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荒木は思わず計らず、信長の敵と

2018年03月18日 19:10

610 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/03/17(土) 20:24:38.14 ID:3TbVHzKY
天正6年の秋の頃より、摂津国有岡方面では雑説が流れ、しきりにこの方面の者達が
織田信長の敵に成るとの風聞が聞こえた。それはあってはならないことであると、
信長より織田政権の歴々が差し下され調査が行われるということで、荒木信濃守(村重)にも
雑説があったため、彼は茨木城まで移動し、そこから安土へと向かおうとしたところ、
茨木城の守備を担当していた中川瀬兵衛(清秀)がこのように諫言をした

「絶対に安土に行くべきではありません。安土に置いて切腹させられるよりも、摂津国表へ
軍勢を引き請けるべきです。合戦に及んだとしても、手に溜めず切り崩せるのに、安土に置いて
犬死するなど、沙汰の限りです。」

もう申し留めたため、荒木は有岡に立ち返り、思わず計らず、信長の敵となってしまった。

この時荒木は、国中の年寄共を集めて談合に及んだのだが、皆も中川瀬兵衛が申す所に
同心した。
その中で、高槻城守であり、高山飛騨守の息子である高山右近だけは
「言語道断である!荒木摂津守の普段の覚悟と相違した、曲事の仔細である!
信長の御芳志のかたじけなさを、たった今忘れ去り御敵申し上げるなど、
沙汰の限りである!」

そう、一人反対したが、彼以外は尽く中川の意見に同心し、高山の意見には同意しなかった。
ために是非に及ばず、高山も最後には摂津国衆の総意に同心した。

(立入左京亮入道隆佐記)

ちなみに荒木村重、「信濃守」は自称(受領名)で、「摂津守」は正式な任官ですね



611 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/03/17(土) 21:04:41.19 ID:jtiZDeeJ
このあと、清秀は右近に説得されて荒木を裏切るんだよね

612 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/03/18(日) 00:21:49.38 ID:yFZe1MKP
そもそも荒木が翻身しようとしたきっかけも中川が原因なんだよな
早死にしても仕方ないわなこのオッサン

613 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/03/18(日) 05:58:38.93 ID:jdyuLToD
でも賤ヶ岳だと…よく分からない人ですよね…

614 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/03/18(日) 07:38:22.99 ID:4WKc0lBa
人望はあったらしい
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    焚きつけた張本人が寝返って攻めてきた上許されてて
    自分は城も一族も何もかも捨てて落ち延びざるを得なくさせられたら
    そりゃ道糞なんて名乗りたくもなるわな
    やってることは自棄糞だけど

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    誰うま

  3. 人間七七四年 | URL | -

    村重を背かせて自分がその後釜に…なんて計画性は無さそうだしなぁ、清秀さん

  4. 人間七七四年 | URL | -

    戦国時代では中川さんの行為が特別酷いとはあまり思わない。
    多分名前が残っていない無名の武士も含めれば、主君や周りに勇ましい事言ったり、
    炊き付けた本人がちゃっかり生き残るなんて事は、結構あったと思う。

    へうげだと、妹(古田の嫁)の命を迫られてって感じだったけどね。

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    荒木自棄糞か

    秀吉「道糞ではあまりにひどい。この上は…」
    道糞(改名イベント来たか…?)
    秀吉「焼糞と名乗るがよい」
    焼糞(一層悪くなった!)アリガタキシアワセ

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※5
    ???「何かワシに飛び火しそうだからそれ以上はやめるのだ!」

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    正純「で、その者???の名は何と申すのですか?(シレ~っと)」

  8. 人間七七四年 | URL | -

    大久保でしょ

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    物とか場所とか他人の名前を改悪(?)する常習犯だからね、仕方ないね

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    でもウィキペディア見ると炊きつけた原因は中川家の家臣が本願寺に物資を流してたせいとあるんだよな
    それが本当だとしても裏を取らなかった道糞の落ち度だしその結果何を失っても止むを得ないんだがなんだかなあ

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    原因の一つと言われているエピですね。問題なのはその行為自体が中川氏自身も知らず、発覚した時点で
    「もう終り」と感じたからこそ、村重に「何を言ってももう遅い」と説得に回ったとの説もある。
    要は、信長が自分達を許す訳が無いと達観してしまったと言う見方ですね。

    個人的には爆弾守の件から言っても、信長さんは有能な人物なら多少は目を瞑る度量はあったと思う。
    直且つ重要な地域を治める荒木一党だからこそ、間違いかも知れないと事情を聞きたかっただろうし、
    事実だとしても使者を何度も送っている点からしても、容赦した筈です。(説通りならですが)

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    これから清秀のことは「うっかり瀬兵衛」と呼ぼうと内心思った
    賤ケ岳でのセルフ死守命令といい色々先走り過ぎ

  13. 人間七七四年 | URL | SD0k4o5Y

    この前に、水野信元が騙し討ちのように切腹させられて水野家もあっと言う間に滅ぼされたのが説得の原因とも言われてるな

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ※13
    そのへんは良くあることレベル

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