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大内家滅亡

2018年04月05日 17:54

656 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/04/04(水) 20:58:14.12 ID:Y93a5UA7
天文二十年七月、細川右京太夫晴元の軍勢が近江坂本より打ち立て京の相国寺に陣を取った。
しかしこれに敵対する三好筑前守長慶は、七月十四日、相国寺へ押し寄せ火をかけ攻め込むと、
晴元勢は一戦にも及べず散々に落ちていった。(相国寺の戦い)

この時、京はこのように乱れきっているが、西国は猶静謐であるため、公方足利義輝、および
細川晴元は、猶も三好が京に迫ることあらば、慧林院殿(足利義稙)の時のように、中国の
大内の元へ御動座あるべき由、内々に評定がなされた。

ところが、その年の天文二十年九月二日、大内義隆の家老である陶晴賢が謀反を起こし、
大内殿を攻めたところ、不慮の一戦叶わずして、義隆は長門国に落ちていった。

その頃、京都の大乱の故に、公家衆も多く大内殿を頼んで周防へ下向され、
禁裏様(天皇)をも山口に行幸されるようにと、大内は多年に渡り支度をしていた。

しかしこのような災い起こり、前関白二条尹房、持明院中納言元規、前左大臣三条公頼といった
人々がここにて自害した。
大内殿は長門国深川にて自害。御年四十五歳であったという。藤三位親世、藤中将良豊も
自害された。

この人々は都の乱を避けてこの国に下られ、このように亡んだこと。一業所感(人はいずれも、
同一の善悪の業ならば同一の果を得るということ)とも言うべきであろう。

陶晴賢は主を亡ぼし、豊後の大友義鎮(宗麟)を頼み、次弟を申し受けて大内八郎義長と号し、
山口の館に移しこれを主とし、自分は執事となり、心のまま振る舞った。
そして子息の阿波守(長房)に家督を譲り、入道して法名全羨と号した。

(足利季世記)

足利義輝細川晴元の周防亡命の計画が有ったとか、大内は山口に天皇まで迎え入れようとしていた
らしいとか、大内が亡びなかったら戦国史はどうなっていたんでしょうかね。



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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    晴賢くんなら帝もバッサリ切り殺してくれたはず…!

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    過剰反応かも知れませんが過去のたらればとは言えあまり人の目に触れる場所で書いて良い内容とは思えませんね、それ。

  3. 人間七七四年 | URL | -

    ※1不敬だぞ、陶晴賢は武断派を遠ざける義隆に含むことがあって手を下したわけだし、
    誰にでも噛みつくわけじゃない。
    なお、いりこ酒好きを吹聴すると手が出る。

  4. 人間七七四年 | URL | -

    将軍も管領も欲しくないよー。面倒くさい…
    あ、でも貴方達が所有している家宝だけは下さい。お願いします!

  5. 人間七七四年 | URL | -

    陶晴賢は現代だと多少粗暴なイメージがありますが、よく見る限り大胆且つ慎重な人ですよ?
    家中を短時間で纏められたのも、上から下までの家人達を良く手懐けていたからですし。
    彼が家中の様子を知りえていたのも、単に重臣だからと言うだけではありませんね。
    大言壮語を吐くだけの実力はあった人です<それが家中を乱した原因の一つだけどw

  6. 人間七七四年 | URL | EybeWf1w

    兄貴が継いでいたらもっと酷いことになってたんじゃないだろうか
    まあ、ついてきてくれる同僚がいないかもしれんが

  7. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    そんな事したら、誰も味方になる奴居なくなるぞ。
    晴賢にしたら、政長を主君に立てて自分が守護代として実権握る事を正当化する 必要有るけど、その為には将軍に認めて貰う必要有るよね。(例:謙信の父為景)
    官位は帝から賜る物だし、それをぶっ潰す行為は愚行でしか無いぞ。

  8. 人間七七四年 | URL | EybeWf1w

    この時代にそれをやりそうなのは狂犬さんくらいかね

  9. 人間七七四年 | URL | -

    ※8
    越前の狂犬は、単に性格が短慮で自分勝手で且つ適度に武将としての能力が備わっていると言う厄介な存在
    自分で信長の計画をぶっ潰しておきながら、その信長に自分を引き立てるよう請願するなんてどうかしている
    だとしても、いくらあの狂犬でも、さすがに天皇弑逆なんて大それたことは出来ないと思う

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    彼の場合、仮にでっかい御料地がそこにあって、たまたま帝が下向していたとしたら
    咄嗟に「天皇<領地」という結論を出してしまう可能性がちょっとだけあるかもしれない

    領地なんかなくてただ単に下向してるんであれば多分なにもしない
    「玉を抑える」という遠回りな利益を考慮に入れられるタイプではないので

  11. 人間七七四年 | URL | -

    ※10
    だからさ、天領地だろうが普通の峠道だろうが「天皇が居る所を襲ってる」時点でアウトなのよ
    場合に依っては、「先ほどまで天皇が居た場所」であっても、まわりから「天皇襲うつもりだった」と
    捉えられて終り

  12. 人間七七四年 | URL | EybeWf1w

    200年ほど遡るかな?
    天皇だか上皇だかに矢を射かけた婆裟羅がおったよね
    結局は処刑されたんだったか

  13. 人間七七四年 | URL | -

    ※12
    土岐頼遠だね。
    あれはそりゃ光厳上皇に射かけるて室町幕府の正当性担保している御方に何てことするんだてなるわな。それまでの功績で斬首されるも土岐家の存続は許されたけど。
    さらにその350年前に自分の女に手を出したと勘違いして兄弟で法皇に矢射かけて左遷された貴族も居るがね。

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