息子が分別無く深入りしたのだ

2018年05月04日 14:26

710 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/05/03(木) 22:44:30.19 ID:02WQirZy
織田信長が甲州に出陣するとして、安土を出立し美濃国呂久の渡において、信濃国伊奈郡
高遠の城主仁科五郎(盛信)の首が曲げ物に入れられ織田信忠より飛脚によって届けられた。
その首は大髻にて、年齢は20ばかりに見えた。

首が届けられると、信長の近習であった菅屋九右衛門(長頼)、野々村三十郎、福富平左衛門、
オロシ彦右衛門といった者達、馬より飛び降り

「御出陣したばかりで五郎の首が届けられたこと、大変めでたいことです。」

そう賀して申し上げると、忽ち信長の機嫌が変わった

「何を以てめでたいというのか!?若輩なる奴原が深入りして追い立てられたらどうなるか、
面目を保ったまま討ち死にできるのは滝川(一益)一人だけだ、他の者達は芭蕉の葉で
位牌を払うような有様に成るだろう。
先陣の者達が残らず討たれたとしても、後陣が遠方ではすぐに弔い合戦をすることも出来ない
ではないか!」

そう殊の外の御気色であり、息子が分別無く深入りしたのだと思っておられた。

(祖父物語)



711 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/05/03(木) 23:11:21.12 ID:vUy0oAOP
武田を心底恐れていた信長ならではの慎重論

712 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/05/03(木) 23:20:37.16 ID:Z/z82csV
武田の東濃侵略の際、馬場の800の兵に恐れをなして1万の織田軍が撤退するぐらいだからなぁ。

713 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/05/04(金) 10:39:43.81 ID:FnXiDPmu
この時期の史料を読めば判るけど信長は武田を恐れてはいないね
武田にちょっとでも噛みつかれて「自分の評判が傷つく事」を恐れていた状態
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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    そりゃ家督譲った嫡男が敵地に無鉄砲にどんどん進んでいると思ったら怒ると思う。もしも信忠討死になんてなったら、史実の数ヶ月後考えても(考え無くても常識的に)大事だよね。
    武田が息吹き返す事になるし、信長の後継者問題も発生するかと。
    信長も武田がこれほど呆気なく崩壊するとは思って無かったて話も有ったかと。

  2. 人間七七四年 | URL | -

    勝ち戦の中でも事故に逢ったらそれで台無しになるケースもあるしな

  3. 人間七七四年 | URL | -

    でも、この思いも因らない進撃速度のお陰で武田側も体制が整わずに離反が相次いで勝頼が本拠を捨てざるを
    得なかった部分も在るから、結果論とは言え功を奏したとも言える。

    実際に信忠さんも前線でハッスルしちゃってるけど、それを上回るヒャッハーしたり、停止命令?そんなの
    関係ねぇとばかりに暴れ回った若手武将達(主に森・団あたり)が居たからじゃないかなぁ・・・

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    あの人は再三突進していくの信長から注意されているけど完全無視だからなあ。
    それなのに信長さん、恩賞に北信濃与えるだもんなあ。

  5. fsato4 | URL | 93vhRd.Y

    それ以前にも(天正七年)、信雄が伊賀を勝手に攻めたとして叱責したこともある。

  6. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    あの人って言うよりも「信忠軍団が」と言った方が早いね。最初は優等生の信忠と目付の河尻さんの調略も
    効いて順調だったのが、主に森と団が「ガンガン行こうぜ」的な思考で異様に進みすぎちゃったからね。
    結果的に他の武将どころか、信忠すらも引き釣られて前線出ちゃったりしてるし。

    >>完全無視
    この辺りも河尻さんは苦労あったみたいだけど、それが報われての甲斐拝領だったのに直後にアレだし・・・

    ※5
    三介様の件とコレと比べるのはちょっと無理があるかと?

  7. 人間七七四年 | URL | -

    南信濃の諸城が攻略されると甲斐本土へ容易に到達するのも快進撃の一因だったんじゃなかろうか。

  8. 人間七七四年 | URL | -

    織田信忠っていうと昔に『織田の豚だ』に誤変換しまくったことと顔がおかしいから奇妙って名前にされたことから、ハート様かオーク系モンスターに脳内変換されて、ヒャッハーの人と一緒に暴れてても違和感が全然ない。

  9. 人間七七四年 | URL | -

    本能寺の時に信長が真っ先に信忠の謀反を疑ったのはこういう所もあったのかもね

  10. 人間七七四年 | URL | -

    ※9
    それは三河物語とかいうラノベにしかない話だしね…

  11. 人間七七四年 | URL | -

    信長「大将自ら先陣に立つとはけしからん」
    氏郷「全くですな」
    NGMS「仰る通り」

  12. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    直政「そんな先陣に立って向かって来る奴は鉄砲で撃ってやれば良いぞ。」
    ???「(人間無骨を握り締める)」
    ???「源蔵、鉄砲を構えよ。」

  13. 人間七七四年 | URL | -

    織田信忠
    真田信尹
    多田信忠(とべないぶたは)

  14. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    (`・ω・´)「よし、ワシは許されたな!」
    志村「織田家の逸話だからお目こぼしされただけです。帰りますよ」

  15. 人間七七四年 | URL | -

    秀忠「以外と知られてないけど、俺も前線で受けた戦傷結構あるんだよね…」

  16. 人間七七四年 | URL | -

    ※11
    蒲生の婿殿の突撃癖は義父と義兄に感化された結果なんじゃないですかねえ……

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