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今世武道に正しき将なし

2018年08月11日 18:30

28 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2018/08/11(土) 15:23:21.09 ID:ZG86LWeA
天文21年(1552)2月26日、細川二郎氏綱とその弟・藤賢が摂津より上洛し、
三好長慶が供奉、翌日に将軍・義藤公(足利義輝)に謁見した。

3月11日、細川氏綱は右京大夫に任じられ管領に補任された。弟の藤賢は右馬頭に
任じられる。時に三好長慶、天下の権を執る。

この時、三好の家人・松永弾正忠久秀は、長慶の長男・義長(義興)の乳母と嫁して
諸事を沙汰した。その奢りは甚だし。長慶はこの松永を京都に留めて万事を下知した。

松永は西岡の凡下の者であったが方々に移り変わり、終いに三好に仕えるに至って
内縁に懸かることはこの如し。

6月10日、越前国主・朝倉左近将監延景が上洛し、将軍家(義輝)に謁見した。
延景は偏諱を賜って義景と号した。

義景は実は近江佐々木の管領・佐々木氏綱朝臣(六角氏綱)の二男で、朝倉弾正忠
孝景がこれを養子とした。

7月8日、朝倉義景は帰国、この時に左衛門督に任じられ従四下に叙された。義景は
近江に滞留し、浅井下野守久政の館・小谷の城において軍事を評論した。

(久政曰く)「今の世に武道に正しき将なし。運に乗じて一旦の功ありといえども、
後代、武の亀鑑に備わるべき者なし」

義景曰く「我が武は子孫の繁栄をもたらすとしても、私自身は非道(正道ではない)
なので身を立てることはないであろう」

(今世武道に正しき将なし。運に乗じて一旦功ありといふども、後代亀鑑に備ふべき者
なしと、義景曰、夫れ吾が武は子孫の繁栄を能くすと雖も、非道にして身を立てずと。)

――『浅井日記』


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コメント

  1. 人間七七四年 | URL | -

    (久政曰く)「今の世に武道に正しき将なし
    義景曰く「我が武は子孫の繁栄をもたらすとしても、私自身は非道

    ????「じゃけん、薄濃にして酒の席の肴にしましょうね〜」

  2. 人間七七四年 | URL | -

    ※1
    なお、古代中国では相手への敬意を表す扱いだった模様。
    但し室町期の日本では知らん

  3. 人間七七四年 | URL | -

    爆弾正「俺は常に正しい!」

  4. 人間七七四年 | URL | -

    ※3
    正しいルート(人生)→茶器と焼死
    正しくないルート→?

  5. 人間七七四年 | URL | -

    ※4
    茶器と爆死

  6. 人間七七四年 | URL | -

    越前の狂犬「俺は常に正しい!!」
    (同じ台詞でも差が激しいな)

  7. 人間七七四年 | URL | -

    米4
    平グモちゃんが天下を統一

  8. 人間七七四年 | URL | -

    ※6
    政宗「俺は常に正しい!!」
    悪久「俺は常に正しい!!」
    スターリン「俺は常に正しい!!」
    確かに同じ台詞でも差が激しいな

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