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西国の名門・大内氏の滅亡顛末・悪い話

2009年02月01日 00:01

108 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/01/31(土) 22:31:18 ID:LT8QrkMa
>>46
こうして義隆を自刃させると、晴賢は大友義鎮(宗麟)の弟を「大内義長」として
傀儡当主に据えて家中の実権を握るが、この体制はさほど長くは続かなかった。

まず前々から仲の悪かった杉重矩(豊前守護代)との対立が再び表面化。
晴賢は合戦の末に重矩を長門にて滅ぼすが、今度は石見で吉見正頼が挙兵。
これに呼応した毛利元就に散々翻弄されたあげく、安芸厳島でついに敗死したのは
よく知られている通り。

さて晴賢の死後も大内義長は健在だったが家中をまとめきれず、毛利による
急激な侵食に対処しきれずにいた。

そんな折、杉重輔が陶氏の富田若山城に突如攻め入り、晴賢の嫡男である
陶長房らを討ち取ってしまった。
陶一族を滅ぼすことで父親の敵討ちと毛利との関係修復を同時に実現しようと図ったものだったが、
当然これは大内義長の関知していない勝手な独自行動であった。

この杉重輔の行動に怒ったのが陶長房の叔父にあたる内藤隆世(長門守護代)。
内部対立にうろたえる大内義長の仲介もどこ吹く風で両者はついに山口の町を舞台に
市街戦に突入、
激戦の末ようやく内藤が勝利を収めた頃には栄華を極めた大内文化の中心地は
焼け野原となってしまった。

毛利への恭順姿勢を示していた杉重輔の死は毛利元就の防長侵略に
さらなる口実を与えてしまい、大内家中はますます動揺。
内藤氏においても毛利隆元の妻を姉に持つ内藤隆春が早々と大内を見限り、
隆世ら大内派との分裂が発生してしまう。

ついに長門の西端にまで追い詰められた内藤隆世は大内義長の助命を条件に切腹するが、
義長の実兄である大友義鎮(宗麟)は大内氏秘蔵の茶器ばかりを所望し、
弟の命にまるっきり興味を示さなかったので元就は約束をあっさり反故に。
西国の名門・大内氏はこんなグダグダな顛末で滅亡に追い込まれた。




109 名前:人間七七四年[] 投稿日:2009/01/31(土) 22:55:05 ID:VeTYbYBv
>>108
なんか一連の流れが風が吹けば桶屋が儲かるみたいだなw

125 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 09:05:04 ID:MUtiDSPd
>108なんつーか、悲しい話だね。

大内の中国地方旧領を踏襲した毛利も同様に
「守護代、地つきの有力国人が強くて(名目上の)当主のいうこときかない」体制で
行っちゃったんだよな…

元就が井上元兼一族をあらかた誅殺してもまだ
TERU元の関ヶ原前夜には一門の両川すら宗家と別々の対応してみたり。


127 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 10:22:11 ID:qhVgki0b
大友宗麟が大内家に弟を送りこむこと自体、傀儡であることは
わかっていたはず。
この時期の陶氏は、権謀術数におぼれすぎたよね。

大友宗麟は、弟を見殺しにしたわけだけど、肥後でガタガタやっていたし
家臣の反乱で援兵も出せない。
弟に船で豊後に戻るように説得したが、
兄への意地もあって死地にとどまってしまった。

129 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 11:24:59 ID:Jvh/zw4P
>>108
大内滅亡後に、大友宗麟は義隆のいとこの大内輝弘を擁立して山口に侵攻させたんだよな。
もはや大内ブランドは通用せずに、毛利に敗退しちゃったけど。

130 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/01(日) 11:34:01 ID:GBCzcqgE
>>129
そして大友ブランドの確立に必死杉て加判衆に怒られたりする

279 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 12:33:37 ID:zAhjTsct
>>129
大友宗麟にたぶらかされて寡兵で御家再興夢見て散った大内輝弘と

毛利輝元にたぶらかされて寡兵で御家再興夢見て散った大友義統が恐ろしくかぶってる…

大友はまだ命拾いはしたからマシなのかな?

284 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/03(火) 13:15:25 ID:Eo2ZDD8e
>>279
小説の話だけど、遠藤周作の「王の挽歌」ではその二人を重ね合わせて描いているな
あと輝弘を義長(晴英)にも重ね合わせていたりする
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