岐守にその子主計守
直島の高原左衛門とその子佐助及び弟文左衛門に小豆島の住人ら
秀吉公の命をもって師船(いくさぶね)を奉行しており
その警固ゆゆしき故に仙石氏の敗卒、つつがなく国へ帰る事ができた
(南海治乱記)
戸次川合戦における讃岐勢豊後撤退時の逸話
讃岐水軍揃い踏みと言った感のあるラインナップですね
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